ほわ~い話 出演者やあらすじ&オチの答えを一覧でまとめ【第1弾放送ネタバレ】
21年7月24日放送のTBS系「背筋も凍るほわ~い話」ではホラーな怖い話かと思いきや意外なオチで終わるほわ~い(why!?)話をドラマにしてクイズ形式で出題する第1弾。という事でドラマ出演者や問題のあらすじ&クイズの答えを一覧でまとめてご紹介。
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出演者
『恐怖の足音』井上咲楽、布川ひろき(トム・ブラウン)、みちお(トム・ブラウン)
『おくすりちょうだい』長谷川雅紀(錦鯉)、野村彩也子TBSアナ
『ミヤシタさんからの電話』峯岸みなみ、鈴木もぐら(空気階段)
恐怖の足音
カフェで「コツコツ」について話す2人の女性。
「噂になってるの知らないの?車を運転しているとコツコツって音が聞こえてくるらしいのよ。私が思うにハイヒールを履いた女の幽霊が車を追いかけて来てる音だと思うのよ。」
「怪奇系のドラマ見過ぎだよ。笑」
「とにかく足音が聞こえてきたら絶対に車降りちゃいけないらしいよ。」
ただの噂とスルーして友達と別れ、一人で車を運転して帰宅。
すると道に迷った挙句に普段は通らないトンネルに差し掛かり、ちょうどその時帰りを心配する母からの電話。
車を停めて「すぐに帰るから。」と伝えてトンネルの中へ。
スポンサーリンクすると、どこからともなく「コツコツ」の音が。
「何の音?さっきまでこんな音してなかったのに…」「えっ…まさか…?」
怖くなって思わずアクセルを踏んでスピードを上げると、追いかけるようにコツコツの音も一層激しく。
「ウソでしょ…こんなスピードなのに…足音がついてきてる…?」
必死の思いでトンネルを抜け、そこで車を一旦停止させるとコツコツ音は収まって一転して静寂。
自分を落ち着けるように「車に何か引っかかったのかな?」と車を降りて確認する事に。
スマホのライトを頼りにタイヤ周りなどをチェック。
すると次の瞬間、誰も乗っていないはずの車が勝手に動き出して女性は置き去りに。
トンネル手前で車が停まった隙を狙って金属片がついたゴムをタイヤにセット。
するとタイヤの回転に合わせてコツコツという音が発生。当然ながらスピードを上げると同期してコツコツ(またはカラカラ)音も早くなるのでまるで何かが追いかけて来ているように勘違いするというトリック。
異変を感じた運転手が車のチェックをしようと外に出た瞬間、待ち構えていた窃盗団の仲間が車に乗り込んで走り去るという手法。
これは実際に大阪や兵庫で2010年頃に多発し、新聞にも「カラカラ盗」という見出しで報道されたお話。
「絶対に車降りちゃいけない」という警告は幽霊に遭遇するからではなく、車を盗まれてしまうからという事だったんですね。
スポンサーリンクおくすりちょうだい
母が亡くなってからもう5年が経つ頃、父が急に倒れたという連絡を受けて慌てて帰省する事になった娘。
心配する娘をよそに「今は心臓の薬もちゃんと飲んでるから元気モリモリだよ。」と明るい父。
心臓の他にも父は認知症が徐々に進行しているようで、その事も合わせて心配な娘でしたが、
父娘で明るく会話をしている所に「久しぶり。」と笑顔で現れたのは再婚した後妻。
後妻は30歳年下で周囲からは「遺産目当てでは?」と噂される始末でしたが、
そんな下世話な噂を気にしつつも、3人はお互いに良好な関係を築いている様子で、今日の晩ご飯はどうする?といった家族の会話。
そして晩ご飯の準備を進めていると「おーい。心臓の薬持って来てくれ。」と父の声。
義母がすぐに薬を持って父の元へ向かいますが、その様子に少し引っかかる娘は「あんな量?さっきも飲んでなかった?何の薬なんだろう…?」
これに輪をかけるように娘が目撃したのは、ゴミ箱に入った大量の薬の空箱、「バレてないです。」と電話口でこそこそと話す義母、「もっと薬ちょうだい。」とうつろな表情で催促する父。
不可解な光景を立て続けに見てしまった娘の疑念は高まるばかり。
「なんなのこれ…絶対おかしい。」
認知症などの症状進み、薬を飲んだことを忘れて何度も薬を飲もうとする患者に対して使われる事があるという薬の見た目をしつつも薬効成分を全く含まない偽薬(主に糖質と食物繊維)。
実際に介護現場などでも多く使われているそうで、そんな事情を知らない家族が大量の薬を何度も飲んでいる光景に驚くというケースもあるとか。
それでも患者本人がいる前では「これは偽の薬なので大丈夫。」とは言えないので、ちょっと隠し事をしているような雰囲気になってしまい余計に怪しく映るという事もあったり。
スポンサーリンクミヤシタさんからの電話
舞台は夫婦で営む下町にあるもんじゃ屋さん。
コロナですっかり客足が途絶えてお店には閑古鳥が鳴いていましたが、そこへある一本の電話が。
「もしもし。私ミヤシタです。明日店に伺います。」
予約電話かと思いきやそれだけ言って電話はプツリ。
するとしばらくしてまた電話が鳴り、
「もしもし。私ミヤシタです。明日あなたの店に伺います。」
同じ内容の電話が続いた事を不審に思う2人でしたが、
それから数時間おきに同じ内容の電話が繰り返しかかって来た事にいやでも恐怖が高まる事に。
そして迎えた当日。
「もしもし。私ミヤシタです。今日お店に伺います。」
と訪問を告げる電話が。
恐怖でいっぱいの夫婦は予約でいっぱいだからという理由で断ろうとしますが、
「今日じゃないとダメなんです。そちらのお店じゃないと意味ないんですよ。」
頭を抱えていると、再度電話が鳴り、
「もしもし。私昨日電話したミヤシタです。これから向かいます。」
「もしもし。私ミヤシタです。今駅前にいます。」
「もしもし。私ミヤシタです。今近くの公園にいます。」
「もしもし。私ミヤシタです。今店の前にいます。」
恐怖におののく夫婦をよそにどんどん近づいてくるミヤシタさんの正体とは…?
“ミヤシタ”とは人気アニメ『ラブライブ!』のキャラクター宮下愛のことで、
門前仲町にあるもんじゃ店の実家を手伝う看板娘というキャラ設定で、ファンの間でこの実際にあるもんじゃ店(門前仲町 三久)がモデルなのではないか?という噂が。
制作サイドはその噂を否定したものの、熱狂的なファンが聖地巡礼の一環として多く訪れる事に。
ミヤシタ名義で予約を入れる理由は、ファン同士のオフ会では推しキャラクターの名前でお店に予約を入れるのが定番になっているのでそうなったというわけですね。
また、同じ日に予約が立て続けに入ったのは、この日が宮下愛の誕生日に設定されていたので、誕生日を祝おうとファンが殺到したという理由。
図らずも聖地になってしまったもんじゃ店としては突然降って湧いた人気に驚いたものの、今ではファンから愛される交流の場になった事に喜んでいるとか。
コチラは実際に起きた出来事からストーリーを膨らませて現代風メリーさんに仕立てた創作話のようですね。
以上「背筋も凍るほわ~い話」第1弾の出題まとめでした。
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