それって実際どうなの課 家事ダイエットのカロリー消費で痩せる?餅田コシヒカリ検証結果
21年9月8日放送の日テレ系「それって!?実際どうなの課【家事は重労働!?3日間ずっと家事したら痩せるのか】」では家事をやり続ける事でカロリーを消費してダイエットできるかという”家事ダイエット”を餅田コシヒカリが検証。家事の消費カロリーランキングなどを基にしながらどんどん家事をこなしてそのダイエット結果は?
3日間の検証前後で体重、ウエスト、上腹、下腹、太もものサイズ変化を記録したそのビフォーアフターをご紹介。
スポンサーリンク家事ダイエット
今回のダイエット検証企画は「家事」がテーマ。
そもそも1日の総消費エネルギーのうち「運動」で消費されるカロリーは全体の5%程度に留まると言われていて、
これに比べて日常生活の家事などが25%~30%というデータがあったり。
という事はつまり運動するよりも家事を行う方がエネルギー消費量が多い(=痩せられる)のでは?というのが家事ダイエットの根本となる考え方。
※そもそも活動量が同じであれば運動だろうと家事だろうと消費カロリーは一緒なのでこの考え自体理論破綻しているというツッコミはとりあえず置いておいて…。家事なら運動のように気合を入れて行わなくて済むという心理的障壁のメリットを活かすという方向で。
というわけで餅田コシヒカリさんが徹底検証する事に。
まずはいつものように検証前の身体測定へ。
今回の検証では、
- 体重
- ウエスト
- 上腹
- 下腹
- 太もも
の5つの項目を計測して記録して行く事に。
- 体重:99.1kg
- ウエスト:116cm
- 上腹:102.5
- 下腹:126cm
- 太もも:70.0cm
という数値でスタートする事に。
スポンサーリンク検証スタート
今回はみやま市工藤内科の工藤孝文医師指導で、
厚生労働省が算定しているエネルギー消費量計算式
「消費カロリー=メッツ×体重×運動時間×1.05」
で家事のカロリー消費量を算出。
ちなみにメッツとは身体活動の強さを表す単位で、
- 静止 – 1
- ウォーキング – 3~5
- 自転車 – 4~8
- ランニング – 7~10
というのが目安。
というわけで家事スタート。コチラが家事の消費カロリーランキングですが、
まずは引っ越ししたばかりという餅田コシヒカリさんなので、まだ片付いていない荷物を衣服中心に整理整頓。
段ボールに詰まった服を豪快に部屋に広げ、使う頻度に分けて分別。
餅田コシヒカリ「服の整理が一番疲れますわ。私。掃除の中で。」
服を一着一着畳んで、しまうという動作で自然と屈伸運動。
30分ほど作業をしてひと段落。
餅田コシヒカリ「はぁ…。疲れますよね。掃除っていうか片付けってやっぱ疲れますよね。」
体重50kgの人が片付けを30分行うと約126kcalのエネルギー消費量。これは20分間バスケットボールをするのと同じレベルの消費カロリー。
餅田コシヒカリさんの場合は体重がおよそ倍なので消費カロリーも約250kcalとビッグ。
食べ物で例えるとご飯茶碗1杯分。
そして今回の実験では料理も家事の一環として自炊によって全てまかなうのがルール。
食事メニューによって痩せる事が無いように日頃と同じ程度の1日2500kcalでメニューを組み、そのレシピに沿って作ってもらう事に。
というわけで、まずは食材の買い出しへ。
体重50kgの人が買い物に出かけると30分で約60kcalの消費カロリー。水泳10分とほぼ同じ。
買い物から帰宅して料理に取り掛かりますが、普段からあまり料理をしないタイプのようで慣れない手つきで包丁を扱い「はぁ…。疲れましたね…。」とため息をつきつつ何とかかんとか冷やし中華(780kcal)が完成。
体重50kgの人が料理をすると40分で120kcalなのでウォーキングとほぼ同じ運動量。
ここまで3つの家事をこなして600kcal(※体重50kgなら半分の300kcal)を消費済みという計算。
食べ終わるとすぐに食器洗いに取り掛かり10分間で15kcal。砂糖入りのコーヒーと同じ。
午後は掃除タイム。
掃除機がけ10分で28kcal。(=社交ダンス10分)
餅田コシヒカリ「意外と掃除機がけって疲れるかも。」
続いてモップがけ10分で20kcal。(=水中歩行10分)
餅田コシヒカリ「体幹に来るというか。全身使ってやるから。あつ~。」
雑巾がけ10分で30kcal。(=ゴルフ10分)
当然ながら部屋の掃除が進むとどんどん部屋が綺麗になっていくのでモチベーションはかなり高い様子。
お風呂掃除25分で175kcal。
掃除を終えると夕食タイムに。
この日は結局13個の家事を行って消費カロリーは1600kcal(※体重50kgなら半分の800kcal)に。
餅田コシヒカリ「やってみると体が結構しんどいですね。ずしっと疲れた~みたいな。早く風呂入って寝ようみたいな感じの体感ですね。」
スポンサーリンク検証2日目
朝の体調は、筋肉痛まではいかなくても程よい疲労感との事。
- 体重:98.7kg (前日比マイナス0.4kg)
- ウエスト:112cm (前日比マイナス4cm)
- 上腹:103cm (前日比プラス0.5cm)
- 下腹:125cm (前日比マイナス1cm)
- 太もも:72.5cm (前日比プラス2.5cm)
数値上は確かにサイズダウンしているように感じますが、この身体のサイズを考えれば誤差範囲。
2日目は「朝から体を活動モードに入れる為」に洗濯からスタート。
実は朝食を食べる前に体を動かしておくと交感神経が活発になって1日中代謝が良い状態になるんだとか。
洗濯機を回している間におにぎりを作り10分間で30kcal。
食後はすぐに洗濯物干し10分で35kcal。(=10分ウォーキング)
ここからは2日目も部屋の掃除タイム。
昨日落としきれなかったお風呂場の水アカや鏡のウロコ取りなど丁寧に掃除。
さらにカビ予防の為に50℃以上の熱湯をカビが生えそうなお風呂のコーナー部分を中心にシャワーで20秒から30秒ほど散布。
最後に上から下までしっかり乾拭きしてお風呂掃除完了。
そんなこんなでこの日は18個の家事を行って消費カロリーは1000kcal。
- 鮭おにぎり 520kcal
- たらこパスタ 600kcal
- ガーリックライス 1400kcal
でトータル2500kcalの摂取ですね。
検証3日目
3日目も身体測定からスタート。
- 体重:98.4kg (前日比マイナス0.3kg)
- ウエスト:108cm (前日比マイナス4cm)
- 上腹:99cm (前日比マイナス4cm)
- 下腹:121cm (前日比マイナス4cm)
- 太もも:68cm (前日比マイナス4.5cm)
全てのデータが減少傾向に。
そして3日目も基本的に同じような家事中心の生活リズム。
餅田コシヒカリ「普段やんないような事ばかりというか、一番自分が嫌いな種目ばっかしだったんですけど、いざやり方覚えてやってみると何か楽しかったですね。ですし1日があっという間に終わるなという感じでした。」
これで検証期間は終了。あとは最終日の測定のみですね。
スポンサーリンク検証結果発表
こうして3日間の家事ダイエットの日々を過ごして最後の身体測定タイムへ。
- 体重:98.6kg (初日比マイナス0.5kg)
- ウエスト:108.5cm (初日マイナス7.5cm)
- 上腹:98cm (初日比マイナス4.5cm)
- 下腹:122cm (初日比マイナス4cm)
- 太もも:65.5cm (初日比マイナス4.5cm)
検証前と比べると体重は約0.5kgのダイエットに成功し、ウエストや腹回りのサイズが落ちているのがポイントでしょうか。
お腹周りがスリムになった要因について工藤先生に聞いてみると、
工藤先生「内臓脂肪の事を普通預金、皮下脂肪を定期預金みたいなイメージで、付きやすくて取りやすいのが内臓脂肪。ですから今回は体重はあんまり落ちなかったんだけど、お腹周りの脂肪はしっかり燃えているという結果になったんだと思います。」
他にも、
「あくまで個人差はあるんですけど、ゆっくり家事をやる人はウォーキング、テキパキ家事をやる人はランニングをする位カロリー消費の差が出るのでテキパキ家事をやる事が大事だと思いますね。」
という事で以上「それって!?実際どうなの課」より家事ダイエット3日間の効果は体重-0.5kg、ウエスト-7.5cmという結果でした。
日テレ「それって!?実際どうなの課」に関する全記事はこちらのリンクから