それって実際どうなの課 北海道の大自然で遠くを見続けると視力回復する?チャンカワイ検証結果
21年5月19日放送の日テレ系「それって!?実際どうなの課」では北海道の広大な大地でずっと過ごして遠くを見続けたら視力回復するのかをチャンカワイが検証。スマホやテレビを全く見ずにひたすら遠くの景色を見続けて1週間が経つ頃には視力が0.4→0.8に回復するというその驚きの検証結果とは?
スポンサーリンク現時点での視力は?
例えば広大な大地が広がるアフリカのタンザニア連合共和国では子どもの93.6%が視力1.0以上というデータがあるように、
過ごす環境によって視力が左右されるというお話は枚挙にいとまがないわけで、
という事は日本の広い土地といえばという事で北海道にターゲットを絞って今回は実験する事に。
データでは北海道に住む子どもたちの視力は全国平均と比べて1.0未満の割合が少ないとか。
向かったのは北海道寿都郡黒松内町にある添別ミニビジターセンター。
ご覧の通り辺りは自然に囲まれたポツンと一軒家状態。
ところが問題が一つ。
そもそも目に良いとされる「緑色」は色彩心理学的には見る者に安心感を与えてリラックス効果があるとされているわけですが、
このロケ時期は春手前というタイミングもあって青々とした緑はほぼ無いという状態。
そんな事もあって、今回は「ずっと遠くを見続ける」というのが視力回復法の基本アプローチという事に。
実験に挑むのは芸人のWエンジン、チャンカワイさん。
まずは実験前の視力検査からスタート。
よくある「C」(ランドルト環)の切れ目の方向を答えて測定する例の測定方法で測ってみると、
両目の視力は0.4という判定。
検証ルールは、
- 期間は1週間
- ずっと目に良い事を続ける
- 毎日午後1時(=光の加減がちょうどいいとされる時間帯)に視力検査
- 視力1.0になった時点で検証終了
という事で北海道の地で視力回復生活スタート。
スポンサーリンク初日スタート
室内で眼鏡を外して窓から外の景色を眺めますが、見えるのはだだっ広い野原と木々という光景。
眼鏡ナシなので視界は当然ボヤけている状態ですが、この状態のままとにかく遠くを見続けて目の緊張をほぐしてリラックスさせていく事に。
窓際にイスを置いてひたすら外を眺める事1時間。
続いては気分転換に外に出て遠くを見る事2時間。
さらに室内に戻って遠くを見る事4時間。
ここまで来ると日もすっかり落ちて辺りは真っ暗に。
ここで行うのは部屋で目筋トレ。
- 親指を立てて腕を伸ばし、指先にピントを合わせる
- 指の後ろにある遠くのものにピントを合わせる
- 交互にピントを合わせるのを繰り返す
これで目の筋肉を伸縮させて視力回復させるというトレーニング。
結局、初日は遠くを見続けて7時間、目筋トレを1時間というスケジュールで終了。
検証2日目
この日はあいにくの雨模様。
ところが既に変化を感じている様子のチャンカワイさん。
チャンカワイ「ちょっとクリアかも!“丘感”が分かるわ!奥行きが分かるようになってる。」
見え方に変化があるようで手ごたえを感じている様子。
その調子でこの日も3時間窓から外を眺め続けて午後1時の視力検査タイムに。
視力検査方法はいつもであればグラビアアイドル池尻愛梨さんの胸元に描かれたCを読み取るというセクシー視力検査方法ですが、
今回は池尻さんが来た白Tシャツのお腹部分に描かれたCマークを読み取るというマイルドな視力測定方法に。
かなり距離が離れていますが、マークが読み取れれば視力1.0に相当するという距離感。
結果は何も見えずにギブアップ。
マークがある事すら分からないという状態なので視力回復生活は続行。
検証中はテレビはおろか、携帯すら全く目にしないというストイックな生活。
その後は5時間ほど外を見続けて2日目終了。
検証3日目
この日もあいにくの雨。
山に立ち上る霧などが読み取れると断言するチャンカワイさんですが、
午前中は外を眺め続けていよいよ3日目の視力測定タイムへ。
今度は白Tシャツに描かれたマークの存在自体は認識できるという大進歩。
でも方向までは分からずにタイムアップ。
それでも黒いマークらしきものは読み取れたという本人談なので前に進んでいるハズという事で検証は続き、
この日もいつものように過ぎて終了。
スポンサーリンク検証4日目
この日の天気はスッキリ晴れて快晴。
景色が明るくなった好影響で「バリくそクリア!眼鏡かけてんのかなと思ったくらい!」と手応えならぬ目応え。
また、今まで450m先の遠くに見えていて青いビニールシートだと思っていたものが、実は建物の屋根だったと認識できるまでに成長。
そんなこんなで視力回復タイムへ。
自信満々の様子のチャンカワイさんですが、
池尻さんの髪型ポニーテールを読み取って順調な滑り出し。
池尻さんは双眼鏡を手にして銃(もちろんオモチャの)をぶっ放し、鳥(の人形)を仕留めるという謎のミニ芝居が入りつつ、
チャンカワイさんが最終的に導き出した答えは残念ながら不正解。
チャンカワイ「1.0はやっぱり強敵だ…。」
惜しくも正解にはなりませんでしたが、本人は進歩を実感しているという事でこの日は外に出て気分転換。
すると遠くに見える景色に動物の姿を発見…かと思いきや、遠くに揺れる草をキツネに誤認するという出来事も。
でも揺れる何かが分かっただけでも進歩ですよね。
ちなみに同行の河原ディレクターは視力1.5だそうで、そんな河原Dをもってしてやっと草だと分かる距離感だそうで、となるとチャンカワイさんも1.5レベルに近くなってきているという気配?
というわけでこの日も日が暮れるまで外を見続けて終了。
スポンサーリンク検証5日目
この日も晴れですが、
約2.5km先の遠くに見える景色の中に塔状の建物がある事を認識するチャンカワイさん。
かなりの目応えを感じているようですが、
視力検査タイムになるとこの日もマークの方向はまったく読み取れず惨敗。
チャンカワイ「いやもう見えない…。惜しいも何もないや。」
人の視力は光の加減や湿度にも影響を受けるそうで、1日の中でも変動するといわれているとか。
この日の視力測定タイムは目のコンディションが悪い時間帯と不運にも被ってしまった様子。
肝心の視力検査タイムに良い成績が出せなかったことに落胆の色を隠せないチャンカワイさんでしたが、
この日の夕暮れ時には大きな変化が訪れる事に。
チャンカワイ「やっべ…。ちょっと…裸眼で星見えた!感動だ。」
星空を眺めて北斗七星もしっかり認識してこの日は終了。
検証6日目
この日も同じようなルーティンをこなして視力検査タイム。
この日は謎の刺客が池尻さんを襲うという設定のミニ芝居でしたが、視力検査の結果は、
チャンカワイ「うん。これかもな!開いた方を言います!僕が見たのは…下です!」
見事に正解を勝ち取ったチャンカワイさん。
正解を記念して白い幕に「#チャンありがとう」が掲げられますが、
その文字をしっかり読めるチャンカワイさん。
チャンカワイ「裸眼で見える~!」
その後は室内にてスタンダードな視力検査表を使って確かめてみると、
両目の視力が検証前は0.4だったのが0.8にまで回復したという結果に。
この出来事を林田康隆医師に報告してみると、
「それ、すごくないですか!?一般的に0.7以上あれば運転免許クリアできますからね。こういう言葉使うのが正しいか分からないですけど、驚異的だと思いますね。」
というコメント。
以上「それって!?実際どうなの課」から北海道の広大な大地で遠くをひたすら見続けたら6日で視力が0.4→0.8まで回復したという検証結果でした。
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