とうもろこしのヒゲって何の為?答えはめしべ?チコちゃんに叱られる
21年10月1日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第2問は『とうもろこしのヒゲって何?』という問題。答えは「ヒゲ=めしべの一部」で、ヒゲ一本一本に花粉が付く事でとうもろこしが出来ているとか。また番組ではヤングコーンの話題も出ていましたが、ヤングコーンという品種があると勘違いしている人ってどれ位いるんでしょうか?
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】関根麻里、大竹まこと
【VTRゲスト】塚原愛アナ、青木ディレクター
とうもろこしのヒゲって何?
2問目の指名は、
この中で一番、美味しい野菜を食べているグルメな大人ってだーれ?
大人になってよく食べるようになったという関根麻里さんが回答者に。
ここでチコちゃんの疑問は、
とうもろこしのヒゲって何?
栄養分が飛び出したものという答えですが、
チコちゃん「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
というわけでチコちゃんの答えは、
めしべ
解説は東京農業大学の髙畑健教授。
そもそもとうもろこしは種をまいて1週間ほどで発芽する植物で、およそ2か月後には人間の背丈とほぼ同じ高さにまで成長。
この状態は受粉する前のもので、皮を剥いてみると八宝菜なんかでお馴染のヤングコーンが中から登場。
ひょっとするとヤングコーンという品種のとうもろこしがあると勘違いしている人も多いかもしれませんが、実は受粉前に早採りしたとうもろこしの事をヤングコーンと呼んでいるんですね。
そして、ヒゲの先端を拡大して観察してみるとヒゲからさらに細いヒゲが伸びていて、これは花粉を確実にキャッチするための工夫。
受粉後は花粉から花粉管が出てヒゲの中をどんどん伸びていき、粒の部分まで辿りついて受精。
受精した粒が一気に成長して甘くてみずみずしいとうもろこしの粒になっていくんですね。
スポンサーリンクちなみに髙畑先生に外から美味しいとうもろこしを見分ける目利きの方法について尋ねてみると、外からは美味しさは分からないそうですが、その代わりにヒゲの数はとうもろこしの粒の数と同じなるというお話。
つまり、ヒゲがふさふさしていれば粒がぎっしり詰まった個体であると分かるというわけですね。
「ヒゲの数=粒の数」という話題と共に「一度数えてみたらどうですか?」と髙畑先生に言われちゃったこともあって、番組では実際に数えて確かめてみる事に。
ヒゲの束を一本ずつ丁寧に分離させて机に並べていくという途方もない作業がスタート。
100本数えるのに用した時間は約25分となかなか骨の折れる実証実験。
途中からはこの作業を聞きつけた塚原愛アナがとうもろこしのヒゲ茶を手にして作業現場に駆け付ける事に。
黙々と数えるだけでは番組にならないという事で塚原愛アナはとうもろこしの豆知識も披露し、とうもろこしのヒゲは食物繊維が豊富で便秘改善が期待できるそうで、カリウムを多く含んでいる事から利尿作用もあるとの事。
数える手伝いをするかと思いきや、ずっと何やかんやと喋りかけたり、ポップコーンをつまんだりと見方によっては邪魔のような気も…。
524本目を数えるスタッフ(青木ディレクター)を横にして「5月24日が誕生日。笑」とのんきな塚原愛アナw
そして数え始めて2時間50分後にようやくヒゲ総数「590本」が判明。
ここでそそくさと現場を去って行く塚原愛アナ。
ここから粒の数を数える第2フェーズが待っていますが、塚原愛アナと入れ替わるように登場した先輩ディレクターからは「子どもの頃何になりたかったの?」と謎の質問。
子どもの頃の回想シーンが謎に差し込まれつつ、判明した粒の数は「546」という結果に。
青木D「惜しくも何ともない!あ゛ぁ~!」
というわけでコチラが結論。
とうもろこしのヒゲはめしべ
でした。
とうもろこしの好きな食べ方は?という質問には「横に持って内側に回転させながら下の歯でガーッといきたいね。」と豪快なチコちゃん。
最後に塚原愛アナから補足。
ヒゲの数と粒の数に差が出てしまった理由としては、数える際にヒゲをちぎってしまい正確なカウントになっていなかったからでは?というのが髙畑先生の見解との事。
チコちゃん「あとは?あなたが邪魔した事は入れないの?」
塚原愛アナ「そういう情報は特に…。笑」
コーン茶の差し入れ以外は基本的に何も手助けになっていなかった塚原愛アナが平謝りして2問目は以上。
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