あさイチ かかとの骨ケア かかとの傾きチェック、ストレッチ、正しい靴の選び方・履き方
22年6月13日放送のNHK「あさイチ」かかとの骨ケアを特集。かかとの骨の傾きチェック、正しい靴の選び方や履き方、ストレッチ、正しい歩き方など番組内容を簡単にまとめてご紹介。
スポンサーリンク骨の傾き
解説は整形外科医の塩之谷香先生。
これまで診察して来た足のトラブルを抱える患者さんの半数以上に”かかとの骨の傾き”の所見があったとの事で、
- 歩くと疲れやすくなった
- 親指の爪が真上を向いていない
- 土踏まずが痛い・だるい
といった3点。
または普段履いている靴底(特にかかとの部分)の減り方もチェック。
- 内側が減っているのは×
- 外側が減っているのは○
- 水平に減っているのは△
こんな状態を放置していると足の内側を通る後脛骨筋腱が骨にこすれてくるので痛みに繋がったり、
この腱が切れてしまったりすると手術の必要が出て来たりと厄介。
気になる方は日本足の外科学会HPに掲載されている全国の足の専門医の紹介ページをチェック。
スポンサーリンクサンダル・スニーカーの選び方
サンダルを選ぶ時には、
が主な2点。
スニーカーを選ぶ時には、
- “ヒールカウンター”が入っているもの
- 指の付け根で靴が曲がるもの
かかとを外から手で押した時にかかとがしっかりしていて崩れないものがヒールカウンター入り。
靴を持って曲げた時に前3分の1の部分で曲がる靴が理想的な靴。
そして正しい靴の履き方は”かかとに合わせて履く”というのが絶対のルール。
ギリギリまでかかとをサンダルの後ろ部分に合わせてから足首をちょっとキツめに固定するのが正しい履き方。
かかとの固定が甘いと足先が前に滑ってしまい足全体が不安定な状態ですが、かかとを固定できれば安定した状態に。
かかとを地面につけて45度ぐらい上げるとかかとにフィットしやすくなる体勢に。
正しく履くと「脱ぎにくくなる」のが普通なので、脱ぎ履きしやすい靴というのは間違った履き方をしている証拠と塩之谷先生。
紐靴の場合は”足首に一番近い紐”が足首固定に最も活躍する部分なのでその紐だけでも毎回履くたびに結び直すべきとの事。
脱ぐたびに靴紐をほどくと毎回結ぶ習慣に繋がるのでオススメ。
スポンサーリンクストレッチ&運動
かかとの傾きを予防するストレッチを解説してくれるのは理学療法士・松下和哉さん。
- 椅子に座って片足のつま先部分を両手で抱えて自分の方に向かって引っ張る
- 片足20秒ずつ伸ばす
- 立った状態で壁に両手を付く
- 足は肩幅に開いてこれ以上上げられない所までつま先立ちになる
- ゆっくり下ろす
- 上げ下げを20回繰り返す
- 椅子に座って足を組む
- 足裏(足の小指)を自分の方に向けて元に戻す
- 片足20回ずつ行う
3つのストレッチは毎日行ってOK。初めは出来る範囲で。
※気になる症状がある場合はまず専門医の指示を仰いでから
歩き方
理想的な歩き方を解説するのは健康運動指導士・黒田恵美子さん。
- ひざの向きをチェック
- 股関節をほぐす
- 姿勢を真っ直ぐにして歩く
【ひざの向き】
握りこぶしを膝の間に入れ、膝を曲げた時に足の人差し指・中指が足首から真っ直ぐ前を向いているかをチェック。
膝を曲げた時に握りこぶしに力を感じてしまう人は膝を内向きに曲げてしまっている人、
反対に握りこぶしから膝が離れてしまう人は膝を外向きに曲げてしまっている人なので真っ直ぐ前を向くように修正。
スポンサーリンク【股関節】
股関節をほぐす「ゆるゆる屈伸」のやり方は、
- 足を握りこぶし1個分開いて足先を正面に向けて立つ
- 膝の間に握りこぶしを入れて触るか触らないかの間隔を保ちながら数回屈伸運動する
- その動きを記憶したら握りこぶしを離してリラックスした状態で屈伸運動を3分間
- 膝を曲げる角度はほんの少しでOK
【姿勢】
ゆるゆる屈伸後は体の軸が意識出来ているはずなので、その姿勢を意識しながらお尻をキュッと締めてさらに意識。
そこから歩いていきますが、
以上、NHKあさイチのかかとの骨特集についてまとめでした。
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