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トリセツショー 冷え性改善 血管伸ばしストレッチ、ツボ押しソフトボール、カイロの貼り方


22年12月1日のNHK「トリセツショー」は冷え性の取扱説明書。冷え性改善の血管伸ばしストレッチ、ソフトボールでツボ押し、カイロで対策する時の省エネな貼り方、マフラーの巻き方など簡単にまとめてご紹介。

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マフラー

まずはすぐに出来る対策としてマフラーの巻き方から。

といっても大事なのは「お出かけ前マフラー」で、トリセツショー 冷え性改善 マフラーの巻き方はお出かけ前が大事

要するに部屋の中でマフラーをしっかり巻いてから外に出ましょうというシンプルな対策法。

というのも人間の皮膚にある冷感をキャッチするセンサーは外の冷たい空気に触れるとすぐに反応してしまうので「外寒い!」と感じる前に対策をしておくことが大事。

特に首周りは冷感センサーが多く存在しているのでセンサーを反応させないためにも「首をずっと温めておく」のが正解。

室内と外を行き来する場合は外に出てからやっとマフラーを巻いたりコートなどの上着を着る人が多いと思いますが、冷え性対策のためには温かい部屋で既に準備をしておきましょう。

ツボ

ツボ押しでおすすめなのが「臀中(でんちゅう)」というお尻の筋肉の奥にあるツボ。トリセツショー 冷え性改善ツボは臀中

お尻の筋肉が凝って硬くなっていると臀中を押すと痛みがあったり。

ここ(筋肉だと梨状筋)が凝ると足の血管を収縮させてしまう作用があるので血流が滞って下半身の冷えに繋がるんだとか。トリセツショー 冷え性はお尻の梨状筋のコリで起こりやすくなる

そして臀中のツボ押しに活躍するのがソフトボールで専門医も使っているほど有用との事。

使うボールの大きさは3号サイズ。

仰向けになって片方のお尻の真ん中辺りを狙ってソフトボールをセットしたら準備完了。トリセツショー 冷え性改善ツボのソフトボールを使った押し方

そのまま寝返りを打つように反対のお尻が上になるように体を傾けてツボ押し。トリセツショー 冷え性改善ツボのソフトボール押し 体重をかける

押す時間は左右30秒ずつでOK。1日1~2回を目安に。

よくストレッチで使われるテニスボールだとサイズが小さくてお尻の奥の筋肉まで十分に届かず、

さらにソフトボールはある程度の硬さがあるのでよりツボ押し効果が高いようですね。

カイロの貼り方

冷えた体をカイロで温める場合はとにかく冷える指先などの先端を温めたり、背中に貼ったりと色んな方法がありますが、

番組でおすすめしたが「肘カイロ貼り」で、

サーモカメラで肘カイロの前後を比較するとご覧のような違い。トリセツショー 冷え性改善カイロの貼り方は肘

実はこの肘カイロの効果は論文でも発表されていて、

カイロを貼ると冷えの感じ方が改善する場所として「首」「肘」の2カ所が挙げられていたり。トリセツショー 冷え性改善の肘カイロの効果は論文にも掲載

なぜ肘を温めると指先まで温まるのか?その詳しいメカニズムはまだ明らかになっていないそうですが、何か熱を感じる物質が肘から指先に移動しているのか?もしくは神経の繋がりによって肘と指先が連動しているのでは?といって仮説が立てられているとか。

単純に肘で温められた血流が指先に伝わるからというメカニズムでは説明できないほどに効果があるという事なんでしょうね。

カイロは肘の外側に当たるように、二の腕辺りのやや上に付けるのがおすすめで、トリセツショー 冷え性改善の肘カイロの貼る場所

画像の通り、肘関節の曲がる箇所よりもやや上&二の腕辺りの外側。

注意点としてはカイロを「肌に直接貼るのは絶対にNG」で必ず衣服を上から貼るルールを守る事。

コチラは足首に巻く用のカイロベルトですが周長34cmまで対応しているので二の腕にも対応可能なサイズ。

血管伸ばしストレッチ

冷え性の人に起こりがちなのがこんな状況で、

  1. 交感神経の興奮などで手足の血管が狭まって足先、指先が冷える
  2. 冷えた先端を温めようと心臓が頑張る
  3. 心臓が頑張っても血管は狭まったままなので結局冷えたまま
  4. 血管が最も集まっている頭に血液が集中して頭だけ温まる

トリセツショー 冷え性だとおでこを熱くなる

実際に冷え性の人は足先の毛細血管がボヤけてしまっていてかなり血流が滞っている状態で、トリセツショー 冷え性の原因は毛細血管

これを改善するには「血管伸ばしストレッチ」がおすすめ。

冷え性と血管の硬さ(動脈硬化)の関係性については専門家も注目しているそうで、トリセツショー 冷え性の原因は血管の硬さ

冷え性だと血管が硬いケースが多いんだとか。

という事でストレッチ5種類のやり方は、

【すべてに共通したルール】

30秒ストレッチで伸ばしたら、30秒休憩で1セット。左右2セットずつ行う。

このルールの中で一番大事なのが「30秒の休憩時間」。

この休憩時間中に血管を柔らかくする物質のNO(一酸化窒素)が放出されて血管が柔らかくなっていくので、絶対に休憩時間を間に挟む事。

【ひざ裏の血管伸ばし】トリセツショー 冷え性改善の血管伸ばしストレッチ ひざ裏

  • 片足を前に出して体重を前にかける
  • ひざ裏が伸びている状態で30秒キープ

【足の付け根の血管伸ばし】トリセツショー 冷え性改善の血管伸ばしストレッチ 足の付け根

  • 正座から両手を前に突いて、片足を後ろに伸ばす
  • 足の付け根(そ径部)が伸びている状態で30秒キープ

【太ももの前の血管伸ばし】トリセツショー 冷え性改善の血管伸ばしストレッチ 太もも

  • 片足を曲げて座り、太ももが伸びている状態で30秒キープ

【ふくらはぎの血管伸ばし】トリセツショー 冷え性改善の血管伸ばしストレッチ ふくらはぎ

  • 正座から片足だけ立てて体重をかける
  • ふくらはぎが伸びている状態で30秒キープ

【お尻の血管伸ばし】トリセツショー 冷え性改善の血管伸ばしストレッチ お尻

  • 仰向けになって片足を曲げて抱え、お尻の裏が伸びている状態で30秒キープ

番組では10年以上冷え性に悩む人たちにこのストレッチを毎日3週間(※)続けてもらった所、

※専門家は最低1か月で効果が出始めるというアドバイス

8人中6人に改善が見られたとか。

改善したら辞めていいわけではなく日々の日課として長く続けていくのが大事そうですね。

血管伸ばしストレッチについては以前のトリセツショーでより詳しく説明されていたのでコチラの記事も。

トリセツショー 血管伸ばしストレッチのやり方 血管を柔らかくする方法簡単まとめ

NHK「トリセツショー」に関する全記事はこちらのリンクから

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