今でしょ講座で紹介「脂肪ほぐし」のやり方ガイド。1日10分2週間で太ももが-6cm?ガチ検証
20年7月28日放送のテレビ朝日系「林修の今でしょ!講座」では話題の美容・ダイエット法「太もも・二の腕脂肪ほぐし」を2週間続けるとどれほど効果があるのか?その効果を元アナウンサーの大島由香里さんがガチ検証する企画が行われていましたがその詳しいやり方と結果は?
そのビフォーアフターについて見逃してしまった方は是非チェックしてみてください。
スポンサーリンク伝説の脂肪ほぐし
今回の検証の元となった書籍が「伝説の脂肪ほぐし」。
基本的な考え方は、
自分の気になる体の箇所を毎日マッサージなどで揉みほぐすだけでどんどんスリムになっていく
というもの。
例えば太ももの脂肪ほぐしのやり方は、
- 足の付け根を押す
- 手でつまむように揉む
- 拳の関節部を使って膝周りから付け根に向かって押し流す
- 全体を両手で包みさすり上げる
という4つのマッサージ法を使ってアプローチ。
これを1つにつき20回ずつ計10分。
検証に挑むのは元フジテレビアナウンサーの大島由香里さん。年齢は36歳。
昔から太ももがコンプレックスでタイトなパンツは避けて来たそうですが、産後は腰から太ももにかけてが全く落ちなくなったというお悩みを抱えている模様。これは共感を呼びそうなポイント。
という事で今回は太ももにターゲットを絞って検証開始しますが、
検証前のサイズは、
- 右足 48cm、左足 49cm
でここからスタート。
気になるポイントは外側のいわゆる外ハリ。
運動してもそのまま太くなってしまうのも悩みだとか。
現状では血管、リンパ管が筋膜やセルライトなどで圧迫されている状態で、むくみが生じやすい太ももをしているという見立て。
では早速詳しいやり方を解説。
動画で確認する場合はこちらのYouTube動画。
太もも脂肪ほぐし1
まずは1のシンプルに足の付け根を押すマッサージから。
マッサージは足の付け根にあるそけいリンパ節を集中的にアプローチ。
このそけいリンパ節とはリンパ液が溜まる場所でここをほぐすことでリンパの流れを促す効果があるそう。
手の平のうちで親指の付け根に体重をかけてグッと押し込むイメージ。心臓マッサージのように両手を重ねて力を込めてグイグイと。
「痛ったい!これだけで痛い!」と声が漏れる程にかなり刺激の強いマッサージですがこれを左右20回ずつ。
このそけいリンパ節をほぐすのが全ての始まり。ここがほぐれるだけでも足がすっきりするのだとか。
夕方になると足がむくむという人には特にオススメ。
さとうヘルスクリニック院長の佐藤桂子医師によると、
そもそもリンパとは、心臓に戻って行く静脈に入れなかった成分、体液が通る道の事。ここを通っても最終的には心臓に戻って行くそうですが、ここに老廃物が溜まって流れが滞ると代謝低下が起こって脂肪が燃焼しにくい体になるとか。
これを解消してやろうというのが脂肪ほぐしの主目的。脂肪というよりも医学的にはリンパにアプローチしているのが正しい認識のようですね。
太もも脂肪ほぐし2
続いては、2の足の付け根から膝辺りまでを引っ張るようにしてつまんで左右20回ずつ。
イメージは骨からお肉をはがすようにしっかりつまむように。
初めのうちはつまみづらいですが、続ける事で徐々にほぐれてつまめるようになるとか。
太もも脂肪ほぐし3
3の拳の関節部を使って膝周りから付け根に向かって押し流すアプローチでは、
片手でグーを作って、それをマッサージ器具代わりにする感じでもう片方の手で押さえこんでグッと力を込めていきます。
太ももの上・左右・裏側を各20回マッサージ。
心臓に向かうように足先から足の付け根に向かって行いましょう。
セルライトが多い人ほど痛みも大きいようなので出来る範囲で。
関節部がボコボコとしたセルライトを感じるようであればきっちり効いている証拠。
セルライトとは増えた脂肪細胞が寄り集まって塊になった繊維質。言い換えれば体の老廃物の塊。
代謝を上げてどんどん流していく事でこのセルライトは解消されるとの事。
太もも脂肪ほぐし4
最後は全体を両手で包みさすり上げるマッサージ。
リンパ管は奥深い部分と浅い部分を走る2つに大別されるそうで、ここまでの3つで深い箇所にアプローチしたので、最後は浅い部分を走るリンパ管に働きかけ。
皮膚に近い位置にあるリンパ管は力を込めると押し潰れるので最後だけは優しくマッサージ。
肌にピタッと手を密着させるイメージでマッサージというよりもさする・なでる感じですね。
これも20回行いましょう。
続いては二の腕バージョンのご紹介。
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ここで二の腕脂肪ほぐしのやり方も紹介。
- 鎖骨の下に沿って指の腹で内側から外に向かってなでる
- 左右20回ずつ
下準備はコレで完了。
続いて、
前に向かってはがすように行うのがコツ。
この2つを毎日行うだけで二の腕が細くなっていくとか。
この4つの太もも脂肪ほぐしと2つの二の腕脂肪ほぐしを毎日続けてその効果を検証してみると・・・?
効果アップの塩抜き
1日目はしっかり痛みがあるようで「痛くない日来るのかな?ホントに。」と漏らしつつ我慢してマッサージ。
とここで脂肪ほぐしの効果をアップさせる食事法について。
意識するのは、
3日間の塩抜き
3日間だけは3食全部で塩ゼロを頑張ってみましょう。
塩ゼロといっても調味料で塩を加えない(食材に含まれる塩分はOK)という意味なので、
具体的にNG食材は、
- 塩、味噌、しょう油、ソース、マヨネーズ、ドレッシング、ハム、チーズ、パンなど
OK食材は、
- お米、お肉、魚、レモン汁、トマト、コショウ、七味、カレー粉、バルサミコ酢、穀物酢、ワイン、日本酒、など
油類だと、
- ごま油、オリーブオイル、ココナッツオイル、無塩バターなど
塩抜きに関して医師の見解を佐藤先生に伺ってみると、
元々むくみがあるような人であれば塩を摂り過ぎている傾向にあるハズなので塩抜きを行ってもOKだそう。
ただし、元々減塩生活をしている人は行わないように。
さらに夏場は汗などでミネラルを失いやすいので塩抜きは要注意。
実際に大島さんはオリーブオイル、レモン汁、バルサミコ酢、コショウを使って塩なしドレッシングを作り、冷しゃぶサラダを食べていた様子。
初めは「塩欲しいなぁ。」と言っていたのに塩抜き生活3日目(最終日)には塩が無くてもしっかり満足出来るように味覚が変わっていった様子。
ちなみに塩抜きは3日間になっていますが、その後は完全に元に戻すのではなく減塩生活を意識するのも大事だとか。
これに並行して脂肪ほぐしはずっと継続。
4日目、5日目には脂肪をつまんでも痛みを感じないように。
つまもうにもつまめなかったのにほぐされた事でつまめるように。
7日目に入ると太ももの柔らかさが段違い。痛みもゼロでむしろ気持ちいいだけとの事。
スポンサーリンク結果発表
そんなこんなで14日が経過して結果発表。
- 右足 48.0cm → 45.3cm(マイナス2.7cm)
- 左足 49.0cm → 45.4cm(マイナス3.6cm)
左右トータルでマイナス6.3cmとガッツリ細くなっていますね。
検証前は左右で1cmの差があったのに左右差が0.1cmになって左右のバランスが整っているのも注目。
真っ直ぐ立った時に太ももの間に隙間が復活。
- 右腕 マイナス2cm、左腕 マイナス0.8cm
という結果。
というわけで以上、テレビ朝日系「林修の今でしょ!講座 3時間SP」から「太もも・二の腕脂肪ほぐし」のやり方ガイドと2週間通づけた時の効果検証企画についてでした。