What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

関ジャム プロが選ぶ最強のJ-POP名曲ランキングベスト30 ヒャダイン、日食なつこの選曲は?


21年4月1日のテレ朝系「関ジャム 最強J-POPベスト30 あのプロが選んでいた曲とは?」はゴールデンSPの延長戦として音楽業界のプロ2人、ヒャダイン&日食なつこが選ぶ過去20年間のJ-POP名曲ランキングベスト30を発表。

スポンサーリンク

日食なつこの最強J-POPベスト30

第30位 ピコ太郎『PPAP』

音楽として捉えていいモノかどうか?かなり葛藤があったようですが、

「自分に正直になった時に、この曲良い!と。音楽的に良いと思ったので。」

との事。

第29位 YOASOBI『夜に駆ける』

第28位 Alexandros『ワタリドリ』

第27位 LiSA『紅蓮華』

第26位 松たかこ『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』

第25位 秋川雅史『千の風になって』

第24位 スキマスイッチ『全力少年』

第23位 ゆず『栄光の架橋』

「小学生の時に感じた『本物の曲』のエネルギー。」

「オリンピックの光に向かっていく人たちへの曲というコンセプトへのマッチング具合が、当時小学生ながら凄いなと思い、強烈に印象に残っています。」

「特にサビの歌い出し、オケがスッといなくなって2人の声でサビへの登り坂を作っていくようなアレンジが効いています。このアレンジはごまかしじゃできない。」

Aメロでは過去形を続ける歌詞で、サビに入ると現在形にスライド、そして最後は未来へ続くという歌詞構成もこの登り坂の演出に一役買っているとの事。

第22位 宇多田ヒカル『Can You Keep A Secret?』

第21位 SMAP『世界に一つだけの花』

第20位 SMAP『らいおんハート』

第19位 元ちとせ『ワダツミの木』

第18位 斉藤和義『優しくなりたい』

第17位 Aqua Timez『決意の朝に』

第16位 欅坂46『黒い羊』

第15位 中島美嘉『雪の華』

第14位 手嶌葵『テルーの唄』

歌姫と呼ばれるアーティストたちは身振りで作って歌う人が多い所、この曲に関しては微動だにせずに歌うという独特のスタイル。

「前例のない歌姫だったわけで、それが私の中ではすごく衝撃だったと。まず視覚的な衝撃。」

歌い方の特徴では、フレーズ毎の終わりを伸ばす歌い方をしてしまいたくなるところを、この曲では自我を排除するかのように語尾をスッと抜いて余白を作るような歌い方になっている点も注目。

その余白に聞き手は歌詞の情景を思い浮かべられるのでは?という分析。

第13位 GLAY『とまどい』

「タイトルとギャップのある大きな光のようなサウンド。」

「サビのコードはカノン進行が取られており、耳馴染みのある素直で親しみやすい印象の進行です。楽曲全体も明るいサウンドに包まれていて、どちらかと言えば陽の光を帯びたこの楽曲のテーマが『とまどい』」

「もし自分の中にある何かしらのとまどいと照らし合わせてこの曲を聴く人がいたとしたら、聴き終えた後には強い肯定感を覚えているのではないでしょうか?」

第12位 森山直太朗『さくら(独唱)』

第11位 星野源『SUN』

第10位 木村カエラ『Ring a Ding Dong』

「言葉遊びに語呂合わせ。遊び心満載のリリック。」

第9位 絢香×コブクロ『WINDING ROAD』

「歌が本当に上手い3人の歌唱力を浴びるための曲。」「3人が一番出しやすい音域もしっかり狙って作られている3人の為の曲。」

スポンサーリンク

第8位 ポルノグラフィティ『メリッサ』

「この曲を聴くとアニメのOP映像を思い出す。」

鋼の錬金術師が好きだったのでランキング入りさせたという個人的なチョイスとの事。

第7位 Mr.Children『掌』

「身をこわばらせて聴くような愛の歌。ミスチルの中では異質なちょっと怖い曲。」

「足元がなかなか定まらない不安定な印象を与えるサウンドに乗せて語られる愛そのものの難しさ。歯に衣着せぬ生々しい言葉選びのサビは暴力的なまでのリアリティーを突きつけて来るように感じます…。とても影響を受けた歌詞です。」

「カラオケでめちゃめちゃ歌う曲なんですけど。一人で歌えば歌う程、何をしている人の歌詞?っていうのがすごく疑問なんですよね。」

第6位 中島みゆき『地上の星』

「少ない語彙ながら容赦なく訴えて来る歌詞。」「勝手に風景が見えて来る強烈な歌詞。夢や希望は高い所に浮かんでいるモノという前提を根底から覆す視点で始まる歌詞が、凝り固まった大衆的な物の見方に強烈な疑問を投げかける力を持っているように感じます。」

第5位 Mrs. GREEN APPLE『インフェルノ』

「良い意味で緩急が無く、ずっと飛ばしているのが気持ち良い。メンバーの演奏力・歌唱力にやられ続けている。」

第4位 King Gnu『白日』

「まるでオペラのアリアのような神秘的な歌い出しに、まずはいきなり曲の深い部分へグッと心を連れ去られます。オーケストラのスコアのように緻密に組まれた、底なしの魅力を湛えた曲です。」

第3位 サカナクション『新宝島』

「スタイリッシュでカッコいい曲なのに全然キメキメじゃないMV。」「歌詞の情報量の少なさも口ずさみやすさに繋がっているのでしょうか。とても勉強になります。」

第2位 Official髭男dism『宿命』

「個人的にはコッチの曲が好き。」

「ヒゲダンはPretenderが有名なイメージですが個人的にはこの曲が強すぎて…。」

第1位 BUMP OF CHICKEN『ロストマン』

「語らせていただくのも畏れ多い…。」

「BUMPさんの強烈な影は平成育ちの音楽史のど真ん中を貫いています。当時中高生だった我々世代の心臓を無条件にかっさらって行った超大型船みたいな歌です。」

「10代の聴き手が奮い立たないわけがない速度や光や熱、あの頃にしか見えない景色の全てがこの歌の随所に凝縮されているように思います。」

この番組ではBUMP OF CHICKENが音楽シーンに与えた多大な影響について何度も触れられていますが、日食なつこも世代的に直撃を受けたそう。

良い意味での雑味や粗削り感が10代に刺さり、歌い出しの『状況はどうだい』という歌詞でもう痺れてしまうとの事。

また、ロストマンの両A面となっている『sailing day』も合わせて2曲セットで1位にしたいという日食なつこは、

ロストマンとは真逆で「熱量で全てをかっさらっていく曲」という評価。

『sailing day』で心を掴まれた若者が10年経ってふと聴き直すと今度は『ロストマン』が響く世代になっているという仕掛けなのでは?という分析も。関ジャム プロが選ぶ最強のJ-POP名曲ランキングベスト30 日食なつこのベスト30の選曲は?

ヒャダインの最強J-POPベスト30

日本でしか生まれない独自性を軸に選曲したとの事。

第30位 Mr. Children『HANABI』

第29位 平井堅『大きな古時計』

第28位 米津玄師『感電』

第27位 DA PUMP『U.S.A.』

第26位 欅坂46『サイレントマジョリティー』

第25位 三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE『R.Y.U.S.E.I』

第24位 SEKAI NO OWARI『RPG』

第23位 西野カナ『会いたくて 会いたくて』

「2010年代は『等身大恋愛切な曲』が少ない不毛の時代。それを西野カナは一人で支えていた。」

「恋愛に夢中の10代・20代の子は比喩でも無く、実際に震えるくらい陶酔しているんだと思う。それをど直球ストレートそのまま会いたくて会いたくて震えるとした歌詞が凄い。」

スポンサーリンク

第22位 レミオロメン『粉雪』

第21位 トラジ・ハイジ『ファンタスティポ』

第20位 修二と彰『青春アミーゴ』

第19位 MISIA『Everything』

第18位 一青窈『ハナミズキ』

第17位 島谷ひとみ『亜麻色の髪の乙女』

「この曲は最初ハワイアンで始まって、途中4つ打ちのダンスナンバーに変わる。カバー曲は原作をリスペクトしてオマージュしすぎると原作を超えられないが、途中までゆったりと歌うあたりでリスペクトも感じるし、ダンスナンバーへの落とし込み方も面白い。絶妙なバランスだと思います。」

第16位 氷川きよし『きよしのズンドコ節』

第15位 SMAP『世界に一つだけの花』

第14位 平原綾香『Jupiter』

第13位 大塚愛『さくらんぼ』

第12位 Dream5『ようかい体操第一』

第11位 木村カエラ『Butterfly』

第10位 TOKIO『宙船(そらふね)』

「アクが強く食われてしまいがちな中島みゆき提供曲を長瀬さんが自分のものに出来ていた凄さ。」

第9位 ミニモニ『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』

「曲の構成が迷路。やりたい放題の楽曲の典型例。ジャンルはサルサ、レゲエ、インドとめちゃくちゃだが、それをまとめあげる編曲が素晴らしい。」

「歌詞にメッセージ性は基本無いが、たまに良いことを言う。全体的にふざけている分、逆にそれが響く。」

第8位 NEWS『チャンカパーナ』

「妙な多国籍でオリエンタルなサウンドに大切なサビに全く意味の分からない言葉。これぞトンチキ。」

第7位 Official髭男dism『Pretender』

「オケも、アレンジも、歌詞も、歌唱も、メロも良いし、文句の付けどころが無い。もうJ-POPの金字塔。」

第6位 ゴールデンボンバー『女々しくて』

「キー設定、分かりやすい振り付け、合いの手、すごくカラオケで歌えるように設計された曲だと思う。」

第5位 慎吾ママ『慎吾ママのおはロック』

「本人のキャラクターを最大限に活かしつつ、陽気さをこれでもかと閉じ込めたメロディーに渋谷系サウンドの代表格、小西康陽氏による高度でオシャレなトラックが絡まり、劇薬のようなキャッチーな仕上がりに。勉強になります。」

第4位 YOASOBI『夜に駆ける』

「人間の歌いやすさを優先しない複雑、しかし心を打つメロディー。まさに新時代の楽曲。」

第3位 スキマスイッチ『全力少年』

ヒャダイン他プロ8人がベスト30に選曲した一曲でオクターブを動きまくるサビが印象的。

第2位 King Gnu『白日』

「ツインボーカルによる音域を無視したメロディーと複雑な譜割り、破壊的なアレンジ。」

第1位 松平健『マツケンサンバⅡ』

「J-POPの素晴らしい点は色んなジャンルを節操なく取り込むところ。叩けボンゴから歌詞が始まり、オレ!というフラメンコまで。それを金ピカの白塗り侍が歌うという訳分からなさ。ただただ楽しい。これこそ日本。」

「この鬱屈とした令和に必要なのはマツケンサンバⅡ。」関ジャム プロが選ぶ最強のJ-POP名曲ランキングベスト30 ヒャダインのベスト30の選曲は?

以上音楽業界のプロ2人が選ぶ2000年~2020年の20年間マイベストランキング30で紹介された曲リストについてでした。

コチラの記事も

関ジャム プロ48人が選ぶ2000-2020の歴代jpop名曲ランキングベスト50&第1位は?人気とは違うプロの評価

「関ジャム」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:「関ジャム」

 - エンタメ

スポンサーリンク