お願いランキング 競馬の名勝負総選挙ランキングベスト5の結果は?
2020年11月13日放送のテレビ朝日系「お願い!ランキング」では競馬ファン1000人のアンケートで作る「競馬名勝負ランキングトップ5」を発表。その結果は?
スポンサーリンク第5位~第2位
ランキングの集計方法は、
競馬ファン1000人が好きなレースベスト3をそれぞれ選出して、
1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイント
として合計ポイントを計算。
第5位 – 2017年12月24日 G1 有馬記念 319pt
「最後の直線に注目!何度でも加速する!キタサンブラック圧巻の引退レース」
- 他の馬を寄せ付けないまさに横綱相撲!
- 大合唱のように盛り上がった!
- まさに祭りだった!
このレースの主役となったのは武豊騎乗のキタサンブラック。
2017年の有馬記念までにGIを6勝しており、当時の現役最強馬であるキタサンブラックにとっては引退レースとなったこの名勝負。
他の馬がムチを入れる中、キタサンブラックはムチを入れずにギリギリまで我慢し、ムチを入れたが最後、一気に逃げてフィニッシュ。
生涯獲得賞金額は18憶7,684万3,000円と歴代1位。
引退セレモニーでは馬主の北島三郎さんのリードで『まつり』を競馬場全体で大合唱。
第4位 – 1996年3月9日 G2 阪神大賞典 390pt
「注目の残り600m!ナリタブライアン vs マヤノトップガン 伝説のマッチレース」
- 必死に競い合う姿に感動!
- 壮絶な叩き合いは何度見ても鳥肌が立つ
- これを超える名勝負を見た事がない!
ナリタブライアン vs マヤノトップガンの好カードに沸いたこのレース。
ナリタブライアンは1994年の三冠レースを圧倒的な強さで制した平成最強の呼び声高い名馬。
これに対して、
マヤノトップガンはナリタブライアンの1歳下で前年の年度代表馬に選ばれ、さらに飛躍が期待されるホープ。
この2頭は前年1995年の有馬記念で一度対戦済みでその際は1歳下のマヤノトップガンが圧倒。
ナリタブライアンは故障の影響もあって精彩を欠き、4着という幕切れに。
そんな2頭が再び激突したのが1996年阪神大賞典の舞台。
ナリタブライアンは故障したまま終わってしまうのか?それとも?マヤノトップガンがそのまま時代を塗り替えるのか?
新旧交代を懸けた壮絶な戦い。
レースは残り800mで動き出したマヤノトップガンに呼応するように静かに動くナリタブライアンという展開。
そのまま2頭が並んだまま先頭争い。
そこからは完全に一騎打ちのマッチレースへ。
約600mの叩き合いを制したのはナリタブライアン。
スポンサーリンク第3位 – 1993年12月26日 G1 有馬記念 417pt
「衝撃のラスト!トウカイテイオー 1年振りのレースで奇跡の走り」
主役はトウカイテイオー。
無敗で日本ダービーを制し、ここまでG1を3勝している90年代を代表する競走馬。
しかし、その輝かしい戦績の中でトウカイテイオーが常に闘っていたのは怪我。
僅か3年の間に3回も骨折を経験し、怪我に泣かされて来たガラスのエリート、トウカイテイオー。
引退も迫る中、最後にもう一花咲かせられるか?
1年振りのレースながらブランクを感じさせない上々の好スタート。
一番人気のビワハヤヒデをぴったりマークして虎視眈々のトウカイテイオー。
最後を見事に制し、してやったりのトウカイテイオーが勝ち名乗り。
第2位 – 2006年12月24日 G1 有馬記念 887pt
「注目の最終カーブ!ディープインパクト 引退レースで衝撃の10頭抜き」
- 歴代最強馬の最後のレース
- 最強の馬が最後に完璧なレース
- 飛んでいるような他の馬が止まって見える衝撃
このレースの主役は英雄ディープインパクト。
史上最強の三冠馬と誰しもが認める名馬中の名馬。
2006年有馬記念はそんな英雄の伝説の引退レース。
指定席にどっしりと構えたディープインパクトは外を回ってスルスルと加速。
ラスト400m、コーナーを回った頃には一頭だけジェットエンジンでも積んでいるかのような驚異的な伸び。
速すぎて誰も付いてこれず、最後は流す余裕のゴール。
第1位
第1位 – 1990年 G1 有馬記念 1134pt
「日本中の願いが奇跡を起こす!スーパースター オグリキャップ 涙の引退レース」
主役は平成競馬ブームをけん引したオグリキャップ。
元々地方競馬出身のオグリキャップは1988年に中央競馬に移籍。
田舎から出てきたポッと出の競走馬がエリート馬を次々と倒して大物食いを続ける快進撃に日本中が熱狂。
オグリキャップのおかげで競馬場は女性のお客さんも多く詰めかけるようになって社会現象化。
しかし・・・
1990年には怪我や年齢からくる衰えも影響して、これまでのキャリアでは考えられなかった惨敗レースも続くように。
「オグリはもう終わった・・・」そう一部のファンから囁かれるほどに落ちぶれてしまったかつてのスーパースター。
そんな中、迎えたのが1990年有馬記念。
オグリキャップにとっては引退レースであり、
オグリの最後のレースを見届けようと集まった観客は17万7,779人。
ファンからすれば静かにその最後のレースを見守るハズでした・・・
ところがいざレースが始まってみれば、大方の予想を裏切ってかつての輝きを取り戻したかのようなオグリキャップの力走。
残り200mで先頭争いに加わるオグリキャップはそこから抜け出して有終の美。
ラストランで奇跡の復活優勝。
すると待っていたのが17万人超のオグリコール。
あの光景や歓声や未だに忘れられないと鞍上だった武豊騎手はそう思い出を語るほど。
こうして見てみると、やはり年の瀬を飾る有馬記念が多くランクインしていますよね。
以上「お願い!ランキング」から競馬ファン1000人が選ぶ伝説の名勝負総選挙ランキングトップ5でした。