あさイチ ドライアイの治し方 簡単エクササイズで目の下のクマも消える?
22年8月30日のNHK「あさイチ」はドライアイの治し方を紹介。簡単エクササイズとホットタオルの組み合わせでドライアイ改善に加えて白目が白くなったり、目の下のクマも消えるという事で番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンクドライアイと脂詰まり
解説は眼科医の有田玲子先生。
まずドライアイの原因として指摘されているのが、
- 脂詰まり
- 目の周りの筋力低下
の2つのパターン。
正常であれば体温程度の温度(32℃~34℃)で溶け出す脂は一度固まってしまうとこのようにまぶたの周りにカチコチになった状態に。
プツプツしたものが目の周りに。
こうなってしまうと”40℃程度”の温度まで上げてやらないと脂詰まりが解消されないという事で、
そんな時に有効なのは温めたタオル。しかも”ポリ袋に入れた状態”が条件。
というのもタオルをそのまま目に乗せると水分の蒸発と共に気化熱で逆に温度が下がってしまうという現象が起こってしまうので、それを防ぐためにはポリ袋で密閉する必要があるんですね。
そんなすぐに温度なんて下がらないでしょ?と思う事なかれ、
コチラはホットタオルをそのまま乗せたパターンとポリ袋に入れたパターンでの温度変化の比較。
どちらも42℃ぐらいからスタートしてたった1分後にはそのまま乗せたパターンで37.5℃と温度が急低下。
ホットタオルを乗せる時間の目安は5分なので5分間は40℃辺りをキープする必要があるという事を考えればポリ袋は必須。
ドライアイに悩む方に実際に試してもらうとたった1回で「視界が明るくなった」という声。
これは脂詰まりが解消されて目の表面を保護する脂が上手く出るようになったので目の表面が滑らかになって光の乱反射が抑えられたからと有田先生の解説。
水で濡らしたタオルを絞り、ジップロックなどの袋に入れて30秒ほどレンジでチンすればホットタオルは完成。
ちなみに解説の眼科医・有田玲子先生はタオルの代わりに”小豆”を温めて使うグッズも使っていてオススメとの事で、
商品として売られているのがコチラ。
ドライアイと目の筋肉
上まぶたと下まぶたにある眼輪筋という筋肉を鍛える事で意識しなくてもまぶたがきっちり閉じて正しいまばたきが出来るようになるという事でその為には”目の筋トレ”が効果的と有田先生。
エクササイズは上まぶた用、下まぶた用の2種類のみ。
【上まぶたエクササイズ】
やり方はシンプルで目を2回パチパチさせて、最後にギューと2秒間ほどキープするだけ。
これだと目の周りの筋肉では無く眉間の筋肉が働いてしまうので目の周り(特に上まぶた)のみに集中。
【下まぶたエクササイズ】
やり方は眉毛と目尻の間を指で持ち上げてつり目(キツネの目)にして目を閉じるだけ。
つり目にすると上まぶたを指で固定した状態になるので、この状態で目を閉じると下まぶただけが動く状態に。
ただし指で押さえる位置がとても重要で、眉毛に近い位置を押さえると上まぶたが動いてしまうのでNG。
パチパチギューとキツネの目をそれぞれ5セット行えば終了。
トータル1分程度で終わるお手軽エクササイズ。
目を温めた後にこのエクササイズを行うとより効果的で、
番組で検証を行った所、ドライアイで悩む方の脂詰まりが1/3に大幅に改善。
1日10回ほど繰り返せばかなり改善が見られるとの事ですが、まずは出来る回数から始めて長く続けることが大事。
目の温めを朝晩の2回、エクササイズを1日5~8回ほど10日間続けた被験者のビフォーアフターがコチラ。
本人の実感として「目が大きく開くようになった」という違いを感じているそうで全体的に明るい印象に。
目が大きく開くと取り込む光量も増えるので視界がさらに明るく感じられるようになるでしょうしね。
さらに目の周りの筋肉が鍛えられて血流がアップした事で目の下のクマが消えるという嬉しい効果もあったそう。
血流が上がった事で白目がくすんで黒っぽかったビフォーからアフターは白目がより白くなったという変化も。
どうせならやるならホットタオル以上に目のケアを行いたいという方はコチラもオススメ。
テレビや雑誌で紹介された商品で国内メーカーという安心感もありますしね。
その他アイケア商品の売れ筋ランキングだと充電式のホットアイマスク。
目元ケアの美顔器だとコチラも売れ筋上位。
以上、あさイチのドライアイ改善でした。
コチラの記事も
同じ放送回で紹介されたリンパマッサージについてはコチラ。
あさイチ リンパマッサージのやり方 リンパケア呼吸で足のむくみ解消
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