おなかが鳴るのを止める方法は?音の対策法まとめ あさイチ
23年4月3日放送のNHK「あさイチ」はおなかが鳴るのを止める方法を特集という事で音の対策法を簡単にまとめてご紹介。
スポンサーリンクおなかの音
解説は消化器内科医の髙山哲朗先生。
先生曰く「おなかの音は全く止められない。絶対に止められない。自分の意思では不可能。」ときっぱり断言。
食べ物を移動させるときに出る生理現象。
特に胃や腸に「空気」が多く存在する時に大きく鳴りやすいそうで、
特に音が鳴りやすい状態として先生が挙げるのが、
「副交感神経がメインになっている場合、腸の動きが活発になる。リラックスしている時に鳴る。」
また過敏性腸症候群を持っている人は逆に「緊張」によってお腹がグルグル鳴ってしまう事も。
必ずしも「緊張」が対策法にはならないわけで、つまり人によって対策法を変えてやる必要がありそうですがその方法とは?
音の対策法
考えられる対策法として先生が教えてくれたのは「アメを舐めて血糖値を上げる」というもの。
血糖値が上がると腸の動きが弱まるのでおなかが鳴りにくくなるとの事。
軽食よりも血糖値が素早く反応するアメが適していると先生。
ちなみにガムは噛む際に空気を一緒に体内に取り込んでしまい、これはお腹が鳴りやすくなる習慣なのでその点は要注意。
他に、あさイチ視聴者から個人的な対策法について寄せられた意見をまとめると、
- 背筋を伸ばす
- おなかに力を入れる
- 胃を押す
- 深呼吸
- 水を飲む
ただし、これらの方法は医学的な根拠が乏しいので「試してみて止まればOK」ぐらいの感覚でいた方が良いとの事。
胃に外部から刺激を与えてやると交感神経が活発になって緊張状態を作り出せるのでその結果止まる可能性はあるという先生補足。
また、心理学者の菅原健介先生によると『今日おなかが鳴りそうです…』と事前にそれとなく周囲に聞こえるように発表しておくことで、
その場がおなかが鳴ってもOKな舞台に変わり、いざ本当に鳴っても気まずい空気にならないという対策法も。
そもそも「おなかが鳴った所で不快に感じる人はあまりいない(100人に2人ほど)」「何となく恥ずかしいだけ」というあさイチアンケート調査もあるので、
その点を考えるとお互いに気にし過ぎないのも大切かもしれませんね。
最後に医師の髙山先生から「おなかが鳴る際に”痛み”を感じる場合は何か病気が隠れている可能性があるので病院受診を勧める」という事でまとめ。
以上、NHKあさイチからおなかの音を止める方法でした。
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