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第65回 NHK「チコちゃんに叱られる!」学ランにカラーを着ける理由、なぜ紙で指を切るととても痛い?


19年10月4日放送の第65回 NHK「チコちゃんに叱られる!」で紹介された疑問は、なぜ学ランに白いカラーを着ける?なぜ紙で指を切るととても痛い?というもの。最多12回目のゲスト出演で遂に初チコりを達成して有頂天の大竹まことさんだったり、エンディングのひだまりの縁側で・・・コーナーで1日文化庁長官を見事に勤め上げたキョエちゃんとコントにノリノリの宮田長官だったりw

ということで、19年10月4日に放送された第65回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。

※本記事では番組後半に紹介された2問をまとめておりますので前半の2問は別記事でフォロー。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】小林麻耶、大竹まこと

【VTR】かたせ梨乃

チコちゃんの疑問その3

なぜ詰め襟の学生服に白いカラーをつける?

3問目は笑いながら入るいつものパターンでスタート、

チコちゃん「麻耶ちゃんは本当にそのままの人なんだろうか?」「ごめんなさい。ちょっと心の声が。」

指名は、この中で一番学生時代制服をオシャレに着こなしていたステキな大人ってだ~れ?

ネクタイを結び直してあからさまにアピールの大竹まことさんw

大竹「呼んだかい?」

最近ではブレザーの学校が増えて来たものの、全国の中学校の50%以上は詰め襟のいわゆる学ラン着用。

その学ランには襟の内側にカラーと呼ばれるパーツが付いていますが、

出された疑問は、

なんで詰め襟の学生服に白いカラーをつけるの?

大竹「もう一回言ってみな!」

ケンカ腰w

不機嫌ながらも答え出すと、口元に正解マークとピヨピヨ音。これは大竹まことが遂にチコった!?

チコちゃん「つまんねーヤツだな~。」

一気に不機嫌顔からえびす顔で解答席を飛び出す大竹まことさんw

大竹「チコ!どうした!」「どうした!x 3」「やったー!」

もろ手を挙げてガッツポーズ。

大竹「優勝!」

岡村「優勝とかないですけど!」

最多12回目のゲスト登場にして初めてチコった大竹まことさんは嬉しそう。

大竹「呼んだか?笑」

またネクタイを結び直す仕草でドヤ顔。

大竹「よぉし!孫たち見てるか!チコに勝ったぞー!」

勝ち負けじゃないですw

チコちゃん「当てて嬉しそうすぎると何か大人げないわよ。」

今回も漢字問題は省略なので疑問と漢字問題両方解答のパーフェクト解答のチャンスは訪れず・・・。うーん残念。

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何となく詰め襟を着ていた人が多そうという理由でJR蒲田駅でインタビューw それでも答えは出ず。

そういえば、校則でカラーを着けないと怒られていましたよね。

そしてチコちゃんの答えは、

下に着るシャツに襟がなくてもいいように

答えを知っていたわけでは無く「別に何にも考えてなかった。笑」と大竹まことさんw

大竹「この中で一番驚いているのが俺!笑」

解説は「首が無いのに。」とサラッとチコちゃんをディスりつつ登場の佐野勝彦さん。

以前「卒業式で第二ボタンをあげるのはなぜ?」の疑問にもご登場でしたね。

19年3月8日に放送された第41回の事。

いわゆる詰め襟で金ボタンの、俗にいう学ランと呼ばれる学生服のルーツは明治19年に制定された東京帝国大学 (現在の東京大学)の制服。

そもそも詰め襟の歴史は古く、18世紀のヨーロッパでは軍隊の制服として採用されていました。

例えばこんな動画。

その目的の一つは「男らしく凛々しく見せる為」でした。

首に高い襟が付いていると顔が下がらず、堂々と男らしく見えたんですね。

そして軍服の下には相手に敬意を払うために襟付きのシャツを着るのが正装とされました。

中に着るシャツは襟が立ったものでしたが、その後にシャツの襟は汚れたら交換できる取り外し可能なものに変わって行きます。

それと共に形状もウイングカラーやラウンドカラーなどのバリエーションが生まれます。

そしてここで一つの疑問。

なぜ東京帝国大学は詰め襟を制服として取り入れたのか?という事。

それは当時(明治19年)日本唯一の大学である東京帝国大学は超エリート校であり、帝国大学生は他の人の模範となるべく威厳がある引き締まった顔と態度が求められたから。

それには男らしく見える軍服を元にした詰め襟がうってつけだったんですね。

そこから白い襟付きのシャツを着た学生服はエリートの証になっていき、詰め襟の学ランは羨望の的でした。

その後戦後になると教育制度も変わって学校の数も増え、制服を着る学生も自ずと増えてきます。

すると学ランを制服とする学校が多く誕生するのですが、そこで問題が一つ。

それが、襟元を見ると貧富の差がハッキリしてしまうという点。

家庭の事情で白い襟付きのシャツが揃えられない生徒が詰め襟を着ると首元からシャツが無いことが一目瞭然。

であれば最初から制服に襟っぽいものを着けてしまえばいいという発想で生まれたのがカラー。

カラーが白い襟の代わりに外に見えていますので中にシャツを着ていなくても問題ナシ。

佐野さん「シャツのヤラセみたいな事ですけどね。笑」

微妙な表現w

かつては布製のカラーもありましたが、汚れやすいという難点があったために安くて汚れにくい樹脂製のカラーへ変化。

その後に変形学生服が流行したために、その対策としてブレザーが制服として導入されたりと紆余曲折。

また、今では詰め襟の学生服でもカラーが無いタイプも登場。

ちなみに現在カラーを作っている工場は日本でただ一軒なのだとか。

現在の生産数はピーク時の20分の1以下。

という事でコチラが結論。

詰め襟の学生服に白いカラーがついているのは下に着るシャツに襟がなくてもいいように

でした。

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男の子が男らしく見える時ってどんな時?という質問には、

チコちゃん「質問に答えられてもスタジオ中を歩き回らないような人がいいかな。」

大竹「そんな人いるの!?」

あなたですw

ちなみにカラーについては昭和初期に軍服・警察の制服・一部の学生服に使われていたとか。

チコちゃん「じゃあもう一度スタジオ中を歩き回った映像をご覧ください。」

大竹「嫌味か!そりゃ。当てちゃったことに対する嫌味か!」

また解答席から降りて行く大竹まことさんw

3問目の後はにらめっこコーナーへ。

蛇使いに扮して笛を奏でるチコちゃん。カゴからはキョエちゃんが飛び出してバカー!

18年11月16日に放送された第28回の再利用ですね。あの時も大竹まことさんがゲストの回。

チコちゃんの疑問その4

なぜ紙で指を切るととても痛い?

4問目の指名は、この中で一番指先が繊細でステキな大人ってだーれ?

手がアチコチに動く小林麻耶さんという事で解答者に。

ここでチコちゃんの疑問は、

なんで紙で指を切るととても痛いの?

指を近づけるチコちゃんに合わせて指を合わせようとする小林麻耶さんw

チコちゃん「何してんの?」

結局、紙は薄いから痛いという答えですが、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

銀座でインタビューしてみますが答えは出ず。

チコちゃんの答えは、

ノコギリで切られた感じだから

解説は筑波大学の江前敏晴教授。

紙の縁にその秘密があるという事なので普通のコピー用紙を顕微鏡で拡大してみると、

その縁はギザギザ。

紙は繊維が結合してできたものなので紙の縁には繊維の切れ端が出ていたりするんですね。

コチラがYouTube動画。

その他にチラシなどに使われるスベスベしたコート紙も拡大すると縁はギザギザ。

このギザギザした縁で指を切るという事はナイフというよりかはノコギリで切るのに近い感覚。

ナイフで切った場合は刃には何も残りませんが、ノコギリだと切ったものの断片が刃にこびり付きます。

これはノコギリの歯が対象物を削り取っているんですね。

切られたのが指だとしたらかなりの痛みなのは想像しやすいですよね。

では紙で指を切った時にどれほど削れてしまうのかを実際の指を使って実験。

協力してくれるADさんを募りますが、誰も挙手せずw

岡村「これ一歩間違えたら問題なるよ!笑」

流石にADさんの指を実際に切ってみるという狂気の実験はコンプライアンス的にもマズいので魚肉ソーセージを使って実験。

最初からそうしてくださいw

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ということでソーセージを紙で切ってみて肉に反応する試薬をつけて顕微鏡で観察。

すると紙の縁には肉の反応がアチコチに。

これが皮膚だとしたら・・・。

さらに指を紙で切ると痛い理由はもう一つ。

指はより敏感である必要があるので神経が沢山集まっているからという説明をしてくれるのはもう一人の解説役、昭和大学の岡本健一郎教授。

指は物を掴んだり、熱い・柔らかい・湿っているなど様々なものを感じる重要な器官。

さらに指は生活するうえで常に使い続けて刺激を受けるので傷口が治りにくく、ずっと痛みを感じてしまうというのもポイント。

ということでコチラが結論。

紙で指を切るととても痛いのはノコギリで切られた感じだから

でした。

「チコちゃんが今までで一番痛かったことって何?」と江前教授と岡本教授がコラボした質問。

チコちゃん「(ダウンタウン)浜田のゲンコツ。」「嘘で叩く時も痛いからね。あくまでもツッコミで御座います。」

いつかゲストで出演なんて事は・・・無いでしょうねw

チコちゃん「まこっちゃんは何かちょっと分かってた感じ?」

大竹「年とってからアチコチ敏感じゃなくなってるから。俺どっか切った、血出てるけどこだ?みたいな。」

チコちゃん「そんな・・・あんた!なに!?新境地開拓したわね!」

ここにきて新しい芸風w

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ひだまりの縁側で・・・コーナー

エンディングは視聴者からのおたより紹介のコーナーのハズですが・・・今日はキョエちゃんのおしごと企画。

今回はなんと「一日文化庁長官」という大役のオファー。

「出張!キョエちゃんのおしごと ~一日文化庁長官編~」第65回 NHK「チコちゃんに叱られる!」「出張!キョエちゃんのおしごと ~一日文化庁長官編~」

チコちゃん「キョエちゃん行って来たの?」

キョエちゃん「モチのロン!メンタンピンドラ1のピンピンロクでーす。」

麻雀用語連発のキョエちゃんw

メンタンピンはリーチ・タンヤオ・ピンフの役の事でピンピンロクは11600点の事ですね。

でも麻雀経験については、

キョエちゃん「やんない。やんない。悪い大人にそう言えって言われた。面白いからって。面白い?イヤッハッハッハ!」

岡村「テンション上がってるけど大丈夫やったの?」

キョエちゃん「大丈夫。大丈夫。」「VTR~回転~!」

VTR振りは絶対に所ジョージさん風w

国会議事堂前を「バカー!」と言いながら通り過ぎて「キョエ、霞が関行って来たー!」と言いながら総務省前、経済産業省前を華麗にスルー。

そして到着したのが文化庁。一緒に文部科学省とスポーツ庁が入っている建物ですね。

入り口で「すみません・・・あの・・・カラスなんですけど?」と付き添いのスタッフさん。

岡村「Tシャツで行ってるやんか・・・笑」

警備員さんはキョエちゃんを見るなり「はいどうぞ。お伺いしています。」と快く対応。

文化庁は文化の振興、文化財の保存・活用を図ることを任務としています。

続いては前回の放送でおたよりが紹介された文化庁長官の元へ。

「うわ!?こんにちは~!キョエちゃん。本物だ!」と陽気にお出迎えしてくれたのは文化庁長官宮田亮平さん。年齢は5歳という紹介w

元東京藝術大学学長で東京駅の「銀の鈴」の作者。他にイルカをモチーフにした作品「シュプリンゲン(飛翔)」で知られる著名な金工作家という経歴の持ち主。

キョエちゃんの挨拶の一言は「バカー!」

「すみません。あの・・・大好きだよっていう意味なんで・・・。」とすぐさま御付きのスタッフがフォロー。

でも宮田長官はリアクションをとったりしてニコニコ顔でノリノリ。バカーと言われて「やったー!」とガッツポーズまでw

さて、まずはキョエちゃんに一日文化庁長官のオファーを出した理由から伺ってみると、

日本の文化・芸術を沢山伝えたいという思いと、芸術は一見難しそうに感じられても実は「人々は全て芸術家」という信念をお持ちの宮田長官なので、それを是非キョエちゃんに発信してもらいたいからとの事。

キョエちゃん「とてもよく分かりました!」

そして委嘱状を手渡しというか“口ばし渡し”されるキョエちゃん。

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キョエちゃんのおしごとスタート

文化庁長官のデスクに座って最初のお仕事は、

文化庁長官のおしごと その1「承認・決済」

次々に決裁書を持ってくる職員の皆さん。表紙にはキョエ長官という文字もw

まずは食文化の新興について。

キョエ長官「いいと思います。」

続いては天然記念物の保護開始100年を記念した広報の決裁書。

キョエ長官「すてきですねー。」

岡村「何かパターン化されてんなぁ。笑」

ちなみに応援大使に岡村さんを推す職員さんですが、

キョエ長官「却下!」

岡村「おい!デッカイ仕事入りそうやったのに!」

次はチコちゃんも参加した事があるメディア芸術祭について。

次回のメディア芸術祭のアンバサダーに岡村さんを推す職員さんですが、

キョエ長官「却下!」

宮田長官「流石、決断力の速さ。素晴らしいと思います。」

キョエちゃんの側についてただのイエスマンw

続いてのお仕事は、

文化庁長官のおしごと その2「企画会議」

小規模な会議に議長として出席するキョエちゃん。

東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて日本文化を世界に発信する為に日本博などの様々な事業を支援するのも文化庁の役割。

キョエ長官「いいと思います。」

宮田長官「お~!なかなか言ってくれないよ~?」

キョエ長官の腰巾着w

岡村「長官がノッてるから従わなしゃーない!笑」

次なるお仕事は、

文化庁長官のおしごと その3「視察」

文化庁が入っている建物は昭和8年に建設されていて国の有形文化財に登録されている貴重な建物。

さらにその傍らには1636年に建設された江戸城外堀跡の石垣が現存。

岡村「こんなんタモさんがめっちゃ好きなヤツちゃうん?」

いつかブラタモリとのコラボも見てみたいw

この石垣は文化庁を訪れればどなたでも間近で見られるそうです。

このような文化財の視察も長官のお仕事。

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そして最後に大切な締めくくり。

文化庁長官のおしごと その4「館内放送」

時間は午後4時30分。

宮田長官「みなさん!お疲れ様でした。キョエちゃん。一言お願いします。」

キョエちゃん「キョエです。文化庁も働き方改革。早く帰ろー!」

館内放送で働き方改革を訴えて最後のお仕事終了。

宮田長官「キョエ長官、今日は一日ご苦労様でした。」「一緒にやっていきましょうよ!どうですか?」

キョエ長官「まかせてー!」

宮田長官「ありがとう!」

岡村「これすごいな。ホンマに。笑」

最後に庁舎を後にして「ブンカー!」と鳴くキョエちゃんw

VTRが終わると委嘱状をくわえたキョエちゃん。抜き取ると「ブンカー!」の鳴き声w

岡村「どうやったの?キョエちゃん的には。」

キョエちゃん「宮田ちゃんがいてくれたし、超楽しかった!お仕事たくさんあったけど、宮田ちゃん超優しかったし。」

岡村「宮田ちゃん、宮田ちゃんって言いなはんなや!長官やで!」

同じ庁舎には文部科学省も入っていましたが、そちらの広報官の方にも「ウチにも是非!文科省も是非!」と熱烈オファーを受けたとの事。

岡村「特番やろ!もうそうなってきたら。」

こうなってくると聖火点灯のセレモニーもキョエちゃんが担当する事になりかねないと警戒する岡村さんw

世界の人々からしたらあの黒い鳥のキャラ何なん?ってなるでしょうけど。

キョエちゃん「キョエね、言われたらどこにでも行く行くー!」

キョエちゃんだけではなく、岡村さんやチコちゃんにも是非オファーをという事で、

おたよりのあて先は、

〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て

※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。

番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan

ですね。

普通のおたよりももちろん募集中。

岡村「あの~長官クラスの方からの。笑。依頼もね。必ず5歳って書いてくださいね。」

キョエちゃん「芸術は・・・ドーン!!」

岡村「爆発だー!」

チコちゃん「岡本太郎先生ね。」

最後のメッセージは、

チコちゃん&岡村「僕たちへの依頼もお待ちしています!」

締めの言葉は、

キョエちゃん「キョエ、もっと欲しい~!」

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次回放送予定の疑問は?

次回放送予定は、

19年10月11日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)

19年10月12日(土) 朝8:15スタート(再放送枠)

登場予定ゲストは、

共に初登場となる氷川きよしさん、ハイヒール・モモコさんのお二人。

チコちゃんの声の正体である木村祐一さんと岡村さんのお二人にとっては吉本の先輩にあたるモモコさんの登場なので一波乱ありそうな予感w

放送予定の疑問は「関西と近畿」「メロン」「食欲の秋」「水」に関するものが出題予定で、

  • 近畿と関西の違いってなに?

の疑問が登場予定。

また、ひだまりの縁側で・・・コーナーではキョエちゃんから結婚に関する鋭い質問が飛ぶそうですが果たして?

という事で次回も楽しみです。

前半の第1問、第2問はコチラの記事で。

また、当日に放送されたニュースウオッチ9にゲスト出演したチコちゃんの様子はコチラの記事で。

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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