番外編 NHK「チコちゃんに叱られる!」チコちゃんが新語・流行語大賞授賞式に登場。投げかけた疑問は?
18年12月3日に行われた「2018ユーキャン新語・流行語大賞」発表の舞台にNHK「チコちゃんに叱られる!」のメインキャラクターであるチコちゃんが登場。舞台上ではNHKの元アナウンサーである宮本隆治さんに流行語トップテン入りのワードとなった「ボーっと生きてんじゃねーよ!」を炸裂させて一喝する場面も。
ということで、18年12月3日に発表された「2018ユーキャン新語・流行語大賞」からチコちゃんの出演の様子について詳しく見ていく事にしましょう。
スポンサーリンク出演者
※チコちゃんとやり取りがあった人のみ掲載
- 宮本隆治
- トーマスサリー
- 室井滋
- 姜尚中
- チコちゃん(声:木村祐一)
- 金田一秀穂(ちょっと関連?)
チコちゃんの登場シーン
動画はコチラ。
まずは冒頭のチコちゃんについての紹介文。なかなかの長文です。
トーマスサリー「番組に登場するやけに頭の大きな不思議な動きをする女の子、チコちゃんは5歳だと言います。5歳と言うと『なぜ?どうして?』といちいち質問してくるお年頃。そんな子どもにきちんと正しく説明できたことがこれまであったでしょうか?このごまかし続けてきた大人の怠慢を正すべくチコちゃんは5歳児代表として素朴な疑問をぶつけ、浅い回答でお茶を濁そうとする大人に喝を入れるのです。チコちゃんの怒りの迫力はレストランで会話するマダムさえ『あら。こんな事言ってたらチコちゃんに叱られちゃうわ。』と恐れるほど。スピード重視の昨今、ネットニュースだ、SNSだで溢れかえり、どんな疑問も『OK Google!』と問えば数秒で答えを教えてくれる便利さにどっぷりと浸かって毎日を送っている人。チコちゃんに『ボーっと生きてんじゃねーよ!』と一喝してもらわなければなりません。」
宮本隆治「受賞者はチコちゃんでーす!」
扉を開いて登場はご存知、チコちゃん。
すると番組のオープニングにも使われているBGMのカリキュラマシーンのテーマが鳴り響きます。番組で使用されているバージョンとは少し違うものが流れていますね。
以前にTGC(東京ガールズコレクション)のランウェイに登場した時と同じ雰囲気のチコちゃん。
以下の動画では真横に立つ木村祐一さんがチコちゃんに生アテレコを披露するシーンも。非常に貴重な場面ですね。【登場シーンは3:00ごろから】
チコちゃん「どうもーチコです!永遠の5歳です。よろしくお願いしまーす!」
番組冒頭でチコちゃんがいつも言うお決まりの挨拶文ですね。
宮本隆治「永遠の5歳ということはユーキャン新語・流行語トップテン最年少ですよね。」
そして選考委員である室井滋さんから表彰盾を受け取るチコちゃん。盾を渡す時に握手しようと室井さんが手を差し出しますが、チコちゃんはお辞儀をして視界に入らなかったようで華麗にスルーw
起き上がって改めて握手。
スポンサーリンクチコちゃん「やったー!ありがとう~!」
宮本隆治「チコちゃんなんか私たちに質問があるんでしょ?」
ここでチコちゃんからの疑問は、
チコちゃん「ねぇねぇ。『あす』と『あした』は何が違うの?」
宮本隆治「『あす』と『あした』の違い?漢字検定2級、サリーさん?」
トーマスサリー「えっ?読み方が違うだけじゃないって事ですよね?」
宮本隆治「話し言葉と書き言葉の違い・・・なのかな?分かりませ~ん。」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
いつもであれば“やけに大きな頭”をさらに大きくして真っ赤になって湯気も吹き出しながら一喝するチコちゃんですが、今日は大人しめにお叱り。
宮本隆治「言われたましたですね~。」「いやいや・・・」
微妙な間が空いて妙な空気感・・・。
宮本隆治「もう一回言ってくれる?」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
宮本隆治「うわぁ~~。」
二連続で「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は珍しい光景。でも微妙な空気は変わらずw
しかもリクエストに応えては史上初のような。
ここでチコちゃんの出番は終了。
チコちゃん「じゃあねぇ~。バイバ~イ!」
番組当初は視聴者からのおたよりを紹介する「ひだまりの縁側で・・・」コーナーが無かったのでチコちゃんが何やかんやと理由をつけてスタジオを「バイバ~イ!」と言いながら去って行くのが恒例でしたよね。
舞台袖にはけていくチコちゃんですが、幕が狭かったので横向きでギリギリ通過w
宮本隆治「NHKの番組でボーっと生きてんじゃねーよ!という言葉が連発されたのが非常に新鮮でしたよね。」
トーマスサリー「刺激的な言葉ですけど、気持ちいいんですよね。なぜか。」
結局、答えは明かされないままでしたが、
あしたは “次の日の『朝』”を表現するのが本来の意味なんですよね。
つまり「あすの朝=あした」というのが元々の意味。
実は2018年8月17日第16回放送の夏休み拡大版で紹介された疑問なんですよね。
その時の様子はコチラ。
あの時の疑問の解説役で登場したのは杏林大学外国語学部教授で言語学者の金田一秀穂先生。
そしてこの日も選考委員の一員として金田一秀穂先生がいらっしゃったんですよね。そう言う裏事情もあってこの疑問を壇上で披露したんじゃないかな?と思いますね。
記念撮影シーン
受賞者などが勢ぞろいして記念撮影。
チコちゃんは左端。
宮本隆治「チコちゃんも笑顔でございますので、みなさんもチコちゃんに負けないように笑顔でお願いします。」
チコちゃんは笑顔でもないですけどねw
今日はチコちゃんの表情もちょっと硬いようです。
宮本隆治「姜尚中さんが今、チコちゃんの後ろの髪を優しくなでたりしていました。」
チコちゃんの後ろに立った選考委員の一人である姜尚中さんはチコちゃんが気になる様子w
トーマスサリー「チコちゃん5歳児ですからね。」
宮本隆治「はい。最年少です。」
トーマスサリー「元気いっぱいポーズも沢山変えながら。写真撮影臨んでおります。」
手を広げてパーの形だったり、ピースサインが多めだった様子のチコちゃん。
という事で本編の次回放送(第30回)は、
12月7日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
12月8日(土) 朝8:15スタート
になっていますね。
これをきっかけにチコちゃんを知ったという方は是非チェックしてみてくださいね。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。