砂漠研究者が選ぶ世界の砂漠の絶景ベスト3は?チコちゃんに叱られる
21年3月26日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」での休憩中(働き方改革のコーナー)は第13弾「大先生アワー」企画。今回は砂漠研究の専門家が選ぶ世界の砂漠の絶景ベスト3特集。カラクム砂漠、ナミブ砂漠、アタカマ砂漠で見られる絶景とは?
スポンサーリンク砂漠の絶景ベスト3
「目指せ大型連休!働き方改革のコーナー」では、
第13回目となる「大先生アワー だって好きなんだもん」企画。
今回登場の大先生は日本の砂漠研究における第一人者、鳥取大学の山中典和教授。
今回の山中先生が紹介するのは「いつか見てみたい砂漠の絶景ベスト3」。
第3位 地獄のような風景が広がる?カラクム砂漠
中央アジア、トルクメニスタンの大部分を占めるカラクム砂漠は人が生きて越える事が出来ないとされた事から別名、死の砂漠とも。
ここで見られる絶景は荒野にぽっかりと空いた直径約90mの燃え盛る炎の穴。
この光景は地元では地獄の門と呼ばれているそうで、これは天然ガスの採掘中に湧き出た有毒なガスに火をつけて燃やし尽くそうとしたところ、数週間で燃え尽きる予測が外れて、既に40年以上も燃え続けているという計画失敗のなれの果て。
いつ火が消えるのかは今でも不明なんだとか。
第2位 謎のミステリーサークル ナミブ砂漠
アフリカ大陸、ナミビアの西側に広がるナミブ砂漠では高さ700mを超える赤い砂丘や突如砂漠を覆う霧などの神秘的な風景が見られる事から世界一美しい砂漠と称されいて世界遺産にも登録済み。
ここで見られる絶景は、植物によって丸く囲まれた大量の模様。
これはフェアリーサークルと呼ばれる現象で、この現象の原因については草の根を食べるシロアリ説、地中から発生するガス説、ダチョウの群れが座ったから説、枯れた植物の毒説などの説が唱えられていますが、未だに未解明。
第1位 数年に一度!天国の風景?アタカマ砂漠
南米チリの北側に広がるアタカマ砂漠は降水量がとても少ない事から最も乾燥した砂漠の一つに数えられ、そんな特殊な環境を利用して天文観測のスポットとしても有名。
ここで見られる絶景は、ある時期になると砂漠一面に花が咲き乱れる景色。
これはスーパーブルームと呼ばれる現象で、滅多に降らない雨が降った後に10日程度だけ現れる奇跡の絶景。
スーパーブルームとは砂漠の砂の中で休眠している花のタネが雨が降った時に発芽して一斉に花を咲かせる非常に珍しい現象。
こうすれば転んだのではなくただ休んでいるだけと送り犬に思わせる事が出来るとか。
この送り犬から学べるのは下心のある親切には気を付けようという教訓。
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