吉田正尚の筋肉を糸井嘉男が解説 ホームランのための室伏トレーニング方法
23年2月13日「S1」では吉田正尚の自主トレに糸井嘉男が直撃取材という事で糸井解説の室伏トレーニングなど番組内容をまとめてご紹介。
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ウォーミングアップ
現役時代には長らく自主トレを一緒に行っていたトレーニング仲間である吉田正尚について糸井は、
糸井「体幹とか股関節周りをすごく大事にしてるんで、そういう所を丁寧にしっかり、柔軟性とかを出すトレーニングを気にしてやっている選手ですね。」
糸井「足を使う時に連動的な動作を意識してやるのは大事。」
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糸井「僕が思うに、シーズン途中からトップが深くなった。」
トップ(=グリップを一番引いた時の位置)が深くなるとご覧のような変化。
この変化によってHR数や長打率の数値が向上していたのが2022年シーズンでしたが、
吉田「自然とボールと距離が取れて、バットが加速して長打がだいぶ出てきました。振り切った時の打球がだいぶ変わりました。ホームランも全部中段とか。」
「ずっと同じって難しいんですよ。日々体調もコンディションも違いますし、対戦ピッチャーも変わりますし。同じスイングの形で10年以上やってる人はいないと思うんですよね。」
もう一つ糸井が気になったのが”下半身の使い方”について。
吉田「右足がついた時に左肩と一緒に左足が折れちゃうんですよ。」
「それを右足のかかとがついた時に一瞬なんですけど、左側を残す。一瞬が大事なんですよ」
股関節の根元だけを捻る感覚で、絶対にかかとが浮いてはダメという吉田のポイント。
最終的に腰が回るのと同時にかかとも浮いていきますが、その動きの直前に一瞬のタメ動作がいるというのが吉田のスイング理論。
糸井「ボール球も振らないし、選球眼にもつながってますよね。」
筋力トレーニング
ジムに移動してトレーニング。
紙風船を割らないように手で持ちながら低い姿勢で練り歩く吉田。
ハンマー投げの室伏広治氏のトレーニング指導を受けてから取り入れている動き。
吉田「すべて野球に繋げていくっていうのが室伏さんと自分の考えるトレーニングなんで。地味ですけどやるとすごいキツイ。みんなひーひー言ってる。」
糸井「バットでどうやって力を伝えるかを一番研究した選手。三振も少ないし、長打も打てる。なかなかいない正尚以外にいないかもしれないですね。」
以上、S1より糸井嘉男解説による吉田正尚のトレーニングについてでした。