あさイチ よどみ片付けでストレス解消 井田典子の片付けのコツ
22年12月7日のNHK「あさイチ」は井田典子流の家の片付けで”よどみ”ストレスを解消する方法を特集という事で
スポンサーリンクよどみとは?
そもそも「よどみ」とは何か?というと、
「人や物の流れを滞らせる・邪魔する存在全般を指す」と番組では定義。
このよどみが家の中にあると知らず知らずのうちにストレスを与える原因に。
一見片付いているように見える家でもよどみは数多く存在しているそうで、
番組に登場した一般家庭を例に挙げると、
これがあると一歩遠回りをしてキッチンに向かう必要が出てくるので実はストレス。
マットが敷かれいるのできっちり境界分けされているように見えますが段々とスペースを侵食していく厄介な存在。
特に要注意なのが”すぐに使えるように出しっぱなしにしている物たち”で、
使いたいときにパッと手に取れるのその方が効率的と考えるのは罠。
ケースに入れて整理されているように見えてもやっぱりこれもよどみ。
視界に入ることで無自覚のうちに気を散らされているのが厄介なところ。
脳科学の専門家の指摘では、
ネガティビティバイアス(=良いことよりも悪いことに注意が向きやすい脳の性質)を踏まえると、
「うまくいっていない」「できていない」といったネガティブな要素が脳にストレスを与えているとの事。
例えば三日坊主で終わってしまったトレーニング器具などいつの間にかインテリア化して出しっぱなしだったりしませんか?
これが家に存在していると「できていない自分」を感じて自己肯定感が下がると警鐘。
- 使いこなせなかったモノ (例:やろうと揃えたのに放置しているお菓子作りの道具)
- 理想の自分になれなかったモノ (例:トレーニング器具、英語教材)
- 面倒で放置しているモノ (例:提出期限のある書類)
片付け方法
整理収納アドバイザー井田典子さんによると、
物を出し入れする動作で「始まりと終わりを意識」することが大事で、
食事をする時は必要なものを出して料理に取り掛かり、全て片付けて食事が終わるという一連の流れがよどみを作らないコツとの事。
物を取り出す、片付けるの動作が増えるのでこれはこれでストレスでは?と思いがちですが、
脳科学的には、初めてやるときはストレスがかかる可能性があるものの、慣れるとかえって楽になると指摘。
自分が決めたルールを淡々とこなして「できた。」「やれた。」という瞬間を何度も味わう事で脳のストレス解消に繋がるんだとか。
スタートラインに立って走り出したらやっぱりゴールがないと気持ちが悪いですよね?
そのゴールを逐一設けてやることでゴールする喜びと同時に区切りが生まれてメリハリのある生活になるわけですね。
物が出しっぱなしだと延々とゴールしないまま走り続けているのと一緒。
という事で冒頭で登場した家をサンプルに片付けスタート。
【確実に使うものだけを選ぶ】
【種類と量が一目で見渡せる】
- 深さ、奥行きのある収納は見えない部分が多く何があるのか把握できないのでやめる
- 一発で見渡せる。すべてのラベルが見えるように。袋物は立てて並べる
- ストック場所を決めたら「ここに入る以上は買わない」ルールを決める
- 同じデザインの食器は手前から奥に並べる
- ギチギチに詰めると取り出しにくくなるので、取り出しやすいスペース作りを意識
大事なのは捨てるよりも、そこにあるものすべてが上手く使われる状態にあること。
いきなり家全体をやろうとすると億劫になるので、
まずは引き出し一段だけ、靴箱だけと狭いエリアの片付けをやってみるのがコツ。
高さの低い引き出し・箱の中に仕切って整理。上から見て何がどこにあるのかすぐに分かりますね。
小さなものは小さな仕切りに分けるのもコツ。
ここに入りきらないものは”レギュラー落ちメンバー”なので控え専用の箱に別で収納。
プラスチックの収納器具は自分の用途に合わせてサイズを変えられないので、紙の箱などを活用。
紙袋は取っ手の部分は切り落として2回内側へ折ってやることで強度が増して簡単につぶれなくなるとか。
すぐに書く必要のある書類も机に出しっぱなし、冷蔵庫の貼るではなく、引き出しに入れて整理。
スポンサーリンクキープのコツ
物を片付けた後に生じるのが綺麗な状態をキープする努力。
つい使いっぱなし、出しっぱなしで結局元通りの散らかった部屋になるというのがよくある話。
そんなリバウンドを防ぐコツとして紹介されたのが、
食事はトレーに乗せてキッチンとダイニングの往復を最小限にする方法。
食事中に一旦キッチンへ戻って忘れ物を取りに行くといった動作が無駄になるので、
トレーに乗せて必要なものを運ぶ習慣をつけると楽。
以上、片付けでよどみストレス解消でした。
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