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なぜ売っている野菜は同じ大きさ?カギはメンデルの法則「チコちゃんに叱られる!」


20年10月30日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」はゲストに共に2回目の登場となる和田アキ子さんとみやぞんさんを迎えて紹介されたのは『なぜ売っている野菜は同じ大きさ?』という日常生活に関する疑問。その裏には皆さんが中学校で習ったはずのメンデルの法則がカギになって来るのですが果たして?

※同放送回のその他の疑問は別記事でフォロー。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】和田アキ子、みやぞん

【VTR】小島よしお

チコちゃんの疑問その1

なぜ売っている野菜は同じ大きさ?

チコちゃん「どうも~こんチコは~!」

まずは2回目の登場で準レギュラーに格上げになった「アコちゃん」こと和田アキ子さん。

そしてコチラも2回目なので準レギュラーになった「ANZEN漫才」ことみやぞんさん。

オープニングはこの辺で1問目の指名は、

この中で一番、料理上手でステキな大人ってだーれ?

解答者は和田アキ子さんに。

料理を作る時は“ちょっと”多めに作るそうですが、今年の夏はそうめんを12束茹でる(ご夫婦で2人前)というエピソード披露w

大きいイジりをするチコちゃんに「アコちゃん怖いの知ってる?」と返すアッコさんですが、

チコちゃん「大きいネタは笑って許してくれるって聞いてます。」

ご機嫌をとるチコちゃんに乗せられて「また好きになっちゃった。すごーい!」とアッコさんも上機嫌。

とここでチコちゃんの疑問は、

なんで売っている野菜は同じ大きさなの?

元となる種のサイズで決まるという答えですが、

チコちゃん「アコちゃん!ボーっと生きてんじゃねーよ!」

和田アキ子「出た~!笑」

叱られても嬉しそうw

チコちゃんの答えは、

F1だから

解説は東京農業大学の和久井健司教授。

スーパーなどで売られている野菜が大体同じ大きさに統一されているのは販売できる規格が決まっているからと思われがちですが、実はそうではなく、

野菜が“F1種”のものだからというのが大きな理由。

種の種類は大きく二つに分けて、

  • F1種 (大きさ・形がほぼ同じ)
  • 固定種・在来種 (大きさ・形がバラバラ)

の2種類。

昭和初期までは固定種の野菜が一般的でしたが、戦後は人口増加や環境悪化に対応し、将来安定した食糧確保をするために品種改良が行われ、その結果生まれたのがF1種。

その時に用いられたのが皆さん中学校でも習ったはずのメンデルの法則。

ここで「大人でもわかるメンデルの法則」と題して簡単に復習。

例えばココに「丸いえんどう豆」と「シワシワのえんどう豆」の2種類の豆があるとします。

この2つをかけ合せた所、全てが丸い豆に。

これは丸い豆が特徴が現れやすい遺伝子(優勢・顕性)でシワシワの豆が特徴が現れにくい遺伝子(劣勢・潜性)だったから。

丸い豆をAA、シワシワの豆をaaと記号で表した場合、優性の法則の説明「チコちゃんに叱られる!」

この2つをかけ合せて出来る豆たちは全てAaの組み合わせになります。

こうなるとAの特徴が優性遺伝するので全て丸い豆になるんですね。

これを「優性の法則」と呼びます。

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この優性の法則を最大限に生かすために遺伝的に異なる2つの純系の親を交配させた「第1世代の種」を作るというのがスタート。

これがF1種。

正式には雑種第一代といって、First Filial Generation 略してF1。

ここで和久井先生の解説を分かったふりをしてしまった担当スタッフの心情を小島よしおさんが代弁w

その流れのままメンデルの法則とF1種の種の関係について説明役を買ってでる小島よしおさん。

例えば、

形がキレイで病気に弱いという2つの特徴を持ったトマトと、

不格好でも病気に強いトマトトマトの優性遺伝、劣性遺伝「チコちゃんに叱られる!」

という2種類のトマトがあったとすると、この2つをかけ合わせると、

優性の法則を活用する事で、

形がキレイでかつ病気に強いという理想の種類が出来上がり。トマトを例にしたメンデルの法則の説明「チコちゃんに叱られる!」

このいいとこ取りの品種の事をF1種の種と言うんですね。

最終的に、

  • 形状が均一
  • 成長が早い
  • 病気に強い

などの特徴を備えさせて出来上がった種は高度経済成長期の大量生産・大量消費の時代にマッチして1960年代ごろから一気に普及。

ですが、ここで大きな問題。

F1は1代目という意味なので、1代に限っては理想通りの野菜が出来上がるのですが、2代目からはバラバラの特徴を持った野菜がどんどん出来てしまうんですね。

なぜなら優性の法則によって受け継がれた特徴はあくまで優性遺伝子が表に出てきているだけであって、劣勢遺伝子もしっかり子どもに受け継いでいるから。なぜ売っている野菜は同じ大きさ?F1種だから「チコちゃんに叱られる!」

決して劣勢遺伝子(図だとaやb)が消えてしまっているわけではないと。

そのおかげで2代目になるとこんな感じでバリエーション豊かに。なぜ売っている野菜は同じ大きさ?2代目はバラバラ「チコちゃんに叱られる!」

劣勢同士が組み合わさるとその特徴がそのまま発現してしまうのでaabbの2代目は農家としてはあまり好ましくない結果ですよね。

そこでF1種で野菜を作っている農家はF1種で育てた野菜からとれた種を一切使わず、毎年新しいF1種の種を蒔いて育てているんですね。

ということでコチラが結論。

売っている野菜が同じ大きさなのはF1だから

でした。

出来たらいいなと思う野菜はどんなもの?という問いかけには「ウインナー味のにんじん。」とチコちゃん。

最後に塚原愛アナから補足。

固定種・在来種は例として京野菜などが挙げられますが、これらは土地ならではの品種の野菜であり、野菜本来の独特の味わいのある野菜が出来上がるのが利点との事。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

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