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関ジャム プロが選ぶ胸キュンラブソング全14曲のソングリストは?


21年8月29日放送のテレ朝系「関ジャム完全燃SHOW」ではプロが真面目に選んだキュンとしたラブソング特集と題して、鬼龍院翔・AAAMYYY・草野華余子・向井太一・大原櫻子の5人の音楽業界のプロが胸キュンラブソングを選曲。歌詞やコード進行などプロ目線だとどんな曲がキュンするんでしょうか?一覧でご紹介。

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鬼龍院翔の選曲

広末涼子『MajiでKoiする5秒前』

鬼龍院翔「中学1年の時にヒットしていたのでよく聴いていました。当時、このMVを観てキュンとしなかった男子はいません。」

「曲としてもキャッチーで懐かしいロックのリズムで親しみやすくて覚えやすい。そして広末さんの場合は歌上手いんですよね。音楽的に良いトコいっぱい揃ってるんだけど、そんなの関係なくカワイイ!」

あいみょん『君はロックを聴かない』

鬼龍院翔「主人公が深めの音楽好きで、高鳴る恋愛をしていて心臓が速くなることをBPMで例える事で共感できる。思春期に音楽を集めていた時のむずがゆさと恥ずかしさをくすぐっている。」

GLAY『HOWEVER』

鬼龍院翔「中学生の時、大ヒットして何気なく聴いていたのですが大人になって歌詞の凄さに気付きました。シーンを限定している歌詞は共感するものがあった場合に胸を打つような歌詞に受け取れるが、そのシーンだと共感できないという場合もある。歌詞はシーンを限定しているように一見思いますが、これがよく考えると意外と誰でも当てはまるんです。」

「まるで聴いている人をキュンとさせるトラップのようです。」

スピッツ『渚』

鬼龍院翔「小学6年生の時にお菓子(ポッキー)のCMで使われていた曲で、たった15秒なのに毎回キュンとさせられる威力がありました。」

「チェリーの大ヒットの後にこの曲がリリースされましたが、4拍目にアクセントがくる珍しいリズムはポップスとしてはチェリーより単純ではない。以前の曲調とは全く違うもので勝負してもしっかりと人の耳に残りヒットしているのは凄い。」

やっぱりつまるところは草野マサムネさんのキュンとさせる歌声がポイントとの事。

AAAMYYYの選曲

GO!GO!7188『こいのうた』

AAAMYYY「恋愛の仕方も分からないし、告白する勇気も無くて、気付いたらタイミングを逃して叶わなかった10歳くらいの初恋の時に聴いていました。」

「片想いの相手との叶わない切ない恋で諦めや嘆きではなく、淡々と自分の気持ちを歌う事で自助となるような愛が溢れていて素敵な曲です。」

「演奏も3人バンドの演奏だけでほぼ完結し、私の知る限り最もシンプルで真っ直ぐなラブソングです。」

小学生時代、クラスで一番人気の男子への恋心を胸に秘めていた頃に聴いていた曲だそう。

RADWIMPS『ふたりごと 一生に一度のワープver.』

AAAMYYY「高校生の時、気になる人がカラオケで歌っていて聴くようになりました。手に触れた瞬間に宇宙のように広がる愛情が次々と発せられる哲学的な思想と絡まり混ざり合って、宇宙規模のハーとの中に聴く人を浮遊させてしまう、もはや一冊の恋愛小説を読んでいるような歌詞が本当に素晴らしい。」

「徐々にヒートアップして行く曲展開やバースからサビへ移り変わる転調が秀逸で唯一無二。リリックとの親和性が最高に強い。」

「こんなラブソングを歌われたら一瞬で恋してしまうし、一生愛してしまうと思います。」

その気になる人とは3年間付き合ったとか。

チャットモンチー『染まるよ』

AAAMYYY「大学の頃、仲の良かったバンドマンとつるんでいた時によく聴いていました。まさに歌詞通りの状況過ぎて当時、毎日リピートしていました。」

「悩みが尽きなくて不器用であどけない恋心が滲み出るリリックは、タバコが好きで大人びた相手に恋い焦がれる女子たちが全員共感してしまうのではと思う。」

「サビの少し力の抜けたテンション感は上手くいかない恋の世界観を滲ませていて素晴らしい。」

この当時、タバコを吸う大人の男性への憧れもあったそうですが、良くも悪くも色んな恋愛を経験した時期でもあったとの事。

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草野華余子の選曲

DREAMS COME TRUE『やさしいキスをして』

草野華余子「自分が失恋した時に思い出して、一番になれない女の人の気持ち、分かる分かる。って思いながら聴いていました。ずっとマイナーコード進行で粘って来た最後にこの、希望を捨てきれないGsus4のニュアンスに主人公の危ういメンタルが包括されています。」

「良い意味でここまで不幸そうな曲をよく作ったなって思う。早くその男やめたらいいのにって思いながら聴いています。」

この曲の不思議ポイントとして草野華余子が挙げたのが、

  • 間奏の笛 – 「この楽器よう選んだな…」という切ない音
  • サビのない構成 – 基本的にずっとAメロでもフェイク溢れる吉田美和の歌唱力のおかげで飽きずにずっと聴ける
  • 曲の終わり方 – 最後は急に転調してめちゃくちゃ不穏なコードでフェードアウトするように終わる

という3点。

宇多田ヒカル『Be My Last』

草野華余子「歌の主人公と自分を重ねて聴いていました。『いつか結ばれるより 今夜一時間会いたい』この一行に共感しかない激重めの精神性が詰まっています。こういう精神状態の時は今夜1時間会わない方が後々上手くいくよと主人公にそっと伝えてあげたいです。」

「Aメロにもサビにも『ああああ』という歌詞の無い部分があり、当時これを聴いた時、宇多田さんは相当キツくて言葉にならないぐらいの感情があったのではと勝手に想像してしまいました。宇多田さんのメロディーの持つ情報量そして、伝わって来るイメージは歌詞が無くても雄弁です。」

女子中、女子高育ちだったせいか大学生になって初めて恋愛をしたそうで、3番目の彼女として恋愛をしていた時期に聴いていた曲だったとか。

後に本命彼女になって7年ほどのお付き合いになったそうですが、結末は自分の浮気が原因で別れるというこれまた山あり谷あり。

My Hair is Bad『真赤』

草野華余子「当時、気になっていた人が聴いていてお勧めしてくれたので聴き始めました。なるほど…振り回される男側はこういう事を思ってるのか。という学びになったし、この女…!この女め!という反面教師的な内容で女性目線でもブッ刺さる歌詞。」

「ヒロインの本命じゃなかったということだけど、それを間接的に伝えて来る描写と行間が凄く良い。」

向井太一の選曲

iri『会いたいわ』

向井太一「何もかも投げ出したくなるような真っ直ぐな会いたい気持ちを歌った歌詞がキュンポイントです。韻を踏んだ歌詞やフロウも思わず口ずさんでしまいたくなる聴きどころ満載の曲です。」

「僕的新世代No.1ラブソング。」

MOROHA『ハダ色の日々』

向井太一「他のラブソングには無かった歌詞の表現にキュンときます。バース(ラップのAメロ、Bメロ)の日常的な歌詞とフック(ラップのサビ)の美しさのバランスも好きなポイントです。」

大原櫻子の選曲

DREAMS COME TRUE『大阪LOVER』

大原櫻子「ラジオで流れて来て学生時代にキュンとしました。女の子の気持ちも言葉遣いも大阪弁で可愛い。キュンとしました。ツアーなどで大阪に行く度につい口ずさんでしまいます。」

宇多田ヒカル『First Love』

大原櫻子「切なくキュンとする曲と言えばコレです…。何度聴いても歌詞が良いなと感じます。当時作詞した宇多田さんの年齢(16歳)を知った時は本当に驚きました。」

以上、プロが選ぶ胸キュンラブソング14曲のソングリストでした。

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