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林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!医師おすすめ最強肉No.1決定戦


21年6月15日放送のテレ朝系「林修の今でしょ!講座」ではラム肉、牛肉、豚肉、鶏肉の4つの肉の栄養面&健康面で徹底比較。肥満対策、夏風邪予防、疲労回復、熱中症対策、肌トラブルという5部門別でそれぞれNo.1に選ばれた最強肉は?症状別の食べ分け術を医師・専門家の意見を元に総まとめ。

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出演者

  • 【MC】林修 
  • 【副担任】斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー) 
  • 【日直】川西賢志郎(和牛)
  • 【学友】伊沢拓司 原田葵(櫻坂46) 水田信二(和牛) 本高克樹(7 MEN 侍)
  • 【講師】川本徹(みなと芝クリニック院長)

肥満対策

肥満対策やダイエットに最も最適な太りにくい肉は、

  1. 羊肉
  2. 牛肉
  3. 豚肉
  4. 鶏肉

という順番なので、

「羊肉」

ポイントになるのはL-カルニチンという成分。

L-カルニチンには脂肪燃焼効果があるといわれているのでその含有量の差。林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!脂肪燃焼に効くL-カルニチンの含有量

お肉の色が赤ければ赤いほどL-カルニチンが多いそうなので、そうなると圧倒的に赤みが強い羊肉(マトン)がトップ。

L-カルニチンはもともと体内に蓄えられているものですが、20代をピークにその量が減少していき、歳をとるごとに摂取しないと中年太りの原因になったり。

L-カルニチンの目安量は1日200mgが一つの基準なのでマトンだと約100g程度。

一方、豚肉だと700gと大量。

お肉毎のカロリーを比較するとカロリーが低いイメージがある鶏肉よりも低い数値になるのが羊肉だったり。林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!100gあたりのカロリー比較

ちなみに焼き加減はミディアムレアぐらいが適当で、火を通し過ぎるとL-カルニチンの作用も落ちてしまうんだとか。

羊肉の特にマトンになるとその独特のニオイが気になるという方もいるかもしれませんが、

羊肉にニオイがある理由は他のお肉に比べてその脂がとても酸化しやすい性質を持っているから。

以前の冷凍技術では解凍工程で酸化した脂がドリップとして多く出てしまう難点を抱えていましたが、林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!ラム肉の臭みは冷凍技術の差

最新の冷凍技術ではほぼドリップを出さずに解凍できるようになったのでそのニオイもかなり抑えられているそう。

夏風邪予防

免疫力アップと夏風邪対策に効果的な肉は、

  1. 羊肉
  2. 鶏肉
  3. 豚肉
  4. 牛肉

という順番なので、

「羊肉」

ウイルスと戦う免疫細胞を作るビタミンAが多く含まれているのは羊肉。林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!免疫アップ&夏風邪予防に効くビタミンAの含有量

ビタミンAには胃や腸などの臓器に侵入するウイルスや細菌をブロックする働きがあり有効。

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疲労回復

夏バテ解消や疲労回復の助けになる肉は、

  1. 豚肉
  2. 羊肉
  3. 牛肉
  4. 鶏肉

という順番なので、

「豚肉」

ポイントはビタミンB1の含有量。林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!夏バテ・疲労回復に効くビタミンB1の含有量

ビタミンB1が体内で不足すると倦怠感や、息切れの原因になったり、さらに症状がひどくなると心筋梗塞に至るというケースもあるほど。

このビタミンB1はエネルギー代謝を高めて疲労感を除去してくれる効果が期待できるので積極的に摂取したいもの。

お酢に含まれるクエン酸は疲労物質を分解するパワーを持っているという事もあって酢豚で食べるのがおすすめと川本医師。

熱中症対策

熱中症対策に役立つ肉は、

  1. 羊肉
  2. 鶏肉
  3. 豚肉
  4. 牛肉

という順番なので、

「羊肉」

熱中症対策にはミネラル補給と水分補給が鉄則なのは常識ですが、

そこに加えてオメガ3脂肪酸をとり入れるのもおすすめだそう。

オメガ3脂肪酸と聞くと青魚に多く含まれるイメージも強いですが、実は羊肉には豊富。林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!熱中症予防に効くオメガ3脂肪酸の含有量

脱水症状になると血管内の水分が減少して悪玉コレステロール値が上がって血流が悪くなるという現象が起こり、その結果、脳などの重要な臓器に血液が行き渡りにくくなって、めまい・吐き気・失神などの重い症状に。

その点オメガ3脂肪酸には血管内の悪玉コレステロールを代謝して血流を良くしてくれる働きがあるので、重症化しにくくなるというわけですね。

という事は羊の脂はフィッシュオイルと同じように健康パワーがいっぱいというわけで、そうなると脂も捨てずにしっかり摂取したい所。

そこでジンギスカンのような羊の脂を使って野菜も一緒に味わえる調理法はピッタリとの事。

ちなみに最近の研究ではステアリン酸という脂の一種が悪玉コレステロールを減らす作用がある事が判明していて、このステアリン酸を4つの肉の中で一番多く含んでいるのが「牛肉」というお話も。

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肌トラブル

肌トラブルに効果的な肉は、

  1. 羊肉
  2. 牛肉
  3. 豚肉
  4. 鶏肉

という順番なので、

「羊肉」

ポイントになるビタミンEの含有量が一番多いのが羊肉。林修の今でしょ講座 ラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉を徹底比較!美肌効果があるビタミンEの含有量

肌の表面に作られるバリア機能(例:皮脂膜)は外界から肌を守るために存在していますが、この皮脂膜の成分になっているのがビタミンE。

これがしっかり作られていると太陽の紫外線や熱から肌を守ってくれる機能がしっかり果たされるというわけですね。

さらにビタミンEは肌の新陳代謝を促進して、傷ついた肌を修復してくれる嬉しい効果も。

皮膚は成長ホルモンが多く分泌される夜中に修復・再生が進むという特徴があるので夕食にビタミンEを摂るのがおすすめのタイミングとの事。

その際に、羊肉をビタミンC豊富なパプリカと一緒に摂取すると美肌効果が高くなるというアドバイスも。

以上「林修の今でしょ!講座」からラム肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉の徹底比較についてでした。

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