西川貴教の筋トレのやり方は筋肉マニアっぷり全開?密着映像から分かる内容とは
20年9月20日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」では見事な筋肉をメディアで度々披露している西川貴教さんのこだわり筋トレについて大特集。
スポンサーリンク筋トレを始めたきっかけは?
50歳を迎えた西川貴教さんは筋トレ歴は約20年。
46歳の時に披露した上半身裸の有名なあの画像については「今の方が仕上がってる。」というのが本人のコメント。
筋トレを始めたきっかけについては、
「20年以上前にとある方にスポーツジムを勧められたんですよ。あなたですよ!」
実は西川貴教さんにジム通いを勧めたのは何を隠そうダウンタウンの浜田雅功さん。
東京世田谷の瀬田にザ・スポーツコネクションというジムがあり、そこに通っていた浜田さんは、HEYHEYHEYなどで絡む事も多かった西川貴教さんに対して唐突に「ジム入れ!」と言って勧誘していたとか。
ところが浜田さんご本人はそんなやり取りがあった事をすっかり忘れてしまっているようですがw
そして、いざ西川貴教さんがジムに通うになると、先に浜田さんはジムから足が遠のいて全く行かなくなったとの事。
また。舞台中に肩を怪我した経験があるようで、それ以降は、
「ライブや舞台で怪我したくない。」という思いが強くなって、舞台上で怪我をしないためにさらに筋トレに励むようになったようですね。
筋肉生活に密着
8月某日午前11:32から密着取材スタート。
新たな写真集に向けて事務所で打ち合わせを行い、この後午後からは「体に時間を使おうかな。」との事。
ザックリとこの日のスケジュールは、
- 昼食
- パーソナルジム
- 別のジムで有酸素運動&サウナ
- メンテナンス用のジム
この日はジムを3軒はしご。※さらに追加して4軒目(体の可動域を広げる目的でピラティス)も検討中
このスケジュールは1日おきに行っていて、合間に仕事を入れているというのが西川貴教さんの筋肉生活のベース。
そして写真集に向けてこれまで特に行っていなかった減量にも今回挑んでさらに体を仕上げるようで、まさに減量期の真っ只中。
そこで1日4回の食事をきっちりタイムスケジュールに合わせて摂るのがルーティンの一つ。
1日食事回数を増やして1回に食べる量を少なく調整する事で、食後に上がる血糖値の上昇幅を抑えて太りにくい体になるというのが原理。
そして「普段はノンカーボ(炭水化物抜き)生活」というもポイント。
以前から小麦を制限するグルテンフリー(小麦を使う麺やパスタ、パンは一切摂らない食生活)を習慣にしていた西川貴教さんなので、さらにそれを進めた感じですね。
ちなみにこの日の昼食はジムワークに合わせて必要なカーボを摂るということで、
GI値(グリセミック・インデックス)が低いサツマイモを主食に、アスパラガス、ブロッコリー、サヤインゲンに白身魚と梅干といった食事内容。他にキノコ類も食べているようですね。小さなタッパー2つでコンパクトな内容ですね。
「減量期は根菜類が摂れないんですけど、ジムがある日だけこういう。」
GI値とは血糖値の上昇度を示す指数で、この数値が低い食事を主に摂る事で血糖値の急激な上昇を抑えるという狙いですね。
おなじサツマイモを使う干し芋なども減量には向いていると西川貴教さん。
卵5個分の白身を使ったホワイトオムレツ、アスパラガス、ブロッコリー、サヤインゲン、オクラ、ベビーリーフに、
左上に見えるのはオリーブオイル(小さじ1)&ビネガー。塩を少し足して味付け済み。
1日に摂る水の量は最低でも3Lで、多い日は5~6Lは摂っているという西川貴教さん。
「水入れて体が体温戻そうとする時に熱交換が生まれるので、エネルギー消費が生まれとかもあるんで。」
スポンサーリンク1軒目:パーソナルジム
12:15になったところで車(白のアルファード)に乗って1軒目のパーソナルジムへ移動。
西麻布にあるデポルターレクラブ (Deportare Club)ですね。ジムの公式HPはコチラ
トレーナーの廣橋慧一さんについてもらって必要な部位をトレーニング。
ベンチプレス
まずは入念なストレッチから初めて、手始めに腰にベルト (トレーニングベルト、ウエイトリフティングベルト)を巻いたベンチプレス。ベルトを巻くと体幹が安定するので高重量を扱えたり、腰のケガ予防にも効果的。
ウォーミングアップとして40kgから。
「みんな重さとかすぐ聞いてくるんですけど、素人の人は『100kgとか上げてんすか?』とかバカな質問してくる人いるんですけど、この人何にもしてない人だってバレるんで言わない方がいいですよ。」
とちょっと冗談交じりに語る西川貴教さん。
重要なのは「重さよりもフォーム」と筋トレマニアっぽい言葉。
続いて60kgにウエイトを上げてこの時点で体重を超える重さ。現時点で西川貴教さんの体重は約50kg。
「ウエイトは関係ないんですよ。ウエイトで言ってる人はホントにクソ素人。笑」
毒吐きまくりモードw でもこれはおっしゃる通りで上級者になればなるほど「いかに効かせられるか?」をトレーニングの主目的にするもの。特に年齢を経ると出来るだけ軽い重量で効率的に負荷をかけるアプローチの方がケガもし難いですしね。
ベンチプレスをこなしてパンプアップされていますね。
西川貴教さんは歌を歌う際に右腕にどうしても力が入ってしまうので、右肩がかなり張ってしまい、そのせいで右のほうが筋量が多いという悩みをお持ちの模様。
「腹筋もそのせいでちょっとズレてるんですよ。重心がこっち(右)なんで。」
ダンベルプレス
「コンディション良いですね。」と順調そうなコメント。
「今やってるやつがどこに効いているか確認していかないと。鏡見て自分でうっとりしてるって勘違いしてると思うけど、部位のどこに効いてるか把握する時間だったり。」
狙った筋肉にしっかり効果が出ているかを逐一確認しながらの筋トレは上級者になると基本中の基本ですよね。
「さっきやっぱり厚みが出たんですけど、ここのカットまで出始めてるんで。そういう違いを。」
カットというのは筋肉の浮き上がりの事で、体脂肪を極限まで減らしていく事で筋肉の上に薄皮一枚のみが張りついた状態を目指していくわけですね。
「筋肉の付け方にアスリート並みのこだわり」とテレビでは紹介されていましたが、それは間違い。
アスリートというのは競技パフォーマンスがどれだけ上がるか?という所が一番重要であって、体つき・見た目がどうなるのか?というのは二の次なハズです。
アスリートはトレーニングを通して“結果的”に筋肉はついていきますが、特にキレイな体を目指そうとかそういう考えはないのが普通なので。
「見事な筋肉をしているのに結果が出ない選手 vs 平凡な体をしているのに抜群の結果を残す選手」では後者の方が正義になるのがアスリートの世界。結果や成績が全てですよね。
そこは西川貴教さんが取り組んでいる筋トレとは目指す方向が違うという事を踏まえる必要がありますね。
1時間半のジムセッションを終わって体の仕上がりを確認する西川貴教さん。満足そうですね。
続いて移動する今日2軒目となる有酸素運動&サウナのジムは一般のお客さんも利用する施設なので撮影NG。
スポンサーリンク3軒目:ボディメンテナンス
時刻は午後5:37。
2軒目のジム後にはこの日2回目の昼食を摂って3軒目へ。
「弱いところとかをほぐしてもらったりして、怪我した時とかはそこをケアしてもらったりとかも。」
ちなみにツアーを回る際には帯同してもらう事もあるとか。
「以前した怪我の箇所って、疲れが溜まったりとかすると痛みが出やすい所があるんで。」
ケア中には上腕二頭筋の張りが気になっているという相談を口にする西川貴教さん。
その他に股関節をほぐしてもらったり。
ジム通いは仕事の一環だと口にする西川貴教さん。トレーニングに向き合う意味というのは一般人とは一味も二味も違いますね。
1時間のボディケアを終了して午後6:45にこの日のジムワークは全て終了。
そしてこの日最後の食事は自宅にて。
ジムの他に朝のランニングなども行っているようですね。
朝イチで摂るのはブラックコーヒー1杯で、お腹が空の状態でカフェインを摂る事でダイエットが出来るというのがその狙い。
そして朝ランへという流れ。
前日は夜8時には最後の食事を終えるので朝はお腹が空いて目が覚めてしまうのだとか。
既に朝6時の時点で目は覚めていて、そこから「早よ、朝ごはん食べられへんかなぁ。」としばらく我慢してからだそうですがw
EAA
ちなみに番組内でこの日のゲストのローランドさんと西川貴教さんが「EAA」について話すシーンがありましたが、
EAAとはEssential Amino Acidの略で日本語だと必須アミノ酸8種(または9種)を指す語。
有酸素運動と筋トレの話も登場しましたが、
有酸素運動というのは基本的に筋肉を分解しようとする働きが体内で高まる、いわゆるカタボリックな状態になるのに対して、筋トレでは筋肉を合成しようとする働きが高まるアナボリックな状態になるんですね。そうなると有酸素運動と筋トレというのは相反する作用が体内で働くことに。
ですから有酸素運動と筋トレを続けて行ったりすると、筋トレの効果が相殺されちゃったり。
そこでEAAを上手くトレーニングの合間に取り入れる事でこの相殺効果を抑えようという狙いがあるんですね。
まあEAAを摂っていれば筋肉がつくかといわれれば必ずしもそうではありませんし、普通のプロテインでもこのEAAは含まれているのでこれが絶対解ではないでご注意。プロのボディビルダーの中にはプロテインパウダーなどの補助食品を一切摂らないで通常の食事だけでまかなう選手もいるくらいなので。
ちなみに有酸素運動の効果を上げる一つの方法が筋トレ後に有酸素運動というのはよく言われますが、それはあくまで有酸素運動の効果だけを上げる方法。同時にやると筋トレ分がもったいないのでご注意を。同日にやるなら出来れば2時間から3時間ほどあけてから行うようにすると両方の効果が期待できますし、理想的には筋トレの日と有酸素の日は分けるのがベストですね。
自重トレーニング
海外に行った際など、すぐにジムにアクセスできない環境でどうやって鍛えるか?というポイントも番組では語られていましたが、
西川貴教さんは「ホテルにジムは付いていますか?」というのが確認必須事項だとか。
もしそれが無い場合はトレーニング用のゴムチューブとプッシュアップバーの2種だけは必ず持参するようにしているそう。
主に自分の体重を使う自重トレーニングだけでメニューを組んで、負荷がいつもより軽くなる分はレップ数(反復回数)を増やす事で何とか筋トレを成立させるというのが指針との事。
写真集撮影風景
こうして迎えた写真集の撮影風景では、前貼りを使ってほぼオールヌードで撮影だそう。
胸や肩に筋肉の筋が見えてカットが入っているのが分かりますね。
「良い収縮が入ってる。」と筋肉の状態を自分でも確認しながら。
最後に「あなたにとって筋肉とは?」という質問には、
「やった分しか身になりませんし、今の自分を表す、僕自身が筋肉だと。そこをやっぱり突き詰める事で生き方っていいますかね、夢とか希望とか愛みたいなものを僕自身の人生をもって届けていきたいなと思っています。」
完全に悪ノリで質問に答えてますが、本音も少しはあるような気がしますね。
普段からトレーニングでプロのボディビルダーに接する機会が多い西川貴教さんはよく大会への出場を勧められているそうで、
ボディビル大会における50代以上の部門(大会によって異なる規定アリ)であるマスターズへの参戦も、
「せっかく人生で一回きりだったら、ここまでやってるんだし、結果を残していくのもいいんじゃないかなと思ってるんで。」
かなり前向きに考えているようで、ボディビル大会への出場も十分にあり得る発言ですよね。
という事で以上、西川貴教さんの筋トレ内容や食事風景について「ジャンクSPORTS」からでした。
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