What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

奥川恭伸がプロ1年目に読んでいた本3冊のブックリストは?野村克也氏や箕島対星稜の本?


20年1月5日に放送されたフジテレビ系「S‐PARK」ではプロ1年目のルーキーイヤーを迎える東京ヤクルトスワローズ所属の奥川恭伸が選手寮に入寮する様子が映っていましたが、そこで奥川恭伸が手に持っていたのは3冊の本。ではその3冊とは一体どんな本だったのでしょうか?

番組の放送内容をもとにその謎に迫ります。3球団の競合の末にヤクルトのドラフト1位でプロ入りが決まった大型ルーキーが参考にするバイブルとは?

スポンサーリンク

名誉監督から贈られた3冊

ヤクルト戸田寮で多くの報道陣に囲まれていたのが大型ルーキー、奥川恭伸。

故郷の石川県を離れ初の寮生活に関しては「すごくワクワクしてます。」と笑顔でインタビューに答えていましたが、寮の自室のベッドで手にしていたのは3冊の本。

なんでも、母校である星稜高校野球部の山下智茂名誉監督から贈られた本だそうですが、

それが、

  • 野村克也著「野球論集成」
  • 森信三著「10代のための人間学」
  • 松下茂典著「神様が創った試合―山下・星稜VS尾藤・箕島延長18回の真実」

の3冊。奥川恭伸がプロ1年目に読んでいた本3冊のブックリストは?野村克也氏や箕島対星稜の本?

奥川恭伸「山下名誉監督からいただいた本です。」

山下智茂名誉監督といえば松井秀喜なども育て、通算で春夏合わせて甲子園出場25回、準優勝1回を誇る名将。

贈られた本には「耐えて勝て」というメッセージと山下名誉監督の署名が添えられているようですね。

奥川恭伸「(星稜高校に)入学した時から教わっていた言葉なのでこれをしっかり胸にとめて頑張って行こうと思います。」

贈られた3冊について

野村克也著「野球論集成」奥川恭伸がプロ1年目に読んでいた本3冊のブックリストは?野村克也氏や箕島対星稜の本?野球論集成

画像はAmazonから

指導者としての任を終えた後もなおも球界のご意見番として支持されているノムさんこと野村克也氏の書籍。

書籍について、

「私にとって最初で最後の実践向け野球書。プロ野球関係者だけでなく、野球を愛し、楽しんでいるすべてのひとに届けたい」

という風に野村克也氏は自ら語っていますが、多く出版されている野村克也氏の野球関連本では同じネタが繰り返し登場したりという重複が結構あったりするのはファンなら有名な話w

それでも山下名誉監督がルーキーイヤーに合わせて奥川恭伸に贈ったという事は野球の実践書として有用である判断に基づいているはず。

書籍内では「投手論」という項目もあるようですし、名キャッチャーとして名を馳せた野村克也氏の含蓄ある言葉はプロ生活を送る上できっと役に立つはずですよね。

実際に書籍レビューによると「技術書として使える」という感想がチラホラ確認できますので野球のイロハを学ぶには適しているのかもしれませんね。

2017年発売の書籍で本としての人気としてはそこまで高い印象では決してなく、アマゾン上の書籍の売れ筋ランキングでは、

20万位~2万位を行ったり来たりという状態。

ただ「S‐PARK」で奥川恭伸が手にしている姿が放送された影響だと思われますが、テレビ放送直後は

9775位

と一気に躍進しているようですね。

スポンサーリンク

森信三著「10代のための人間学」奥川恭伸がプロ1年目に読んでいた本3冊のブックリストは?10代のための人間学

画像はAmazonから

2冊目は野球とは直接関係ないものの、高校卒業直後という奥川恭伸の年齢を考慮した選書になっている印象ですね。

長いようで短い人生を送る上で10代のうちに人生の土台をいかに築くか?に焦点をしぼって書かれているのが特徴。

ただ、大人が読んでも為になる本という書評もチラホラ見かけるので全年齢対応と考えても良いかもしれません。

「あいさつ」「清掃」という生きる上での基本のキから、「責任」「自律」「耐忍」というチームミーティングでも語られるような内容だったり、コーチからそう指導されてもおかしくないような内容も触れられているようですね。

コチラは2011年発行という事もあってアマゾン上の書籍の売れ筋ランキングでは、

35万位~1万位を行ったり来たりという状態。

これまで何度か急激に脚光を浴びる時期あったようで、記録に残っている分で売れ筋ランキングで1000位ぐらいになった事も。

ちなみに放送直後のランキングでは30万位から23232位にジャンプアップしているようですね。

松下茂典著「神様が創った試合―山下・星稜VS尾藤・箕島延長18回の真実」奥川恭伸がプロ1年目に読んでいた本3冊のブックリストは?神様が創った試合

画像はAmazonから

そして3冊目は思いっきり星稜高校に寄せた内容のチョイス。

1979年8月16日に行われた和歌山県の箕島高校 vs 石川県の星陵高校戦は延長18回の死闘の末に4対3のスコアで箕島高校が勝利したわけですが、高校野球史に残る伝説の一戦としてオールドファンのみならず若い世代でも有名。

YouTube動画。

当然、山下名誉監督もこの時に采配を振るっているので当事者の一人。

ドキュメンタリータッチで書かれている書籍ですが発行年が2006年という事もあって既に絶版になっているようですね。

アマゾン上の書籍の売れ筋ランキングでは絶版状態なのでどうしても注目度は下がり、

90万位~5万位を行ったり来たりという状態。

伝説の一戦として今でも時折ネタになるので再脚光を浴びる度にその都度人気が少し上がる印象。

こういった書籍の場合は中古本だと値段が高騰したりという事もあるので、近くの図書館で蔵書検索してみるのも一つの手ですね。

近くの図書館に無い場合は取り寄せしたりも出来るので一度問い合わせてみるのがオススメです。

ちなみに番組放送直後は売れ筋ランキング89万位から一気に9716位に急上昇していますね。

という事で以上、奥川恭伸がプロ1年目に読んでいた書籍3冊のブックリストでした。

 - スポーツ

スポンサーリンク