What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

注射が怖いのはなぜ?大人でも使える注射が痛くなくなる3つの方法?チコちゃんに叱られる


21年6月18日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」で出題されたのは『なぜ子どもの頃は嫌だった注射が大人になると平気になる?』という問題。大人と子どものある違いによってこの差が生まれるそうですがそれは一体?また痛みの専門家がおすすめする大人にも使える注射が痛くなくなる3つの方法もご紹介。

スポンサーリンク

ゲスト出演者

【ゲスト】TAKAHIRO、小芝風花

【VTRゲスト】カミナリ

なぜ子どもの頃は嫌だった注射が大人になると平気になる?

冒頭はいつも通りゲスト紹介からですが、

今日は2人とも初登場の小芝風花さん、そしてTAKAHIROさん。

オープニングはサラッとすぐに1問目の指名は、

この中で一番、健康に気を遣っている元気な大人ってだーれ?

ここは子どもの頃は注射が嫌いだったというTAKAHIROさんが回答者に。

大抵は子どもの頃は注射が怖くても、大人になるにつれて割と平気になっていくというお話をするチコちゃんですが、

TAKAHIROさん自身も今はツアー中にビタミン注射などを打ったりという事がよくあるそうなので特に怖いといった感情も薄れているとか。

というわけでチコちゃんの疑問は、

なんで子どもの頃は嫌だった注射が大人になると平気になるの?

注射よりも痛い事を沢山経験するからという答えですが、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

一方で、小芝風花さんは体や腕の大きさが変わるので針の感じ方が変わるという説ですがコチラも残念。

というわけでチコちゃんの答えは、

痛みが10分の1になるから

解説は桜美林大学の山口創教授。チコちゃんには二度目のご登場。

山口先生によると大人と子どもでは痛みの感じ方が全く違い、同じ痛みでも子どもの方が10倍も敏感なんだとか。

そもそも皮膚の表面には痛みを感じる痛点が1㎠あたり100以上あり、痛点が刺激されるとその信号が脊髄を通って脳に伝わり、遺体と感じるというのが基本的なメカニズム。

そしてこれが子どもの場合は、脊髄の入り口にある神経がまだ十分に発達していないという違いがあるとの事。

大人の場合は脊髄の入り口にある神経が分かれて存在しているので、痛みも分けて伝える事が出来るのに対して、子ども場合は神経が密接しているので少しの刺激でも多くの刺激として伝えてしまうという違い。

成長による痛みの感じ方の変化を調べた研究では、注射が怖いのはなぜ?大人でも使える注射が痛くなくなる3つの方法?チコちゃんに叱られる

男女ともに7歳~9歳にかけて痛みの感じ方がおよそ10分の1になっているのが分かります。

これぐらいの時期に脊髄の入り口の神経が分類・整理されてくると山口先生。

スポンサーリンク

また子どもが痛がるのには心理的な影響も関係していて、

不安や恐怖の感情によって痛みがさらに大きくなるという現象も起こるとか。

注射などの痛みが恐怖や不安の記憶として刻まれると、痛みを感じるセンサーや脳、脊髄の働きが変化して本来であれば弱い刺激にも関わらず、敏感に反応して痛いと感じてしまうという事も。

こういった事を踏まえて、子供が注射嫌いにならないように出来ることについては、

注射を打つ時に出来るだけ痛みを感じにくくする工夫が最も重要だそうで、

山口先生がおすすめするのが3つの方法。

  • 意識をそらす
  • 皮膚をさする
  • 甘いものを食べる

【意識をそらす】

皮膚から伝わった痛みの刺激が脊髄に入る入り口の所にはゲートが存在していて、意識をそらしているとゲートが上手く閉まる役割を果たしてくれるそうで、痛みが感じにくくなるとの事。

具体的には大好きなおもちゃや本などに夢中になっている隙をついてササッと済ませるといった具合ですね。これはお医者さんとの上手い連携もカギになりそうですが。

【皮膚をさする】

皮膚をさすってやることでこれも脊髄の入り口にあるゲートが閉じるので痛みが感じにくく。さらにスキンシップをする事で脳からオキシトシンが分泌されて痛みを和らげてくれる鎮痛剤に。

「皮膚をさすって意識をそらす」といえば「痛いの痛いの飛んでいけ~」ですが、あのおまじないはまさにコレ。

【甘いものを食べる】

甘い物を脳で感じるとオピオイドという物質が分泌されますが、これは脳内麻薬と呼ばれていて痛みを軽減する効果が。

ここでカミナリのお二人に登場してもらって、上記の3つの方法を実際に試してもらって激しいツッコミで感じる痛みに効果がある蚊どうか検証してみる事に。

ツッコミの代わりに低周波機器を利用して実験。

そしてカミナリまなぶさんが大好きなサッカーの雑誌を読んでいる最中に、皮膚をさすりつつ、甘いチョコを食べながら再度低周波。

ところが実験結果は「(痛みが軽減されたか)よく分からない」という感想でうやむやに。

というわけでコチラが結論。

子どもの頃は嫌だった注射が大人になると平気になるのは痛みが10分の1になるから

でした。

最近心に刺さったものは?という質問には「それはリオネル・メッシの言葉で『努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。』です。」と真面目モードのチコちゃん。

という事で1問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

 - エンタメ

スポンサーリンク