第85回 NHK「チコちゃんに叱られる!」三角形のサンドイッチが多いのはなぜ?なぜ泉大津市は毛布日本一?
20年3月27日放送の第85回 NHK「チコちゃんに叱られる!」で紹介された疑問は、三角形のサンドイッチが多いのはなぜ?というもの。また、今回で一応の完結となった「第7回日本全国岡村の嫁探しの旅」ではキョエちゃんが大阪府泉大津市を訪問し「泉大津市が毛布生産日本一になった理由は?」という疑問が登場。
ということで、20年3月27日に放送された第85回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
※本記事では番組後半に紹介された疑問をまとめておりますので前半の2問は別記事でフォロー。
スポンサーリンク出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】森七菜、西川貴教
【VTR】山西惇、松永玲子
休憩中(働き方改革のコーナー)
第7回 岡村の嫁探しの旅 泉大津市
今回も継続して、
「キョエちゃんが行く!日本全国岡村の嫁探しの旅」
第7回は大阪府泉大津市を訪問。
ナレーションでは「オリンピックイヤーに金メダル婚を“したかった”岡村さんの想いを受けて」と東京オリンピックの延期が決定した事を受けての若干の訂正w
泉大津市には好きな相手と一生添い遂げたいと考えるロマンチックな女性が多いとか。
早速、岡村さんの結婚相手を探すキョエちゃんですが、もうすぐ結婚間近で両家の顔合わせの帰り道の女性にアプローチするという凡ミスw
とここでキョエちゃんが見つけたのが「毛布のまち」という看板。
泉大津市には毛布業界を取りまとめる日本毛布工業組合があるそうですが、なぜなら国産毛布のシェア90%以上を誇るのが泉大津市だから。国産毛布の生産量断トツ日本一。
これらは泉州毛布と呼ばれていて年に一回は毛布まつりという催し物が開かれていたり、過去にはミス毛布コンテストも開かれていたとか。
という事でここからが本題の工場見学。
まずは毛布の織り工程を見学しますが、そこには8時間で毛布20枚分(生地40m)を織るという機械が。
そして織り上げた生地に針布(しんぷ)を通して毛羽立たせる起毛の工程へ。
針金のような細い金属を打ち付けた布であえて毛羽立たせる事で毛布独特の風合いを出す大事な工程ですね。
その後は裁断、縫製を行って完成。
ところで気になるのが「なぜ泉大津市は国産毛布の生産量が日本一になったのか?」という疑問。
そのきっかけは外国人が身に着けていた赤ゲット。
明治初期には来日した欧米人が赤ゲットと呼ばれる羊毛のブランケットを着こなしているのを見て、それをマネて作ろうとしたのが日本の毛布の始まり。
ただし、当時は羊が泉大津市にはいなかったのでその代わりに綿を使う事に。
泉大津市は砂地のために稲作には向かず、その代わりに畑で綿花を栽培していたんですね。
ここで工場見学は終了しますが「準ミス毛布」を紹介してもらえる段取りにw
準ミス毛布という響きに「準っていう所がまたリアル。グランプリじゃなくて。」とテンションアップの岡村さんw
というわけで準ミス毛布を訪ねると現れたのは現在はジュエリー会社社長という藤原華子さん。
失礼を承知で年齢を伺うと48歳で岡村さんの1歳年下。
キョエちゃん「この男と結婚してくれませんか?」
藤原さん「出来ます。」
岡村「えぇ!?」
まさかの前向きなご返答ですが、
藤原さん「多分ウチの子たちも大好きなんで。」という言葉。
実はバツイチで3人のお子さんのお母さん。
最後に「是非お嫁にもらってください!よろしくお願いします!」と逆プロポーズで熱烈アピール。
遂に有力は候補を見つけたので「キョエちゃんの旅は完結」。
これまでは「つづく」で〆ていましたが今回は「完」の文字。
これで嫁探しコーナーという名を借りた工場見学&日本一の産地探訪コーナーは一旦終了みたいですね。
ナレーション「岡村さん。おめでとうございます。」
岡村「ありがとうございます。笑」
キョエちゃんを抱きしめて毛布で眠る藤原さんの画で終了w
VTR終わりには結婚の条件についてチコちゃんからの説明。
藤原さんのリクエストは、
- 毎朝起きるのが楽しみになるような一発ギャグで起こしてくれる事
- 芸能界を引退して私の会社に入る事
岡村「私はギャガーでは無いですよ?ギャグ一個も無いままここまで来ましたから。」「なかなか厳しい条件を突き付けられましたね!」
チコちゃん「この先はもう若い人同士でやってください。」
岡村「誰かに相談のってもらおうホンマに。」
にらめっこコーナーはピエロ姿になって手品を披露するチコちゃん。
ハットからはキョエちゃんの大群が登場。ちなみに流れるのは手品といえばという定番のBGM「オリーブの首飾り」ですね。
原題は「El Bimbo」。
YouTube動画。
オリジナルはコチラ。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その3
三角形のサンドイッチが多いのはなぜ?
3問目は笑いから入るいつものやつですが、
「エール」で〆るチコちゃんw
指名は、この中で一番サンドイッチをパクパク食べるワンパクな大人ってだーれ?
たまごサンドが好きという岡村さんが解答者に。
チコちゃんの疑問は、
なんで三角形のサンドイッチが多いの?
三角形は食べやすい、手で掴みやすい形で、四角形だと置いた時に倒してしまいがちという答えですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
東京・渋谷のパン屋さんでインタビューするも一口目から楽しめるようにという答えだったり、パン屋さん自身も「尖った部分が食べやすいから」という答えで残念ながら不正解。
ということでチコちゃんの答えは、
茂がパンを斜めに切ったから
岡村&西川貴教「しげる?」
自然な疑問w
解説は池袋で飲食店を営む大林芳彰さん。
祖父にあたる大林茂さんが四角形のサンドイッチを斜めに切って三角サンドイッチにしたのが日本に三角形のサンドイッチが広まったきっかけなのだとか。
看板には「手づくり△サンドイッチの元祖の店」という文言も。
イギリスで生まれて明治時代(※年代については諸説あり)に日本に伝わって来たとされるサンドイッチ。
その形は長方形が主流でしたが、昭和25年に大林茂さんが台東区でパン屋さんに勤めている時にある奇跡が起こったのが三角形の謎を解くカギになるとか。
ここで始まったのがTKGことNHKたぶんこうだったんじゃないか劇場。
タイトルは「クリスマスの奇跡 ~サンカクロースがやって来た~」
三角形とかけたサブタイトルw
時は戦争の傷跡が癒え始めた昭和25年。当時33歳だった大林茂役は山西惇さん。
「第27回読売演劇大賞優秀男優賞」という肩書付きw
台東区のパン屋さんで新作開発を担当していた茂さん。
そこで抱えていた悩みがサンドイッチだけが売れ残ってしまうという事。
家に帰ると妻の孝さんがお出迎え。演じるのは松永玲子さん。
売れ残ったサンドイッチのお土産を口にして、その味の良さを褒める孝さん。
でもその味の良さに反してお店ではやはり売れ残るサンドイッチ。
そこである一人のお客さんがつぶやいた「何が入ってるか分かんないし」という言葉にハタと何か閃く茂さん。
そこで作ったのが、横からも中身が見えるようにパンの縁ギリギリまで中身を詰めたサンドイッチ。
ただ、当然ながら食べづらく中身がこぼれてしまうという失敗作に。
改めて「第27回読売演劇大賞優秀男優賞 山西惇」というテロップw
西川貴教「そんなに押す?笑」
そして迎えた昭和25年12月25日のクリスマス。
ホールケーキを切り分ける妻の孝さんでしたが、切った断面にイチゴがない事にこれでもかと取り乱す事態にw
大林孝さん(松永玲子)「詐欺だ!詐欺だ!詐欺だぁぁ~~!訴えてやる!」
怒りに震えて我を忘れる孝さんの演技がやり過ぎてコントw
包丁片手にワナワナしてまるで「鬼滅の刃」の鋼鐵塚さんのような状態w
そこで「切ってみないと中身が分からない」という言葉を反芻する茂さん。
そして茂さんがとった行動がサンドイッチを斜めに切って三角形にするという事。
これが三角サンドイッチ開発の奇跡の瞬間w
さらに具が見えやすいように、それまで箱に入れて売られていたサンドイッチを紙に包んで断面が見えるようにディスプレイの仕方も工夫。
すると大ヒット商品に。
ちなみにパン屋さんに勤めていた時代に三角サンドイッチの特許と三角形の袋の特許の両方を取得したという抜け目のない茂さん。
その後に独立して1961年に自らのパン屋を出店。
サンドイッチの値段は1個約20円で、サラリーマンの平均月収2万円の時代にお店のひと月の売り上げは30万円だったとか。
そしてこの三角形のサンドイッチが日本全国で売られるようになったきっかけが1964年の東京オリンピック。
当時は軽食といえばおにぎりが定番でしたが、世界中の人が集まるオリンピックの会場で三角形のサンドイッチを売りたいと他のパン職人たちが茂さんの元へ殺到。
そこで茂さんは三角形のサンドイッチをもっと世の中に広めたいという心意気から他のパン職人たちにも自由に作る事を許可。
茂さん自身もオリンピック会場でサンドイッチを販売して、1日に約1000個も売り上げていたとか。
ナレーション「だから地球は三角形になったのです。」
というムチャな〆方w
という事でこちらが結論。
三角形のサンドイッチが多いのは茂がパンを斜めに切ったから
でした。
好きなサンドイッチは?という質問には、
チコちゃん「薄っすら味噌とマヨネーズを塗ってチーズ乗せて焼いたサンドイッチがいいわ。」
あえて具が無い食通っぽいチョイス。
TKGについて今回初めて登場した「山西惇&松永玲子コンビ」に今後の期待を寄せる岡村さんw
最後は塚原愛アナの補足。
イギリス発祥のサンドイッチは明治時代(※時期は諸説あり)に日本に伝わり、その時に軍隊料理法という本にレシピが掲載されていたとか。
その当時はハムサンドイッチと牛肉のサンドイッチの2種類のみだったようですね。
TKGのVTRの仕上がりを確認してもらったのがお孫さんの大林芳彰さんでしたが「地球は三角形」のボケを一切無視してVTRの出来を褒めて感動していたという事に改めてツッコむチコちゃんw
スポンサーリンクひだまりの縁側で・・・コーナー
最後はおたよりコーナー。
日本アカデミー賞助演男優賞受賞の岡村さんを紹介するキョエちゃんに上機嫌の岡村さん。
憧れの人(おじさん)について聞かれると岡村さんは高倉健さんというチョイス。
キョエちゃん「なるほどつまり、中尾彬さんには憧れてないって事ですね?」「梅沢富美男さんみたいにはなりたくないって事ですね?「まとめると草野仁さんだけは許せないって事ですね?」「中尾さん、梅沢さん、草野さん、キョエはお三方が大好きでーす!」「以上、助演男優賞岡村隆史の本性を暴くでした!」
勝手に色々ねつ造された岡村さんw
ということで今回のおたよりは、5さい(9さい)の子から。
幼いながら“おじさん顔”が大好きで特に役所広司さんが一番カッコいいと感じているとの事。
これを周囲に言うと「渋いね。」「誰それ知らない。」と言われる事もしばしばだとか。
そんな状況を何とかしたいというお悩み相談。
試しにキョエちゃんに憧れの人について聞いてみると「荒井注。なんだバカヤロウ。」という答えw
お悩み相談についてはクラスにもよく見たら渋い顔のクラスメイトがいるかもという岡村さんのアドバイス。
さらに歳をとって行くにつれて好みのタイプについて年齢差も縮まって来るのでは?とチコちゃん。
実際に岡村さんも若い頃は年上好みでしたが、今ではすっかり逆転現象だとかw
ハッキリと年下好きは公言しない岡村さんは、
岡村「仲良く出来たらそれでいいです。ですごく怒って来ない人。布団の中でガサゴソ動かない人。」
歳をとると好みについてどんどん細かくなっていくw
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
ですね。
勢い余って結婚相手を募集する岡村さんですが、やめてくださいw
最後は来週の放送でチコちゃんに叱られる!がいよいよ3年目に突入という折に触れて、岡村さんが抱負を発表。
岡村「現状維持で頑張ります!」
キョエちゃん「さようならー!」
最後の2人の回答は、
チコちゃん&岡村「クラスの渋い顔の人を探してみよう」
次回放送予定は?
次回放送予定は、
20年4月3日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
20年4月4日(土) 朝8:15スタート(再放送枠)
登場予定ゲストは、
共に初登場となる北島康介さん、アンミカさん。
そして放送予定の疑問は「鼻と水」「ガラス」「イタリア料理」に関するものが出題予定で、
- 鼻に水が入ると痛いのはなぜ?
- ガラスが割れるのはなぜ?
- イタリア料理にトマトが使われるのはなぜ?
の疑問が登場するのではないかという予想。
そして働き方改革コーナーでは人気企画の第二弾が放送される予定との事ですが、予想では恐らく、群れを見て何の動物か当てる「“群れ見”(群れクイズ)」の事でしょうか?
また、エンディングのキョエちゃんのおはがきコーナーでは「東京での暮らし方」が紹介されるとか。
という事で次回が待ち遠しいですね。
前半の第1問、第2問はコチラの記事で。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから