グレートアンサー 問題と答え一覧 ジブリ、NASA、CIAの出題は?【ネタバレ注意】
22年1月8日放送のMBS系「THEグレートアンサー」の問題と答えを一覧にして総まとめ。ジブリのトトロ問題、CIAスパイ適性テスト、宇宙飛行士適性を見るNASAゲーム、ペーパータワー、文房具コンペ、サッカーボールは何個入る?問題などあなたはどう考えどう解きますか?
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第1問 CIA
CIAスパイ適性テストを基にした出題。
問題:Can you spot the 10differences in the photo? (2つの写真から10個の間違いを見つけられますか?)
解説:CIAがチェックしていたのは人から与えられた情報を信頼せず、自分で考えて動く能力。
第2問 ジブリ
1998年に生涯一度だけ行われたという宮崎駿の弟子採用試験を基にした出題。
問題:トトロは可愛い生き物じゃないよ。たまたまお腹が空いていなかったからサツキとメイを食べなかっただけ。実はトトロは恐ろしい生き物で肉食なんだ。それについてどう思う?
解説:トトロの口の中の映像では平らな歯=臼歯(草食動物などに発達する草などをすり潰す為の歯)が確認できるので肉食では無いと言える。
臼歯の知識は小中学校で習うものなので中学生でも解答可能。
「エンターテインメントをやる人は人の言っている事を鵜呑みにするだけじゃなく考える事が重要なんだ。」と宮崎駿は後日語っていたとか。
奇しくもCIAと同じような考えを持っていたという事ですね。
第3問 NASA
NASAの宇宙飛行士適性テスト(通称NASAゲーム)から出題。
問題:あなたの乗った宇宙船が故障により月に不時着。陽が当たっていない現在地から母船との合流地点まで300kmの距離。不時着した時に宇宙船は完全に壊れ中の設備も使い物になりません。生き残るために母船にたどり着いてください。使えるアイテムは8個。必要なアイテムを優先順位順に並べ替えてください。
答え:空気ボンベ →水 →星図 →宇宙食 →ピストル →ヒーター →方位磁石 →マッチ
解説:不測の事態に陥ってもいかに生き残れるか?そのサバイバル能力を問う問題。ちなみに本来のテストは15個の選択肢を並べ替える問題だったとか。
スポンサーリンク生存に必要な順、移動に必要な順を考えていけば優先順位は分かるので、
- 空気ボンベ – 空気が無い月では最重要
- 水 – 生きる為に必要
- 星図 – 母船の方角を知るために必要
- 宇宙食 – 体力維持の為に必要
- ピストル – 月の重力は地球の6分の1なので銃を撃つことで移動できたり
- ヒーター – 月は寒いですが宇宙服の断熱性である程度耐えられるので役立つとはいえない
- 方位磁石 – 地球とは磁場が異なるので使えない
- マッチ – 酸素の無い宇宙では燃えない
宇宙食と星図の順番は微妙な所ですが、300kmの距離を進むのであればまずは自分が進むべき方向を把握する事のほうが重要で、その距離であれば数日で到達できる事を考えると食料の確保はやや優先順位に劣るという判断。
第4問 ペーパータワー
有名企業の採用試験で問われる意外なテストから出題。
問題:4人1組でA4用紙30枚とセロハンテープを使って自立するペーパータワーを作りなさい。制限時間1分30秒でどれだけ高く出来るか挑戦。
解説:紙を丸めたり、三角形に折ったりと考えてしまいがちですが、ジャバラ折りだと安定感が増す上にテープで留める必要が無いという利点。
ジャバラ折りは三角形が並ぶ構造になっているので接地面も広く組み立てやすいわけですね。
5段積むことで1m48.5cmに到達。
第5問 消しゴム、定規、鉛筆
2002年に文房具メーカーのコクヨが行ったコンペ大会から出題。
解説:商品化された結果1500万個を超える販売を記録。
サンスター文具のコンペから出題。
解説:定規の長さの多くは15cmか30cmの2通り。
ところがよくあるB5ノートに線を引くとなると15cmでは長さが足らず、30cmでは長すぎるので不便。
そこでB5ノートに合わせた17cmにするとあらピッタリというわけですね。
スポンサーリンクシャチハタのコンペから出題。
問題:ユーザーがもっと使いたくなるように鉛筆のデザインを変えなさい。(鉛筆の形は一切変えずに)
解説:ポイントは形を変えずにデザインだけで勝負するという所。
第6問 CMクリエイター
大手広告代理店のCMクリエイター採用試験から出題。
解説:部屋の体積をボールの体積で割ったりと計算によって導き出そうとしても部屋の大きさも分からず、制限時間も限られている中では有効とは言えない手段。
“CMクリエイター”の為の問題である事を踏まえると正解とみなされるのは「普通の人であればこう解くと理解したうえで、それとは違う答え、クリエイティブで他人をワクワクさせるような答え」が条件。
正解例の「2個」は画像の空間に発想を飛ばした上で、答えを聞いた人がなるほどと納得できるので正解という判断。
発想をひねるのは大事ですが、ひねり過ぎると意味がぱっと理解できないのでCMクリエイターには不適格。
他に考えられる正解例としては「サッカーボールは一つも入らない (部屋の大きさを超えるサッカーボールを想定)」など。
以上「THEグレートアンサー」で出題された問題と答え一覧でした。
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