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だるまさんがころんだの意味は?地域によって他の言い方は?チコちゃん


22年11月4日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の3問目は『なぜだるまさんがころんだと言う?』という問題という事で地域ごとの他の言い方パターンや海外での遊び方など番組内容をまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】土屋アンナ、濱口優

【VTRゲスト】なし

なぜだるまさんがころんだと言う?

3問目の出題は、

なんでだるまさんがころんだは「だるまさんがころんだ」って言うの?

大阪では「坊さんが屁をこいた」と言っていたので分からないと諦めモードの岡村さんなので、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

一方で同じく「坊さんが屁をこいた」だった濱口さんは何か思いついたようでピヨピヨ音と口元に正解マーク。

という事でチコちゃんの答えは、

「12345678910」の代わり

解説は札幌大学女子短期大学部の梶浦真由美准教授。

一般的にだるまさんがころんだと呼ばれる遊びは昭和初期から広まった遊びと言われていて、

元々の遊び名は「はじめの一歩」だったと梶浦先生。チコちゃん だるまさんがころんだの意味は?本来ははじめの一歩という遊び名

確かにだるまさんがころんだのスタートでは「はじめの一歩!」とみんなで叫びますが、実はあれがそもそものネーミング。

はじめの一歩は鬼役が後ろを向いた状態で「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10」と数えて、数え終わると振り返るという遊び方だったそうですが、いちいち数えるのが面倒なのでその代わりに10文字の言葉を唱えるというスタイルに変化。チコちゃん だるまさんがころんだの意味は?10文字だから

実際に遊ぶシーンを想定しても、数を数えていると急にカウントを速くしたり、抑揚をつけて変化させる際に非常に言いづらく、であれば代わりの言葉を言った方が楽でそちらの方が鬼役がいろいろとカウントの仕方を工夫できる余地があって面白いですしね。

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この言葉遊び感覚で考案された10文字の言葉の一つが「だるまさんがころんだ」だったり。地域によっては「坊さんが屁をこいた」だったり。

ちなみに和歌山では「へいたいさんがとおる」で遊んでいたという証言があったり。チコちゃん だるまさんがころんだの別の言い方 和歌山のへいたいさんがとおる

仙台では「くるまのとんてんかん」パターン。チコちゃん だるまさんがころんだの別の言い方 仙台のくるまのとんてんかん

同じような遊びは海外でも遊ばれていてイタリアでの掛け声は「uno due tre stella」で「123星」。チコちゃん だるまさんがころんだ海外バージョン イタリアは123星

これがフランスでは「123太陽」、ベルギーでは「123ピアノ」と言ったり。チコちゃん だるまさんがころんだ海外バージョン フランス、ベルギーでは?

イギリスでは掛け声自体が存在しておらず、鬼役がいつ振り向くかは目で見て判断するという高難易度。

さらに動いている所を誰か一人でも見つかると全員スタートラインに戻され、見事鬼にタッチ出来れば鬼役になれるというルール。

日本では「鬼は敗者が務める」という遊びのルールが存在していて、海外から入って来た遊びを日本風にアレンジしてはじめの一歩、だるまさんがころんだなどに変化したのではないか?というのが梶浦先生の説。

この遊びのそもそもの発祥やなぜだるまさんがころんだと言うようになったのか?については記録が残っていないので謎。

という事でコチラが結論。

だるまさんがころんだと言うのは「12345678910」の代わり

でした。

3問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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