ワールドカップ日本代表分析にセルジオ越後が文句で放送事故?フットブレイン
22年12月4日「FOOT×BRAIN」では22年ワールドカップ日本代表のGS突破にセルジオ越後が生放送出演でコメント。ドイツ戦、スペイン戦の勝利にセルジオ越後がMVPに選んだ選手やクロアチア戦に向けた展望、データ分析に難癖をつけるシーンも。
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ドイツ、スペイン戦
2-1で日本が勝利したスペイン戦については、
「やっぱりドイツ戦もそうですけど失点1で45分終わったっていうのが一番のポイント。」
「守ろうとしてるチームが最短距離。1点取り戻したら引き分けだから。2点取られないための戦いを徹底してやってる2試合が逆転に結び付いたと思います。多分2点取られたら終わっちゃうっていう采配じゃないかなと思います。」
「それが上手く攻めようとしないでみんなで必死で守った所が可能性を膨らませた。」
勝負を分けたワンシーンを選ぶとすると、
「権田の2-1で勝ってる時にワンツーでやられて、やられるかな?と思ったら権田がちゃんと止めたんですね。あれが入ってたら日本は予選突破してない。2-2で引き分けているから。みんな得点した人にスポット当ててるけど守る方は誰も気にしない。かわいそうだよね。ドイツ戦もスペイン戦も最終的に権田が一番目立った選手。」
「まぁ利いてますよね。GKってかわいそうね。PK戦しかヒーローなれないっていうのはね。」
「ドイツ戦は後半の30何分に1点目取って、すぐ2点目取った。したら逃げ切れるよね。ただスペイン戦はちょっと早かった。後半始まってすぐ取ったから、これ大丈夫かな?って思ってたんですけども、一つの違いはドイツ戦は(ドイツとしては)勝たなくちゃいけない試合。スペイン戦は日本が引き分けでもダメ、勝たなくちゃダメ。相手のスペインはもう決まってる。7-0で勝った試合の貯金が結構ものを言って、負けた悔しさはあってもドイツよりダメージが無い。ワールドカップは続きますからね。」
「勝ったら華やかな点取った選手。守った人は当たり前ってドイツ戦のMVPですよ?一番大事なシュートを防いでる。これは忘れちゃいけないよね。日本のディフェンシブな采配にはやっぱり90分全試合やってるし、途中出場じゃないんですよ。こういう選手は評価しなかったらいけないなっていう感じがしますよね。」
グループリーグ3試合合計の数値でキャプテンの吉田麻也が3つの部門でチーム1位になっているというデータを示されると、
「まぁ攻められているチームに出るはずのデータですね。守る選手のデータは攻められてる証拠ですね。そこがやっぱりチーム同士の力の違いと采配がディフェンシブか?攻撃的か?の違い。日本はディフェンシブ采配だからこういうデータが出ても別に僕には珍しくないですね。」
スペインのブスケツを日本は上手く封じ込めてパス数も減らして、バックパス割合も増やしたというデータでは、
「2試合の結果が極端に違う。7-0で勝った試合と、すごい守られて前半から攻めてって。日本が守る際にはこのデータは参考になったかもしれないけどコスタリカ戦のデータと日本のデータで同じに比べる事は難しいんじゃないかなと。」
「逆に同じポジションの日本の選手がコスタリカとやった時とスペイン、ドイツとやった時の数字見たらまた全然違う数字が結果として出てきますよね。」
「今は世界でどのチームでもデータ分析してやってる。だから日本がやっても相手もやってる。それを変えるのは個の力。変わったデータは出ないですよ。みんな同じことをやってるんですよ。」
クロアチア戦の展望
クロアチア戦に向けては、
「守りが充実しているというグループステージでのスコア。バランスが良いチームじゃないかなと。だから日本とドイツ、スペインを一つの勉強として日本をリスペクトして色々甘く見ないでやって来ると。予選1回戦だったらラッキーだったかもしれないけど、もう分析もされてるし個の力もナメる事は無いし、そこが厄介な相手じゃないかなと思います。」
警戒する選手にはやっぱりモドリッチの名前を挙げ、
「前大会のMVPと同時にバロンドールも獲ってるんですよ。だからレアルマドリードのレギュラーですよ。そういう選手が司令塔としてチームを動かすから。彼はキャプテンでみんなリスペクトしているんですよ。リーダーだから。そういうチームと戦うんだという準備はしておいたほういいですよ。」
「日本では馴染みが無いけど彼らは結構ビッグクラブでプレーしてるから力は持ってると。何にしても予選2回突破してるし、前回の準優勝メンバーも何人も出てるから、日本代表の立場としては1位突破だから有利だという気持ちになったらそれが落とし穴。もう一回ドイツやスペインとやる気持ちで。」
「ベルギー戦終わったら、モドリッチが彼の所に行ってハグしたんですよね。それぐらい良く頑張ってくれたっていう評価ですよね。マスク外したら全然違う人じゃないよね?笑。前半と後半違う人出てるとかそういうのは無いよね?笑」
クロアチアはグループステージの3戦でアタッキングサードへの侵入回数が3試合とも後半に減るというデータ。
「対戦相手の後半のデータと比べたいですね。相手がこれ上回ってたら後半はチャンスと言えるけど、相手も下がってたらどうかな?そう思わない?片方だけ見たらなるほどと思うけど、相手を上回って無かったら意味ないじゃないですか?」
その辺の痒い所に手が届くようなデータが生放送という事もあってスッと出てこないのが一番痛いですが、
MCの勝村からは「番組ぶち壊す気ですか!?放送事故ですよほとんどもう!笑」と立ち上がって苦言を呈される場面も。
という事で以上、フットブレインでした。