第4弾大先生アワーはスゴ技ロボットベスト3!第100回 NHK「チコちゃんに叱られる!」より
20年7月31日放送の第100回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の休憩中(働き方改革のコーナー)では、番組でお世話になっている専門家の先生たちをフィーチャーした企画「大先生アワー」第4弾。今回はロボットの世界的権威が選ぶスゴ技ロボットベスト3。
ということで、20年7月31日に放送された第100回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
※同放送回のその他の疑問は別記事でフォロー。
スポンサーリンク出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】小堺一機、中川翔子
【VTR】大竹まこと
休憩中(働き方改革のコーナー)
第4回 大先生アワー
「目指せサマーバケーション 働き方改革のコーナー」では、
冒頭に「お茶も出せないでごめんなさいね。」と謝るチコちゃん。
ここで出るお茶を楽しみにしていた岡村さんですが、新型コロナの感染対策でしょうか?
気を取り直して今回は、第4回目となる、
「大先生アワー だって好きなんだもん」企画。
登場したのはロボット研究歴30年の名古屋工業大学、佐野明人教授。
靴ヒモ企画でお世話になりましたが、佐野先生が紹介するのは、
「世界的権威も驚く!スゴ技ロボットベスト3」
まずは、
第3位 魔法の5本指
それは人がやっても時間がかかるルービックキューブを片手で解くという魔法の手「ダクティル (Dactyl)」。
コチラはルービックキューブを解くロボットたち7つを紹介したYouTube動画。
2018年に開発されたロボットハンドで複数のカメラと手先のセンサーで配色や面の向きを感知してパズル完成までは約4分。
このダクティルでは「指の器用さ」を高く評価する佐野先生。
片手でルービックキューブを操作するのは人間でも慣れないと難しいですが、それを指にかかる重さや形を感知して操作しているというスゴ技ロボット。
さらに、パズルの動きを外から邪魔したり、コードやゴムで指を縛ったりしても瞬時に動きを修正して完成へ漕ぎつけるという対応力も持ったロボット。
「あの器用さが僕にあればね、もっと早くロボット作れてるんですよ。笑」と佐野先生w
スポンサーリンク続いては、
第2位 マイケル・ジョーダン顔負けスゴ技シューター
それが日本のトヨタが開発したバスケットボールロボット「CUE」。
YouTube動画。
チコちゃんではショット成功率100%的な編集がされていましたが、動画を見ての通り割と外しますw
とはいってもプロ顔負けの成功率は達成しているとか。
比較としてNBAでも史上最高のシューターとして名高いステフィン・カリー選手の試合前の練習風景動画。
さて、ロボットの話題に戻ると、佐野先生が最も評価するのはシュート云々とは別に、
ロボットが自ら移動してスムーズに次のシュート体勢に入るという点。
ローラーのついた2本の足で移動してラックに置かれたボールを掴んでシュートするというのは考えてみればスゴイ動き。
足は地面に固定されていないのでシュートの反動で体が揺れるのですが、その揺れを速やかに吸収して次のシュートへ。
これを可能にしているのが重心の精密な制御。
自分の重心の位置を常に修正しながらシュート体勢を作っているんですね。
そして堂々の第1位は、
第1位 内村航平もビックリ?驚異のアクロバティックロボット
ボストン・ダイナミクスのアトラスは有名な存在ですがYouTube動画。
佐野先生の着眼点は、アトラスの足の小ささ。
ロボットにバランスを取らせようとすると当然足は大きくした方が有利になるハズですが、人間の足のサイズによく似た形状でバランスを取っているのが驚異的との事。
チコちゃんで紹介された以外にも雪道を歩いたりと縦横無尽なアトラス。
人命救助や建設、警備などの分野で活躍する未来がそう遠くないかもしれないと佐野先生。
最後に佐野先生が自身が開発している二足歩行ロボットについても伺うと、前回の取材時にはウォーキングマシンのベルトの上でしか歩けなかったのが屋外でも歩行できるように進化を遂げているとか。
周囲に助手の学生さん達が6人ほど取り囲む中で、自転車に並走する形で走るロボットの映像。
先ほどのボストン・ダイナミクスのアトラスを見た後だと拍子抜けするかもしれませんが、コチラは特にプログラミングなどをされていない状態で動いているというのがミソ。
世界一の二足歩行ロボットを目指して更なる研究を続ける佐野先生でした。
コーナー終わりにはミニコーナーのにらめっこ。
今回は海賊バージョン。
※同放送回の疑問はコチラ
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