不思議体験ファイル2022冬 ネタバレ一覧 私が見た未来、2025年7月災害、神様が見える少年
22年12月27日「不思議体験ファイル 信じてください」で取り上げられた私が見た未来、2025年7月の大災害、カラオケ0点、神様が見える少年、茗荷谷タイムスリップ、未確認生物ムッシーの検証結果などネタバレ一覧をまとめてご紹介。
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私が見た未来
漫画の著者・たつき諒が見た夢を漫画作品としてまとめた本『私が見た未来』。
出版された頃はそれほど注目されていなかったものの、
そこに書かれていた内容が未来を予言しているのではないか?とにわかに注目を集め出してからは「予言書」のような扱いを受けることに。
- 夢の中で見知らぬ男の恋愛相談を受ける → 後日聞いた友人の別れ話と経緯が一致
- エイズが認知される5年前にQUEENのボーカルだったフレディ・マーキュリーがカタカナ3文字の病気で亡くなる夢 → フレディ・マーキュリーがエイズによって死去
- 1999年に見た夢では2011年3月に大災害発生という文字情報だけの夢 → 東日本大震災発生
などなど。
そこで今回番組では記録としては残しているものの未発表の夢について検証。
その夢の内容が「友人と散策をしているとある小屋を発見し、中に入ってみると遺体がある」というもので1998年の記録。
【検証結果】
知り合いからその夢に出てきた光景に似たような場所を知っているという情報を得て、現場にたつき諒とともに向かってみると、
現実では小屋では無く東屋だったものの、そこに近づくと「ここ空気重い。あんまり良くない感じ。」と後ずさり。
周辺住民に聞き込みを行って何か事件・事故のようなものがなかったか取材してみると、
実は首つりによる自殺が何度か起きている一種の自殺の名所のようなところになっていることが判明。
また、朝早くに散歩をする習慣があるという方からは2000年9月以降に遺体を見たことがあるという話も。
予知夢だったのかどうか核心に迫るまでは至らず検証は以上。
スポンサーリンク2025年7月の大災難
たつき諒が見た夢には「2025年7月の大災難」というものもあるそうで、
その内容は日本、台湾、フィリピンのちょうど中間地点の海面が地震などの影響で沸騰したように盛り上がっているという光景。
その影響で大津波が発生してしまうというのが夢の全容。
東日本大震災の夢を見た時のようなかなり強烈なインパクトを残す夢だったと語るたつき諒ですが、これが現実になる可能性は?
【検証結果】
地震や海底火山の研究を行っている熊本大学・横瀬久芳准教授にその可能性について伺ってみると、
例のポイントは過去120年間は地震に全く縁のない場所であるという事が明らかに。
また過去1万年、過去200万年に噴火した火山の記録などを辿ってもあのポイントには何も起きていない場所であることも。
横瀬先生は地震や海底火山の噴火などが起きる可能性は限りなく低いとしつつも、
海面が沸騰したように盛り上がる災害だと「小惑星の衝突」なども可能性として考えられるという指摘。
当然2025年は未来の事なのでこれが実際どうなるのかはその時が来てみないと分からないという事で検証終了。
カラオケ0点
初めて入ったカラオケ屋の採点マシンはかなり古めかしい見たこともない機種だったそうで、
その採点機能もよくあるメーカーのものとは異なっていたとか。
2人で行ったので交互に歌を歌ってみると、なぜか片方だけ必ず0点になるという不思議な状態に。
- 2人のマイクを交換
- 歌う順番を変える
- 曲のジャンルは問わず2人バラバラ
といろんな方法で検証してみてもやはり片方だけ0点が出続けるで、最終手段としてデュエットで2人で歌うとどうなるのか試してみることに。
するとサビの部分がやってきたその瞬間に「女性の唸り声のような音がスピーカーから鳴る」という怪現象発生。
これは一体?
【検証結果】
2人が見た採点結果の映像などの記憶を頼りに「どの機種の採点マシンで歌っていたのか?」を捜索してみると、
どうやらJOYSOUNDの古い機種のようなので本社でその時代の機種をすべて検証してみると「HyperJoy V2」の「さいてん」機能であることが判明。
改めてHyperJoy V2を取り寄せて改めて歌ってもらうと今回は0点ではなく90点台と高得点を連発。
他に、
- 全く歌わない
- 最初だけ歌う
- 最後だけ歌う
- マイクを離して歌う
- ずっと鼻歌
と色々なパターンを試しても、採点結果として表示されるのは「??(採点不能)」か70点台ばかり。
検証では狙って0点を出すことすら困難だったのでメーカーのオーディオ機器担当の方に採点機能やあの謎の唸り声について詳しい話を伺うと、
カラオケで使われる赤外線通信のマイクはガラスを通過するので、カラオケ店の扉にガラス部分があればそこを通過して外から音が混線してしまう可能性を指摘。
この混線は鏡などによる反射など条件さえそろえば別の部屋からも混線する可能性があるそうで実験でも一応再現成功。
また、採点機能の0点についてメーカー担当者に伺ってみると最低点は65点で0点は出ない設定になっているという説明。
ところがさらに詳しく話を聞いてみると何らかの条件がそろってしまうと出ないはずの0点が出てしまうというバグが報告されており、
どれだけ原因を探ってもメーカー側も原因は分からないままだったというお話。
ただし、そのバグが出たカラオケマシンはJOYSOUNDではなくUGAのものに限った話だったそうで、
JOYSOUNDについては20年以上も0点バグについては聞いたことが無いとメーカー担当者の証言。
2人が遭遇したカラオケ0点&謎の唸り声の正体は突き止められないまま検証終了。
スポンサーリンク神様が見える少年
沖縄に住むある少年(6歳)にはどうやら不思議な力があるようで、
仏像の手の形(印)のようなポーズ(=少年曰く”神様のポーズ”)を突然し始めたり、
座布団などで作った祭壇(=少年曰く#神様のお家”)のようなものに向かって手を合わせてお祈りをしたり。
本人の口からはこれらはすべて不動明王から習ったものという証言で不動明王は家にいて見えるし、話しかけてくるとの事。
さらに不思議な力は「神様が見える、神様と話せる」に留まらず、家の中に見知らぬ男性がいると何もない空間を指さし、
気になった母親が人相などの手がかりから少年が知らないはずの亡くなった親類の写真を持ってくると「この人がいた」という返答。
また、台所の神様を祀る沖縄の風習「ヒヌカン」の壺を昔割ったことがある母の過去(少年が生まれる前の出来事)を言い当てるといった事も。
【検証結果】
少年が行っていた手の印は「小三古」に近く、少年が行うお祈りのポーズなどは五体投地に近いという識者の証言。
試しに護摩焚きの場に少年に同席してもらって何か変化が無いか確認してみると「赤い洋服を着た阿修羅がいた」という少年の一言。
続いて、少年の高祖母にあたる人物が沖縄に古くから伝わる霊媒師のユタだったという事から、その能力を少年が受け継いだのは?という仮説のもと、
現役のユタとして活動している女性に少年を引き合わせてみると、
霊的な存在から母親に対するメッセージが送られていて、
それを受取ろうとせずに拒否している母親に代わって少年を通して伝えようとしているというユタの指摘。
検証するも何も、謎の存在を検証するのに謎の存在の手を借りるというよく分からない流れで検証終了。
未確認生物ムッシー
兵庫県・加古川の向島公園から撮影された動画には水面で浮き沈みする黒い影。
2年前から6月の暖かい時期によく出没するようになり、
とりあえず地名からとってムッシーと名付けられたその謎の影の正体は?
【検証結果】
映像解析のスペシャリストに検証してもらうと、
物体の長さに変化が起きているので流木などではなく生き物の可能性が高く、
一体の動物だと仮定すると不可解な動きをしているので複数の動物の群れがそう見えた可能性を指摘。
地元漁師の証言ではひょっとするとネズミの仲間で体長60cm程度と大型のヌートリアでは?という声。
続いて生物学者の今泉忠明先生に映像を見てもらうと小型のイルカで背びれの無いスナメリでは?という指摘。
という事で検証は以上。
茗荷谷タイムスリップ
『東京・茗荷谷で1960年代にタイムスリップ』
それは1985年にある男性に起きた出来事。
東京・茗荷谷駅の近くでふと見つけたうどん店に入ったところ、
店内はテーブル席5つ、カウンターと座敷という間取りで、メニューに目をやると天ぷらうどん1杯180円、うどん1杯80円と破格。
その中から天ぷらうどんを注文し、ほどなくして運ばれてくるとうどんのお汁は色の薄い関西風。
味は申し分なく、すぐに平らげて店を出ようとお会計で当時発行されてから半年ほど経ったばかりの夏目漱石が描かれた新千円札を手渡すと、
店員さんは「このお札は何?」といわんばかりに不思議そうな表情。
新千円札とはいえ、さすがに商売をやっていれば見慣れるはずだけど?と思っていると、
いぶかしげに千円札を受取った店員さんがおつりで渡してきたのは旧札の500円札。
500円硬貨に切り替わってかなり経った1985年にまさか旧札を渡されるとは…と驚いた男性は、さらに硬貨も旧100円玉と古いものだったことに驚愕。
ただその時は用事で時間が無かったこともあって、おつりを受け取ってすぐにお店を後に。
そして用事を片付けた約1時間後にふとあのお店が気になってあのお店があった場所に後戻りしてみると、何度行ったり来たりしてもお店は発見できず。
ポケットにはお店で受け取った旧札と旧硬貨が入ったままで、確かにあのお店に行ったはずなのに…
もしかしてあの時、1960年代のうどん店にタイムスリップした…?
【検証結果】
1985年当時の茗荷谷駅周辺に詳しい方によると、1985年に「さぬきや」という名前のお店があったはずという証言。
さぬきやの店主の奥さんが今もご健在という事で、店の間取りの特徴などを照らし合わせたところ「違いますよ。」と一言。
茗荷谷周辺にそれらしいうどん屋さんは他に無いという事で「1985年に実在したさぬきやに行ったのを勘違い」説は当てはまらないことに。
年代ごとの食品などの平均価格が記録されている統計データ値段史年表を見てみると、
1985年のうどんの平均価格は1杯333円で少なくとも200円を切るのは1975年以前。
おつりでもらった旧500円札は1951年~1971年まで発行、旧100円硬貨は1959年~1966年まで発行。
条件を重ねてみるとタイムスリップしたとすれば1959年~1966年あたりになるのでは?という仮説。
1961年当時のこのエリアの商店街名簿を検索してみると飲食店として可能性がありそうなのは4軒。
当時を知る方によると、その中で唯一「翁庵」はそば屋でうどんも出していたという証言。
さらに可能性から消されていた焼き鳥店の宝亭は翁庵の店主の息子が経営していたという情報も得られたので、
その近縁者を辿っていくと「あくまで家族から聞いた断片的な情報」としつつ、
店内は座敷もある広いスペースだったという証言。
よって1964年に閉店した「翁庵」がタイムスリップ先の候補として挙がったところで検証終了。
以上、不思議体験ファイルまとめでした。