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名探偵コナン&金田一少年の事件簿 全362人の犯人を比較した「見た目・行動」の共通点は?


20年9月1日放送のTBS系「この差って何ですか?」では番組スタッフとノンスタイル井上さんが『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』の両作品を徹底分析する企画が行われていましたが、そこで判明したのは犯人の共通点。それは一体なんだったのでしょうか?

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「見た目」と「行動」

企画の旗振り役は芸能界イチ両作品に詳しいと豪語するノンスタイル井上さん。

番組スタッフの協力も得て『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』でこれまで描かれて来た事件329件、犯人362人を全て細かく分析。

これまで両作品で登場して来た歴代の犯人の動機や特徴などを分析してみると、最後まで読まなくてもあるポイントに着目する事である程度犯人の目星はついてしまうとの事ですが、それが、

  • 見た目
  • 行動

の2点。

犯人の「見た目」傾向

まずは犯人の見た目の傾向から。データは2020年7月3日時点。

番組調べでは、

  • 第1位 タレ目 224人
  • 第2位 美男美女 153人
  • 第3位 眉毛が太いキャラクター 76人

特に『名探偵コナン』では眉毛が太い男性が犯人となるパターンが多いという特徴。

美男美女になればなるほど、犯人から遠いように感じさせて、最後に実は犯人と明かす事でどんでん返しの効果もあるんでしょうね。

ちなみに、逆にブサイクキャラが登場した場合は濡れ衣を着せられる役回りを担うパターンも多いとか。

タレ目に描く事で“良い人・優しい人”に見せる効果を狙っているようで、こちらもギャップを生むんでしょう。

金田一少年の事件簿で作画を担当するさとうふみや先生の直筆アンケートによると、

「かつてクセの強いキャラを描いたら、こんなの絶対犯人じゃないじゃん。と原作者に突っ込まれたので、みんな、そこそこの感じにしています。」

という回答もあったりして、犯人を個性的に描いてしまうと現実味がなくなってしまうとか。

ちなみにこの見た目の特徴についてはドラマや映画でも当てはまるケースが多いようで、俳優さんだと風間俊介さんがタレ目のイケメンに該当。

そしてこれまで出演した69作品のうちで23作品も犯人役や悪役を演じているとか。※番組調べ

人畜無害に見えて、裏では・・・というキャラクターを演じさせのにはピッタリの役者さんなのかもしれませんね。

犯人の「行動」傾向

続いては犯人が取りがちな行動に着目。

番組調べで浮かび上がったのは、

  • 第1位 被害者に最初に近づく 156人
  • 第2位 主人公たちに協力的 136人
  • 第3位 アリバイを一番に言う 79人

特にアリバイを聞いてもいないのに、勝手に自分からベラベラと説明し出すキャラクターは特に怪しいとの事。

これは一番最初に無実証明が一応されるので犯人候補から真っ先に消されるという効果があるんでしょうね。

第2位の理由では、事件現場の状況を振り返る役回りをしたりと積極的に探偵側に回るキャラクターは実は・・・というパターン。

アリバイの整理をしたり、現場の見取り図を描いたり、重要な物的証拠を発見したりと大忙しだったり。

協力しつつ、自分から疑いの目を逸らさせるために意図的にミスリードしたりも出来るのでこの役回りが回って来るんでしょうね。

真っ先に被害者の死体に近づくことで重要な証拠をとっさに隠したり、睡眠薬などで眠らせているスキに堂々と目の前で殺人を行うという手法もとられる事があるので、被害者に近づく人間は非常に怪しいわけですね。

というわけで以上、TBS系「この差って何ですか?」から『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』に登場する犯人全362人を分析して分かった、犯人に多い見た目と行動の共通点についてでした。

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