あさイチ セロリレシピ一覧 葉も使って苦手でも食べれるセロリ餃子、セロリとんかつ
22年3月1日放送のNHK「あさイチ」ではセロリレシピ特集。中華、和食、イタリアンのセロリ餃子、セロリとんかつ、セロリしゃぶしゃぶ、葉のジェノベーゼ、ソフリットや苦手な人でも食べれる調理法、上手な切り方、隠し方(マスキング)など作り方テクニックも含めて番組内容を総まとめ。
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セロリ餃子
まずは菰田シェフの中華レシピ。
作り方は、
- セロリ一本を筋をとらないまま5mm角に切る
- 3分ほど水にさらす
- 豚ひき肉150g、塩小さじ1/2、コショウ少々、オイスターソース小さじ1を手でよく混ぜる
- みりん大さじ1、酒大さじ2を加えて再度混ぜる
- 刻んだにら1/3束、刻みしょうが20gを加える
- 水を切ったセロリを加えてカレールー1かけの1/3をすりおろして加えて餡完成
- 市販の餃子の皮8枚で包んで蒸し焼きにする
- 最後に餃子にかからないようにサラダ油を回し入れて焼き目を付けたら完成
ポイントはみりん+酒で甘み、そしてカレールーでスパイスの風味をプラスする事でセロリのクセのある香りを上手く隠す事。
スポンサーリンク作り方は、
ワンタンの皮で作る事でツルっとしたノドごしになるので焼き餃子との違いがよりくっきり。
また、ワンタンは餃子の皮に比べて皮が薄いのでセロリの香りを逃がしやすいという点もポイント。
番組で取材した家庭でセロリが嫌いという子供たちに試しに食べてもらうと、焼き餃子はセロリが目立っていて食べにくかった様子。一方で水餃子は美味しく食べられていたようなのでご参考に。
名古屋女子大学の小出あつみ教授が発表したセロリの調理の違いによる食べやすさランキングでは、
- 1位 ゆでる
- 2位 蒸す
- 3位 揚げる
- 4位 焼く
- 5位 生
といった順番だったとか。※学生27名を対象とサンプル数が少ないので一つの参考に
つまり焼き餃子より水餃子の方が苦手な人でも食べやすいというのは研究データ通りだったわけですね。
また、東北大学大学院の坂井信之教授の味覚研究によるとセロリの香りを上手くマスキングしてくれるのは、
- マヨネーズ
- クリームチーズ
どちらも油が含まれているのがポイント。
調理科学が専門の佐藤秀美教授によると香り成分は油に溶ける性質があるのでセロリの香りが和らぐ効果があるんだそう。
また、セロリ特有の苦みについては苦味を感じる舌のセンサーが油でコーティングされるので感じにくくなるそうで、ダブルの効果でセロリっぽさを消してくれるというわけですね。
そういう点では油を多く含むベーコンやハムなどもセロリとの相性の良い食材との事。
スポンサーリンクセロリとんかつ
続いては篠原シェフの和風レシピ。
作り方は、
- セロリ一本を使い、筋を包丁やピーラーで取り除く
- 細かく小口切りにする
- 厚切りの豚ロース2枚に切り目を入れて開く
- セロリを多めにはさむ
- 白みそ大さじ1を指でセロリに塗り付ける
- いりごま、万能ねぎを適量散らす
- 豚肉を閉じて卵1個、小麦粉適量、パン粉適量で衣を付けたら170℃の油で揚げたら完成
小口切りにして繊維を断ち切る事で柔らかく仕上がり、苦手な人でも口に残らないのでおすすめの切り方。
味噌(香りと苦味を吸着する性質あり)、ごま、ねぎでセロリのにおい消し。
スポンサーリンクセロリしゃぶしゃぶ
作り方は、
- セロリ4本(2人分)の筋をとったらピーラーで薄くスライスする
- 残った下の軸の固い部分はそのまま使う
- 水2L、顆粒だしの素大さじ1と1/2、薄口醤油少々、みりん少々で鍋つゆ作り
- スライスセロリはさっとくぐらせておろしポン酢で食べる
- 下の方の固い部分はつゆに10~20秒入れて火を通して食べる
固い軸の方はセロリっぽさガッツリなのでセロリ好き向け、一方でスライスであれば苦手な人でも食べやすいとの事。
葉のジェノベーゼ風ペースト
イタリアンを教えてくれるのは後藤祐司シェフ。
作り方は、
- アーモンド20g(好きなナッツで代用可)、アンチョビ8g(塩ひとつまみで代用可)、にんにく1/2かけ、オリーブオイル60gをスティックブレンダーやフードプロセッサーにかける
- 粉チーズ、セロリの葉60gを足して滑らかなペースト状になるまで
ナッツはそのままだと器具の刃が傷む恐れあるので、あらかじめ砕いておく方が良いそう。
冷蔵で5日、冷凍で1か月が保存期間の目安。
パスタに合わせたり、肉や魚料理に合わせたり、トーストに塗ったりと万能調味料に。
他にも食べる直前にカレーに加えるという使い方も。
セロリの葉は特にセロリっぽさが出る部分なので苦手な人は後乗せではなく、煮込み料理などで煮込む使い方の方が向いているとの事。
スポンサーリンク地中海風サラダ
コチラもイタリアンレシピ。
作り方は、
- セロリ1/3本の筋をとって斜め切りにする
- 沸騰したお湯(湯量は少な目)に塩少々、じゃがいも50gを入れ、フタをして弱火で3分加熱
- セロリを加える(この時湯量はひたひたよりも少なめ)
- セロリを軽くなじませたら再びフタをして弱火で2分加熱
- セロリとじゃがいもを取り出して塩コショウで味付け
- レモン1/4個分搾り汁、粉チーズ小さじ1、オリーブオイル大さじ1、ゆでダコ40g、ラディッシュ適量を加えて混ぜる
- 器に盛って仕上げにイタリアンパセリを散らせば完成
セロリっぽさが出るレシピなのでセロリ好き向け。
セロリのソフリット
作り方は、
冷蔵で5日、冷凍で1か月が保存期間の目安。
ミネストローネスープに入れたり、ミートソースに加えたりと万能使い。
他にもジャガイモに加えてコロッケにしたり、オムレツ、カレー、ピラフの具にも。
スポンサーリンク洋風水だし
コチラは料理研究家の武藤裕子さんのレシピ。
作り方は、
- 水の中に斜め切りにしたセロリと薄切りにした玉ねぎ、ローリエ1枚を入れて6時間漬けると完成
冷蔵庫で1週間保存が目安。
これだけでセロリっぽさはあまりせず、コンソメスープのような風味でどんな料理にも使いやすい洋風だしになるとの事。
おすすめは洋風水だしと鶏肉を入れてご飯を炊く洋風炊き込みご飯。
水だし終わったセロリと玉ねぎについては、
セロリはそのまま、玉ねぎは刻んでソーセージやベーコンを加えて塩コショウで整えればスープ完成。
セロリの蒸らし炒め
コチラは葉も使った作り置きレシピ。
作り方は、
スープや煮込みに使う時は凍ったまま鍋に投入してOK。チャーハンなどに使う時は解凍してから。
以上、あさイチからセロリレシピ特集についてまとめでした。
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