あさイチ 献立決め&レシピ定番化のコツ 検索ワード、定番表やレパートリー増
22年6月22日放送のNHK「あさイチ」は献立決めを特集。レシピサイトの検索ワード、定番表作りやレパートリー増、調味料から考えるレシピなど番組内容を簡単にまとめてご紹介。
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クックパッドなどのレシピサイトでレシピを検索する際に使えるのが、
シャキシャキ、さっぱり、しっとり、ふわふわ、ひたひた、ゴリゴリ、ポリポリ
といった”こんな感じのものが食べたい”という気分を反映したオノマトペを検索ワードに使うのがコツ。
さらに、
で検索するのもアリ。
例えばポリポリで調べるとスナップエンドウ、ごぼう、メンマなどを使ったレシピが多数紹介。
こうすると一般的にキュウリを連想しがちなポリポリ食感から献立のバリエーションが大幅に広がるというテクニック。
その他には、
検索もアリ。
「火を使わない」「お財布に優しい」「あと一品」「子どもが喜ぶ」
といったシチュエーションを表現するワードを入れる事でぴったりのレシピに巡り合う可能性アップ。
定番レシピで定番表
解説は”料理嫌い”を公言する料理研究家の本多理恵子さん。
献立決めテクニックは、
お惣菜を買ってきて少し手を加えるだけのメニューもどんどん定番化。
改めて書き出してみると意外と作れるバリエーションが豊富なのが”見て分かる”のがポイント。
出来上がった定番表を頼りに献立決めをしていけば迷いなく料理に取り掛かれるというシンプルなテクニック。
今回は例として「一品もの」「メイン」「副菜」で3つにジャンル分けしていましたが、
- 食材別 (豚・鶏・牛・魚)
- 調理方法別 (煮る・焼く・炒める・揚げる・蒸す)
- かかる時間や手間別 (短い、長い)
- ジャンル別 (和洋中など)
- 好きなもの別 (自分・子ども、親など)
といった分け方でもOKなので自分に合った分け方で書き出すのが良いそう。
「意思決定」を専門に研究する慶應義塾大学の印南一路教授によると、
実は多いレパートリーを毎回ゼロから考えていると「自分に何が作れるか?」から考えないといけなくなるので思考の幅が狭まり、かつ考えるだけで疲れるという状態に。
そこで事前に書き出しておけば「表から選ぶ」という作業だけで済むようになるのでかなり楽になり、
自分の好きな分類方法で分けていれば「今日は和で行こう!」と決めれば自然と和食レパートリーから選ぶようになって選ぶスピードも上がるとの事。
定番を決めるとマンネリするのでは?と心配しがちですが「マンネリ=いつもの味、安心感」と考えるのも大事だそう。
ちなみに鈴木アナの定番表は「頑張れる日」「ちょっと疲れた日」「もう無理…な日」という分け方。
家族と話をして定番表を決める会議を開くのもアリ。
家族と話をすれば「かなり前に作ってくれた○○美味しかった。」「たまに出てくる○○が抜けてない?」「○○を作って欲しい。」「○○は私が(俺が)作れる」と定番表が充実する事にも。
そもそもレパートリーが少ない
というお悩みの方にはいつも作るメニューの食材をちょっと変えるという方法がおすすめ。
- 麻婆豆腐 → 厚揚げ豆腐バージョン
- 肉じゃが → ツナバージョン
- エビマヨ → ちくわバージョン
- ポテサラ → 長ネギバージョン
などなど。
ちなみに玉ねぎの代わりに長ネギを使ったポテサラは事前にベーコンと一緒にネギを炒めると美味しく仕上がるそう。
他に、
- LINEアプリに搭載されている投票機能、あみだくじ機能を使うアイデア
- AIが1週間の献立を自動で決めてくれるサービス「ミーニュー」
- 持病に沿った献立決めサービス「おいしい健康」
- サッポロビールで開発中のサービスではスーパーでの買い物と連携、冷蔵庫の中身と組み合わせた献立提案、調理家電と連動など※2022年内公開予定サービス
調味料から考える
フードライターの白央篤司さんが教えてくれるのは冷蔵庫に入っている調味料から考えるレシピ。
例えば、
- マーマレード×醤油×バター=豚肉のソテー
- 柚子胡椒×バター=柚子胡椒バター炒め
- 醤油×ナンプラー
- 味噌×コチュジャン
- クリームチーズ×豆板醤
などなど。
作り方の手順は、
- フライパンにバターを一かけ溶かす
- 食べやすい大きさに切った鶏むね肉とズッキーニ(食材はサッパリ目のものがおすすめ)を炒める
- 柚子胡椒を好みの量入れてよく混ぜたら完成
冷蔵庫にストックしてある調味料をキーワードにしてレシピサイトで検索するのもアリ。
以上、NHKあさイチの献立決め特集についてまとめでした。
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