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心が折れるの語源は?神取忍が○○を折ったのがきっかけ?チコちゃん


22年12月2日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『心が折れると言うのはなぜ?』の答えを簡単にまとめてご紹介。心が折れるという表現を広めた神取忍は○○きっかけにして言葉を生んだ?

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ゲスト出演者

【ゲスト】和田アキ子、アンジャッシュ児嶋

【VTRゲスト】神取忍

心が折れると言うのはなぜ?

2問目の出題は、

なんで心が折れるって言うの?

延々と木魚を叩いているとばちが折れる=心が折れる という語源説を唱える岡村さんですが、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

という事でチコちゃんの答えは、

神取忍が折ったから

解説は明星大学の藤井靖准教授。

実は「心が折れる」を最初に使い始めたのは女子プロレスラーの神取忍さんで、

心理学的な専門用語では無いこの「心が折れる」の意味は、

自分を支えていたものが一気に無くなって落ち込んで無気力になる(くじけてしまう)という状態の言い換えになっていると藤井先生。

実際に神取忍さん本人に話を聞いてみると、

この言葉がメディアに載ったのは1987年7月。

ビューティーペアとして一世を風靡したジャッキー佐藤選手との一戦は神取忍さんにとってはデビュー2年目の試合。

女子プロレス界のスーパースターだったジャッキー佐藤選手に対して神取忍さんはまだまだ駆け出し。

それでも神取忍さんはただ勝つだけではなく「戦う事への恐怖を相手に教える」という大きなテーマを持って試合に臨む事に。

というのも運命の戦いの2週間前に行われた試合でジャッキー佐藤選手の放った攻撃が神取忍さんの負傷箇所に当たってしまうというハプニングに見舞われた事でこの2人の間に何やら因縁が生まれることに。

そして迎えた試合は女子プロレス史上語り継がれる「伝説の喧嘩マッチ」に。心が折れるの語源は?神取忍の1987年の試合 チコちゃん

神取忍「相手の骨を折ってはいけない。でも相手を倒さなきゃいけない。倒すだけでは自分の中で納得しない部分があったんで『逆らう事は出来ません。ごめんなさい』っていう完膚無きっていうのを相手に伝えなきゃいけない。」

この試合に勝利した神取忍さんですが、心が折れるの語源は?神取忍とジャッキー佐藤の試合 チコちゃん

試合を振り返って何度も繰り返し使ったのが「心を折る」という表現。心が折れるの語源は?神取忍のプロレス少女伝説 チコちゃん

つまり神取忍さんがジャッキー佐藤選手の心を折った事が全ての始まり。

神取忍さんのインタビューが載った書籍「プロレス少女伝説」には何度も登場。心が折れるの語源は?神取忍インタビューが載ったプロレス少女伝説 チコちゃん

これが徐々に世間に浸透した事で今では国語辞典にも掲載されるように。

そこからジャッキー佐藤選手とは改めて挨拶する前に佐藤選手がガンで急逝してしまったという事もあってそこは悔いが残っていると神取忍さん。

という事でコチラが結論。

心が折れるというのは神取忍が折ったから

でした。

2問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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