ワールドカップ日本対スペイン 本田さん解説ハイライト
22年サッカーワールドカップ日本対スペイン戦のabema配信から本田圭佑解説をハイライトでまとめてご紹介。槙野にツッコんだり、スベって落ち込む本田さんなどなど。
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試合開始前
まずは初コメント。
本田「こんな時間まで起こされてるんでね。もうやってもらわないと。それだけですよ。」
アップを始める日本代表に対してスペイン代表は、
寺川アナ「ちょっと今ピッチを見るとスペイン代表なかなか出てこないんですよね。これはシンプルにそういうスケジューリングですか?」」
本田「だと思います。日本はいつも早い。文化出てますね。」
守備のポイントについて聞く影山優佳に対しては、
本田「(谷口の守備がポイントになる事を踏まえたうえで)あとはやっぱりブスケツに対してゲーゲンプレスをかけるのが重要なんじゃないかなと思います。」
軽くリップサービスで答える本田さんですがすべ「ゲーゲンプレスを。ありがとうございます。」と笑うだけでさらっと次の質問に移ろうとする影山には、
本田「あんまりウケへんかった…笑」
寺川アナ「まさかの。本田さんからいったのに。笑」
影山「あっごめんなさい。笑」
軽くいなされて思わず寺川アナの顔を見て照れる本田さん。
寺川アナ「もしかすると質問のゲーゲンプレスは得意でもゲーゲンプレスかけられるのは苦手なのかもしれません。」
本田「まさにその感じ出てましたね。笑」
キックオフ直前にゲームの入りについて強調する槙野に対しては、
本田「ムズいんすよねぇ。マキが言ったのはねぇ…ムズいんすよ。」
寺川アナ「その難しい状況を打破しなければGS突破は無いかもしれません。」
本田「いや。ホントそうですよ。ムズいんですけど何とかしないといけないです。」
前半
4分:日本代表が攻め込むチャンス
本田「この戦い方っすよ。ほら。あるよ。セカンド拾え。YESユウト。(長友が寄せられて倒れると)ファウルやろ!」
7分:前線からプレッシャーをかけてチャンスを作る日本
本田「いってますよ。ほら。ほらぁ!来たっ!面白いっ!打て!打て!あぁ!今のでもいいよ戦術が。ほらブスケツやらかしてくれたよ。」
「でも今のは、むっちゃ勝手な事言うと決まらなくて良かったです。早すぎます。開き直ってスペインがガンガン来そうなんで。だからむっちゃ勝手な事言ってますよ?笑」
11分:スペイン先制
本田「オフサイ。オフサイない?いやぁヤやなぁ。これはキツい。」
槙野「顔上げて行こう。顔上げて行こう。」
本田「マヤがまだ全然落ちてない感じなんで。」「いやぁ…見失ってんすよね。モラタを。マヤと板倉さんがもう少し予め話しておけば。まあ切り替えていきましょう。それしかないです。1失点OKって前提で。」
15分:
本田「もうちょっと来て欲しいねんけど、スペインが来うへんのよねぇ。これがねウザいんすよ。スペインは。ドイツやったらもっと来ますよ?畳みかけないんですよ。」
22分:
本田「スペインとボールポゼッション大会するのはちょっとキツいで。」
槙野「それはね、ちょっと違うんトは思うんですけど、ボールを握らないといけない時間あるじゃないですか?」
本田「もちろん。それは前田さんのスペースに蹴ってゴリゴリ頑張らせて、前向きにセカンド拾ってから相手陣で握るってのは分かります。後ろから作るっていうのはちょっと出来ひんちゃう?ドリブルとかで田中さん、守田さんにガッて運んで欲しいよね。」
槙野「あぁそうね。」
23分:日本とスペインの残り体力について聞く寺川アナ
本田「はっはっは。前田さんはまあまあキツいんちゃうかな?笑。後ろはキツないよね。そんな。」
24分:オフサイドディレイで副審のフラッグが遅い事にイラつくシーンは、
本田「オフサイ!遅いねん!オフサイ!出せやぁ!俺がラインズマンやろか?」
寺川アナ「そうですね。笑」
ウィンカー出せや!みたいなキレ方をする本田さんを笑ってなだめる寺川アナ。
槙野「これね、ケイスケくん。ラインズマンが左手で旗持ってるじゃないですか?分かります?オフサイドって分かった瞬間に右手に持ち替えるんで見ててください。」
本田「えっ…ホントだ…笑」
26分:
本田「スライディングいらんねんなぁ今の…。だって後ろハマってるんすもん。頑張ってるのは評価しますよ。前田さんさっきからすごい走ってくれてんすけど。」
「(久保が前田にパスを送ったもののミスが起こると)いやっ!。いやぁ!分かるかなぁ今の前田さん。ワンツー来て欲しいんだよなぁ。来いよって感じで潰されましたね。そんな簡単じゃないんですけどね。笑」
30分:スペイン相手にボールを持てる時間がやや生まれてくると、
本田「ちょっとやっぱり時間とスペースが出来始めた。おもろいなサッカー。こう考えると。」
32分:
本田「(ドイツ戦との比較では)1失点OKって思ってるスペインと、あの時は1点も取られたくないっていうドイツだったんでちょっと違うんですよね。しかもスペインは何か…したたかっすねぇ。全然来ない。」
軽くオネエみたいな口調の本田さんとちょうどタイミングよく映るアンニュイなサポーターの姿。
33分:スペインのGKの見事な対処には
本田「ハマってるよ。ほら!…ウソやろ…。信じられへん…」「ウソでしょ。これ繋いだんですよね。今のね。」
42分:
本田「いや、ウザいなぁブスケツ。上手いよねやっぱり。この狭い所で受けるから。」
ハーフタイム
ハーフタイムにはイニエスタを交えて前半を振り返る事に。
本田「ずっとバルセロナでプレーしている時に見てました。非常に光栄です。そして日本(Jリーグ)に来てくれてありがとうと思ってます。でも今日は敵なので非常にリスペクトしてますけど、最後までスペインに負けて欲しいなと思ってます。」
イニエスタ「ふふふ。今の言葉ありがとうございます。僕にとっては特別な試合です。スペイン人でありながら日本でプレーしているからです。後半どのような感じで日本代表がプレーするかすごく楽しみにしてます。」
後半
後半からメンバーチェンジで入った三笘については
本田「これねぇ三笘さんのポジショニング見てもらえます?相手のウィリアムズをボカして見てるんですよ。だからこれ谷口さん大変…笑。大変になると思いますけどその分リスク負って行こうという事だと思います。これ面白いですよ。」
2分:日本の堂安が同点弾
本田「来た!打てっ!あぁ!YES!いやワンチャンやで。ワンチャンで行くんやって。今ねぇ相手がめっちゃ繋いで来てたでしょ?サイドチェンジにGKがビビらずつないだ時に伊東さんが自分のマーク思いっきり捨てて前行ったんですよ。イチかバチかやったと思うんですけど奪えましたよね。そこが堂安さんMVPは間違いないですけど、伊東さんのプレーにも注目して欲しいですね。」
「ここ!ほら。もう…」
伊東の勇敢なプレーにちょっと感慨深い様子の本田さん。
「いやぁこれを決められるっていうのは。(GKは)触ってるんですけどやっぱりワールドカップこういうの入るんですよね。」「いや!(この試合)あるぞ!」
5分:日本の田中碧が逆転弾
本田「いやぁ!待て待て待て待て!ちょ待って待って待って。どうなのこれは?入った?なになに?これゴールキックって事?どういうこと!?
槙野「(ライン)出てないぞ。出てないぞ。ラインは割ってないぞ。ラインは割ってない。俺の目の前だったぞ今。」
本田「じゃあもう入ったやん。」
スローでリプレイが流れると、
本田「出てたっぽいで、マキこれ。これ出てるかもしれへん。」
槙野「NOぉ!出てるのぉ?」
本田「これこそVARやわ。でも出てたっぽいわ。」「まぁ入らんかったらしゃあない。切り替えるしか。」
違うアングルのリプレイを確認すると、
本田「えっ!?出てないかもっ!?どうっ!?出てないかもっ!」「でもこれおかしな事言うようですけどね、決まってない方がイイっていう考え方もあり得るんですよね。笑」
寺川アナ「また前半と同じような話ありますか?笑」
槙野「いや。これは決まってた方がイイです…笑」
本田「そうなんやけど、そうしたら守備に入るやん?で最後まで同点のチャンスをスペインに作られて引き分けて行かれへんって可能性あるわけやろ?うーん…守り続ける方がいいのか?そう…」
そんな事を言いつつもゴールが認められると、
本田「入ったぁ!」
槙野「出てないんです!」
本田「でも長いよこっから…」
槙野「ただ森保さんは冷静すね。選手たちにポジションに戻れと支持してます。」
本田「逆にルイス・エンリケちょっと焦ってるんちゃう?」
涙する日本サポーターの姿が映されると、
本田「ちょっまだ泣くん早いって。」
サポーターにもしっかりツッコむ本田さん。
12分:
槙野「これどうすか?2点目取って下がるよりかは今のまま高い位置からプレス行った方が良く無いですか?」
本田「何とも言われへんわこれは。笑。だってさぁオルモとウィリアムズめっちゃ良いもん。行ったら行かれる可能性あるやん?」
寺川アナ「ウィリアムズの所に(交代で)フェラン・トーレス入ってます。」
的確な訂正の寺川アナ。
槙野「ちなみにフェラン・トーレスはルイス・エンリケ監督の娘と付き合ってるんですよ。そういう意味では絶対ゴール決めたい。」
本田「いやいやいや。笑。マキ、日本勝ってる時にちょっと冗談やめてもらっていい?笑」
槙野「すいません。すいません。笑」
15分:前田に代えて浅野投入
本田「いやぁでも長い!こっから長ない!?30分は長いて!」「でも前田さんよう頑張ったわ。うん。いやぁでもタクマはこっから走らなアカンでぇ!」
槙野「途中から出てくる選手の方がキツいんですよね。試合のテンポだったり空気感だったりもそうなんですけども、走らなきゃ、やらなきゃって気持ちが脈を上げてしまうんですよ。気負いすぎて乳酸溜まんないようにしないといけないですよね。意外にずっとプレーしている選手の方がスムーズに動けたりするんですよね。」
17分:日本がチャンスメイクするも得点ならず
本田「奪われんな!奪われんな!そう!それでいい!」「マジ3点目取れ!」「戻れ。戻れ。とりあえず戻れもう。こっからや!こっから!」
ドイツ対コスタリカの結果によって日本が1位突破の可能性が寺川アナから伝えられると、
本田「えっ…コスタリカ勝ってるん?あぁ同点ね。」
寺川アナ頼みで細かい情報把握は放棄の本田さん。
会場で試合を見つめるFIFA会長の姿が映ったタイミングで「誰あの途中から出てくるの。他。」と交代メンバーを気にする本田さんですが「誰?」と話し始めたので会長にイチャモンをつけているように一瞬感じて見ているコッチがヒヤっと。
その後も交代メンバーについての議論が続きますが、
本田「あぁ分かったぞっ!鎌田さん代えて、三笘さん上げて冨安さんとウイングに入れるんじゃない?どうマキ?分からへんけどウイングが出来るのかが。」
槙野「ちょっと見てみましょう。それは。」
一方でスペインはアルバ途中投入。
本田「これアルバ出んのめっちゃ嫌かも。めっちゃ作るで。」
24分:日本が三笘をきっかけにカウンター
本田「いやぁいいけどやなぁ…」
寺川アナ「いいけど?笑。何でしょう?」
本田「何か…(三笘からクロスを受けてシュートした浅野は)大振りせずに。枠内に。枠内に。はぁ…」
25分:ドイツ対コスタリカはコスタリカが逆転の途中経過を聞かされると、
本田「えぇっ!?マジで?えっちょっと待ってください。(日本は)引き分けはダメなんですよ?僕ら引き分けはダメですよね?はい。ダメです。ダメです。ダメですよね?」
寺川アナ「そうです。そうです。そうなりました。一気に状況変わります。」
その後もドイツ対コスタリカの得点状況と日本の突破条件について確認する本田さんですが、
槙野「いいんです。勝てばいいんです!」
本田「そうやけどさぁ情報は与えた方がイイよ。選手に。精神的に落ち着くから。俺はね(伝えた方が)イイと思う。だって例えば決められても行けるわけやん?もしかしたらやで?そこを行きたくなってPKとかで退場とかしたらヤバい。」
31分:
本田「何かコイツが嫌っていうの居なくないですか?これが日本が守れそうだと思ってる理由ですよ。」
槙野「選手の表情も見えるんですけどなんか自信持ってやってますよね。ボール持たせてるっていう心理でやってますよ。選手たちは。」
本田「アセンシオはちょっと怖いんですよ。この持ち方。」
寺川アナ「この位置から東京オリンピックでは決められました。」
本田「あぁそっか…」
寺川アナ「延長戦でアセンシオにゴール決められて準決勝で日本は敗れて3位決定戦に回る事になったのが東京オリンピックでした。」
本田「よう覚えてますね。」
寺川アナの準備の徹底ぶりを見て素直に感心する本田さん。
32分:
本田「いやぁめっちゃウザい時間帯になって来ましたねぇ。」
槙野「選手はやりながら時計見ないですか?何回もチラチラ見るんですよ。」
33分:粘り強く守備する日本
本田「頑張れ。もう頑張れとかしか言えないですね。」「いやぁツラいけど頑張れ。これ何が守れてるかと言うと、冨安さんがアルバに対して、三笘さんがフェラン・トーレスに対して1対1で負けない事なんですよ。ここで負けない。これ!これがスペインが怖くないんですよ。」
36分:三笘の仕掛けで日本がFKを獲得
本田「沈めよう!3点目取って。」
槙野「マヤは上がんないですね。」
本田「残る?いや行くでしょう。残る?そしてらどうするん?繋ぐん?いやでも蹴るんや。」
FKは板倉の頭に合うもややゴールから遠く3点目はならず。
本田「えっめっちゃ惜しいやん…ヤッバ今の…今のもっと前やったらもう。」
37分:アセンシオに強く当たって倒す三笘
本田「ほらフェラン・トーレスもう~全然…いやちゃう。今のアセンシオか。」
とにかく見間違えてもいいからフェラン・トーレスの穴を探す本田さん。
40分:
本田「あとどのくら…10分切ってるよっ!ロスタイム合わせて10分切ってるやろ。」「イケるイケる。これはもう無いぞ。スペインは手。」
41分:逆転弾を押し込んだ田中碧が交代
寺川アナ「よくあそこに飛び込んでましたよね。」
本田「いやいや。間違いないです。ホントに。MVPにしてあげましょうよ!田中さんを!」
42分:アセンシオとの1対1で負けずにすぐに三笘カウンター
本田「いや素晴らしい対応ですよ。三笘さん。イケんちゃう?三笘さんコレ!ほら間に合うやろ。あぁ。いやぁ…惜しい。」
槙野「攻撃で注目されがちですけど守備でも貢献度相当高いですよ。」
本田「すごいよ。1対1の練習を幼少時期に沢山やってたんやろうな。恐らく。そういう対応してる。」「攻撃仕掛ける時の間合の駆け引きが上手いんで、それって守備でも応用利くんですよ。」
「谷口さんもガッツリとオルモを抑えてんすよ。全然やられない。この流れだと。」
43分:
本田「もちろん分かんないですけど、結構安心して見てられますよね。アセンシオの左だけ切れって!アセンシオは左を切っとけ!」
44分:
槙野「ナイスキーパー!ナイスキーパー!:
本田「一番危ないトコだったよね。今日。一番いい攻撃やったんやない?今日のスペインの。それで決められなかったというのが大きいですよね。」
45分:アディショナルタイム7分
本田「7分っ!?笑。これなんか前も同じこと言った気がするわ!笑。ウソやん!?長いて…もうぅ…」
長いアディショナルタイムにグズる本田さん。
49分:
本田「これね、みんな声かけ合え今!もう根性や!こっから!そうでしょう。ここまで来たら。」
関西スピリット全開。
50分:
本田「あと何分すか?1、2分?1分半。もう時間稼ぎやって。サイド行けって。タクマ!そうそう。サイドサイド。思いっきりサイド行けって。ほんでファウル貰え。思いっきり。相手引きずりながら。」「もう申し訳ないけど時間稼ぎでしょう。」
試合終了:
本田「もう終わりやろ?終われ!ようし!よっしゃー!来ましたねぇ。ちなみに日本は次どことやるんすか?」
槙野「クロアチアです。」
本田「…あるやん!あるんちゃう!?出れへんの誰?次。」
寺川アナ「板倉が出られません。1人だけです。」
本田「冨安さんでも行けるから。行けるよ!これはワールドカップ盛り上がるでまだこの先!ホンマ負けたら俺この後決勝までどうしようかな?思ってたんですよね。」
「いやぁもう…ありがとう。何かね今僕ね、解説席いるでしょ?めっちゃ色んな奴が俺んとこビデオとか写真撮りに来るんですよ。」
試合後
本田「嬉しいですし、本当におめでとうと思ってますし、残りのワールドカップまだ楽しませてくれる事を。僕決勝までいる事決まってたんで、個人的な話なんですけどもう1試合楽しませてくれるっていうのはカタールの滞在期間めっちゃヒマになるの怖かったんで。笑」
「森保さんの采配で、1試合目、2試合目と割と僕は否定的だったんで、この3試合目は認めざるを得ない、本当に素晴らしい。しかも三笘さんを前半から使わずにやっぱり後半から使う。我慢したところ。僕だったら頭から行ってたんで。でもやっぱり我慢した。我慢って監督って大事なんだなって改めて勉強になりました。」
ゴン中山から「見ていて悔しい気持ちはない?」という質問が飛ぶと、
槙野「悔しくないんですよ。僕は。メディアとして来てますのでそこは自分の役割を。なので率直におめでとうと。羨ましいというかカッコいいなと思いました。」
本田「それはでもアレやん…俺もゴンさんもメディアとしての役割果たしてないみたいな。」
槙野「そういう事じゃない。笑」
寺川アナ「はしご外したみたいになりましたね。笑」
以上、ワールドカップ日本対スペインの本田さん解説ハイライトでした。