ダーツの的の起源は?的デザインの元祖は木の年輪?チコちゃん
22年12月9日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『ダーツの的って何?』の答えを簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】高畑淳子、DAIGO
【VTRゲスト】なし
ダーツの的って何?
3問目の出題は、
ダーツの的って何?
ワインの樽という答えの岡村さんですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
という事でチコちゃんの答えは、
木の年輪
解説は日本ダーツ協会の小林美和理事。
そもそもダーツは15世紀のイギリスで誕生したとされていますが、
15世紀後半のイギリスではバラ戦争と呼ばれる王位継承を巡る内乱の真っただ中。
その戦争で戦っていたイギリスの兵士たちは、その日の戦いが終わった後の自由時間を楽しむために手持ちの武器を使ったゲームを考案。
そのゲームとは折れた矢や短く切った矢を空になったぶどう酒の樽の底に投げて競う的当てゲーム。
真ん中に近いところに刺せた人が勝者という単純な遊びは兵士たちの間で流行を見せますが、
戦争が続くにつれて徐々に土地移動・物資不足から樽がなかなか手に入らなくなる事態に。
そこで樽の代用品として白羽の矢が立ったのが丸太。
切り倒した大木を厚めに切って作られる丸太の的は木さえあればどこでも手に入り、さらに持ち運びにも便利という事で的当てゲームの人気はさらに加速。
しかも丸太ならではの年輪の存在によってゲーム性が高まって人気に拍車をかけることに。
中心から目盛りのように刻まれた年輪を目安にすることで細かい得点の差をつけて遊べるように進化。
さらに丸太は長く使っていると乾燥が進んで放射状のひび割れが発生。
そして戦争が終結して家に戻った兵士たちは自宅や酒場でもこのゲームを継続して遊び、一般庶民にも浸透。
ところが自然の丸太を使うことで、使う丸太によって得点ルールがバラバラになってしまうという弊害も生まれており、
これを解決したのがブライアン・ガムリンという人物で、現在にもつながる点数配置を考案したことでダーツがより浸透するきっかけに。
という事でコチラが結論。
ダーツの的は木の年輪
でした。
3問目は以上。
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