秋バテ解消法 食事、自律神経に効くエクササイズ、予防の生活習慣
22年9月10日の「中居正広のキャスターな会」では秋バテ特集という事で秋バテ解消法として疲労回復に効く食事、自律神経を整える呼吸エクササイズ、秋バテ予防生活習慣ポイントなど一覧でまとめてご紹介。
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食事
解説は梶本修身医師&森田豊医師のお二人。
秋バテに限らず体調不良の解消法の三本柱は、
- 食事
- 運動
- 睡眠
の3つという事でまずは食事面から。
高たんぱく低カロリー以外にも鶏むね肉に含まれる疲労回復物質イミダゾールジペプチドが有効という事で毎日の食事で継続して摂るのがおすすめ。
この成分は水溶性で水に溶けやすいという性質があるので煮て調理する場合はスープに溶け出した成分まで摂るためにスープもしっかり飲むのがポイント。
コンビニで売られているサラダチキンなども有効なので毎日のレギュラーメニューに取り入れると良いですね。
なかなか毎日食事で摂るのが難しい場合はサプリメントもおすすめ。
米麹甘酒に含まれるオリゴ糖や食物繊維には腸内細菌を活発化して腸内環境を整える働きがあり、
腸内環境が整う事で、腸でそのほとんどが作られるセロトニン(ストレス緩和に効く物質)の増加が期待できるとの事。
その他おすすめ食材は味噌やヨーグルトなどの発酵食品など。
呼吸エクササイズ
やり方はとてもシンプルで、
- 横になっても、椅子に座ってもOKで楽な姿勢をとる
- 右手で右の小鼻を押さえる
- 左の鼻から5秒かけて息を吸い、10秒かけてゆっくり息を吐く
- 左を押さえて同様に行う
- 3セット行う
呼吸を深くする事で自律神経を整える事が期待でき、
吸う時間の倍の時間をかけて息を吐く事でお腹を使った呼吸が出来てリラックスした状態になるとの事。
特に寝る前に行うと眠りやすくなる効果もあるそうで、一日何度行ってもOK。
生活習慣
エアコンの設定温度は外の気温との温度差を「5℃以内」に収めるのがおすすめ。
室内と屋外の温度差が大きいと自律神経が乱れてしまって秋バテ要因になるのでエアコンの温度設定&室温管理は入念に。
特に7℃以上の温度差になると体のだるさや冷えを感じるようになることが多いので要注意。
脳にとっての快適な温度は22~24℃といわれているので、
室温はこの位に下げた状態で冷たい空気を体に取り入れる一方で、衣服や布団は厚めにして体は温めてやると良いと梶本先生。
ちなみに海外の研究だと室温25℃~32℃の間で室温が1℃上がるごとに体のパフォーマンスが2%ずつ低下するというデータもあるので、意外にも涼しい環境の方が体には良いという事も。
スポンサーリンク寝る1~2時間前に39~40℃設定のお湯で15分間入浴するのがおすすめ。
温熱効果と水圧によるマッサージ効果で全身の血行が良くなるのでお湯に浸かるメリットは大。
どうしてもお湯に浸かるのが億劫という人の場合は、
やり方は浴槽に10~15cm(くるぶしが隠れる高さ)ぐらいのお湯をためて、足をお湯につけた状態でシャワーを浴びると効果的。
足湯用のバケツを使えば座ったままシャワー+足湯が出来ますよね。
以上、中居正広のキャスターな会より秋バテ解消法まとめでした。