ジョブチューン セブンイレブンスイーツ結果一覧 2022年の不合格・満場一致メニューは?
22年4月23日放送のTBS系「ジョブチューン」ではセブンイレブンスイーツをジャッジ。そこで従業員が選んだランキングと全10品(+おまけ1品)の合格・不合格、満場一致などのジャッジ結果を審査員の評価コメントと共に一覧でまとめてご紹介。みかんの牛乳寒天で初の合格なるか?
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審査員
セブンイレブンスイーツをジャッジする審査メンバーたちは、
- 鎧塚俊彦 (Toshi Yoroizuka)
- 土屋公二 (ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ)
- 辻口博啓 (モンサンクレール)
- 柴田武 (シェ・シバタ)
- 松田明 (和菓子工房あん庵)
- 安食雄二 (スイーツガーデン ユウジアジキ)
- 鈴木一夫 (ウェスティンホテル東京エグゼクティブペストリーシェフ)
の全7名。
ランキング&ジャッジ結果
11位 もっちりクレープ カスタード&ホイップ 194円 (不合格)
【合格 2名、不合格 5名】
カスタードクリームが全く感じられないので商品名に偽りありとバッサリ。
でんぷんを使ってカスタードを滑らかにしようとし過ぎたためにノリのような食感になっていると他の審査員からも指摘されるほどでカスタードが足を引っ張った形。
10位 7プレミアム ワッフルコーン ミルクバニラ 192円 (合格)
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
累計3億本売り上げているロングセラー商品でしたが合格ジャッジ。
乳のコクをあえて濃厚にせずに薄く仕上げたのは逆に良かったという評価。
192円という値段を考えると合格にはなるものの、それでも気になるのはバニラを香料で誤魔化している点。
スポンサーリンク他の審査員からはコーンのカリカリ感を褒めるコメントもあったりですが、
不合格を出した審査員からは「バニラが一体どこにあるだろう?」という所が最大のネックと辛口評価。
商品名にバニラと銘打つのであればもっと責任を持つべき、バニラをしっかり感じられる商品とは程遠いという指摘も。
日本では古くからプレーンアイスクリーム=バニラアイスクリームと捉える文化が根強く、その二つは異なる物だという認識をはっきりさせておきたいとプロのパティシエとしての意見もあったり。
【合格 5名、不合格 2名】
過去2度に渡ってチーズケーキで不合格をもらっていた事もあってリベンジ商品でしたが合格を勝ち取ってリベンジ成功。
甘さ、酸味、チーズ感、焼き加減、全体のバランスとほぼ完璧な出来とべた褒め。
ただ一点、生地の粉っぽさだけが気になるので生地を練り上げる時間をもう少し延ばすと良いというアドバイス。
他にもチーズの乳感、質感、濃厚さが非常によく、クッキー生地に大麦を使う事でコクが生まれているのは良いアイデアという評価も。
【合格 2名、不合格 5名】
これはスイーツでは無くおつまみと一言。
醤油の塩味が強すぎるので、ノドが渇いてとても食べられないと強烈ダメ出し。
和菓子のプロからは、みたらし団子に苦味のアクセントになる適度な焼き目は必要で、
それを開発段階から排除した事には疑問が残るという意見。
7位 あんこと茶だんごの宇治抹茶パフェ 324円 (不合格)
【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
和菓子のプロ以外は全員不合格。
寒天が抹茶を水っぽくしてしまっているので抹茶の良さを殺してしまっていると辛辣。
スポンサーリンク他の審査員からは「抹茶の乱用」とバッサリ。
団子も寒天も抹茶を入れたために硬すぎて食感が悪く、抹茶をただ使うだけではなくそのコントラストを意識すべきという指摘。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
タピオカでんぷんの使い方もパーフェクトで個人店っぽいテクニックを取り入れる発想のおかげで食感が良く、
クリームとのバランスも良いので非常に美味しく仕上がっている「もう一個食べられそうな商品。」と高評価。
他の審査員からもタピオカでんぷんのおかげでテクスチャ(食感)のコントラストが食べていて面白い「たくさんの人に食べてもらいたい。」というコメントも。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
過去2回に渡って不合格をもらっていたのでリベンジ商品でしたが遂に初の合格。
一口目から感じる過去作との変化は試行錯誤の賜物。つるっと全て食べられるので食後のデザートにぴったりと高評価。
過去に不合格を出していた審査員たちから直々に「買わせていただきます。」と笑顔のコメントだったり、
牛乳の美味しさを上手く出す事に成功しているので「明日から食べられるなんて嬉しいです。」というコメントも。
4位 7プレミアム まるで完熟マンゴー 138円 (満場一致合格)
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
シリーズ累計1億本以上売れている「まるでシリーズ」で一番人気を誇るのがこの完熟マンゴーでしたが満場一致合格で盤石。
フルーツは香りだけはなく酸味も大切で、その酸味の使い方が非常に巧みでマンゴー食べている錯覚に陥るとべた褒め。
アップルマンゴーとアルフォンソマンゴーを二層にする発想にこだわりを感じられて脱帽という審査員からは、
バニラアイスなどで誤魔化さずマンゴー一本で勝負しているのにも関わらず、そこにマンゴーで味の変化をつけるというアイデアを大絶賛。
3位 ふわっとどら つぶあん&ホイップ 226円 (合格)
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
クリームの乳味を強くしてコクを出したり、あんこに塩分を足してキレを良くするという改善点は見つかるものの、
ボリューム感と価格を考慮すると流石に不合格は出せないという意見。
スポンサーリンク他には開けた時のしっとり感と重量感で第一印象が良く、食べてみるとやっぱり美味しい素晴らしい商品という意見の審査員も。
一方で不合格を挙げた和菓子のプロからは、つぶあんと書いている以上はつぶあんにこだわって欲しいというコメント。
あんこよりもホイップや生地が強く主張するので塩味で力強いあんこを入れるべきというアドバイス。
【合格 5名、不合格 2名】
クリーム、生地、ソース全てに黒糖を使いつつも、アクセントをつける事でそれぞれの個性を上手く活かせているというコメント。
特にソースのインパクトが強くて抹茶パフェの時とは打って変わって非常に良い出来との事。
一方で不合格を出したジャッジからは、生地が唯一残念なポイントで、丸い気泡が重なり合う理想的な生地の断面とは異なって、気泡が潰れてしまっているという指摘。
その為に食感のロスを生み、食べた時のちぎれ感や拡散のしかたの完成度が落ちるとダメ出しも。
【合格 3名、不合格 4名】
過去のジャッジで不合格をもらっていたモンブランなのでリベンジ商品でしたがリベンジ失敗。
とにかく栗のインパクトが弱いのが最大の敗因。
クリームのなめらかさに囚われすぎていて、この価格帯であればもっとやれる事はあるはずとの事。
他の審査員からは脂分であるクリームが多すぎて重いという指摘。
345円を出すのであれば味の変化や食べていて感じる楽しいポイントが欲しい所が、この商品だと単調で飽きてしまうというダメ出しも。
最終結果
以上「ジョブチューン」セブンイレブンスイーツ結果一覧でした。
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