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競泳の泳ぐスピードリアルタイム表示はどうやって計算している?AIカメラで秒速表示


東京オリンピックの競泳種目を観ていると目に付くのが選手の泳ぐスピードが秒速でリアルタイム表示されるあの演出。トップ争いをしている選手たちのスピード差が一目瞭然になるので、追い上げそうなのか、それとも逃げ切りそうなのかハラハラに一躍買ってくれるあの表示は一体どのように表示させているんでしょうか?

フジテレビ系の「イット!」で解説されていた内容を基にご紹介します。

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スピード表示

この競泳の泳ぐスピードリアルタイム表示は今回の東京オリンピックから導入されている最新技術。競泳の泳ぐスピードリアルタイム表示はどうやって計算している?AIカメラで秒速表示

実はこれは時計メーカーで東京オリンピックの公式タイムキーパーを務めるオメガが提供するAI最新技術を活用したもので、

プールの横に設置された4台のカメラで選手の水着に付けられたセンサータグを読み取り、選手の動きをリアルタイムで捕捉。競泳の泳ぐスピードリアルタイム表示はどうやって計算している?オメガのAIカメラ

現在プール上でどの位置にいるのか?加速はしているのか?減速しているのか?選手間の距離差、残り距離やさらには泳ぐ際のストローク(水をかく)数といった情報を分析して表示させているのがあの秒速表示。

これらは動作検知(motion sensing)・測位技術(positioning technology)といった総称で呼ばれる最新テクノロジーのおかげ。

こういった新技術はTV観戦する視聴者を楽しませるという一面ももちろんありますが、選手や指導者にとってもレース分析をする際に役立つ情報として活用されるそうで、

ゴールまで何m地点でバテてペースが落ちてしまったのか?どこが勝敗を分けるポイントになるのか?など細かい分析の土台となるデータのおかげでスポーツのさらなる進化も望めるというわけですね。

また、こういった情報は実況や解説者などの中継担当者、メディア関係者にも伝えられるそうなので、より詳しい競技解説の助けになるというのも応援する側、伝える側双方にとって有益。

以上、競泳種目で東京オリンピックから導入された選手の泳ぐスピードのリアルタイム表示についてでした。

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