チコちゃん ポテトチップスが薄いのはなぜ?起源はコックの逆ギレ嫌がらせ
22年7月9日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第1問は『ポテトチップスが薄いのはなぜ?』という問題。諸説あるものの発祥はクレーム客に逆ギレしたコックが半ば嫌がらせでフライドポテトを薄くしたという答えですが番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】若村麻由美、松陰寺太勇
【VTRゲスト】モーリー・ロバートソン、デニス植野
ポテトチップスが薄いのはなぜ?
この日1問目の出題は、
ポテトチップスが薄いのはなぜ?
口を大きく広げられない人の為にという答えの松陰寺太勇さんですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
という事でチコちゃんの答えは、
料理にケチをつけられたコックさんが逆ギレしたから
解説は湖池屋の白井秀隆さん。
そもそもポテトチップスは約170年前にアメリカで誕生したと言われていて、
それまではじゃがいものフライ料理といえば厚切りフライドポテトが一般的という時代。
ところが1853年にアメリカのとあるレストランにやって来たお客さんが言い出したクレームがきっかけでポテトが薄く変貌する事に。
という事でここでNHKたぶんこうだったんじゃないか劇場「クレーマー、クレーマー ポテトチップス誕生物語」スタート。
元ネタの映画タイトル『クレイマー、クレイマー』は人物名ですけど。
舞台はアメリカ・ニューヨーク州のサラトガスプリングスにあるムーン・レイク・ハウスホテル内のレストラン。
ここでコックを務めるジョージ・クラムはアメリカ最高の料理人と名高い人物で、ホテルの宿泊客以外にも多くのお客さんが彼の料理を求めて店は大賑わいだったとか。
スポンサーリンクところがそんなある日、フライドポテトを大量にオーダーした紳士からこんな言葉が。
客「不味い。ポテトが分厚すぎる。」
ポテトフライといえば分厚いのが普通だった時代なのでそのクレームに一度は面喰ったジョージ・クラムでしたが、そこは料理人のプライドにかけて作り直す事に。
分厚くてホクホクしているフライドポテトはフォークで食べる所を、
クレーム客への当てつけで極端に薄くしてやればフォークで刺せずに四苦八苦するだろうと逆ギレ的に極薄仕上げのポテト完成。
ジョージ・クラムの目論見は当たってフォークで刺せない状態となった薄切りフライドポテトでしたが、これに客側もそれならば手で食べてやると強行突破で応戦。
客「美味い!完璧だ!」
この一件以来、この薄切りフライドポテトは「サラトガチップス」という名称でアメリカ国内で徐々に広まる事に。
料理の付け合わせとして多くのレストランで採用されるようになったサラトガチップスでしたが、
一方その生みの親であるジョージ・クラムはサラトガスプリングスに自身のレストランをオープン。
そのレストランがあった場所には今でも発明者としての功績をたたえる記念碑が立っているそうで、
その後ポテトチップスに名前を変えて世界中で愛される事に。
という事でコチラが結論。
ポテトチップスが薄いのは料理にケチをつけられたコックさんが逆ギレしたから
でした。
薄いなと思うものは?という質問には「お友達がたくさん来た時にママが出してくれるカステラ。」とチコちゃん。
ポテトチップスの発祥には諸説あるというまとめで1問目は以上。
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