おならの音対策&臭いを消す方法は食べ物の工夫?あさイチ
23年4月3日放送のNHK「あさイチ」はおならが鳴るのを防ぐ方法、ニオイ対策を特集という事で音の対策法を簡単にまとめてご紹介。
スポンサーリンクおならの臭いを消す?
解説は消化器内科医の髙山哲朗先生。
先生曰く「何とかしたい気持ちはやまやまですが…基本的におならを止める必要はない。止めると体の調子が悪くなる。」と医師の立場からの意見。
そもそもおならの大部分は食事の時などにご飯と一緒に飲み込んだ空気。
おならを止めていると血液に取り込まれて肺に移動して口から息として出てしまう(=口臭の原因になる)と先生。
先生のアドバイスとしてはおならの回数が多い(=ガスの量が多い)人は、その量に応じて臭いが減るという事があるので、むしろおならの量を増やす方が良いとの事。
つまり「おならを増やして臭いを薄める」という対策アプローチ。
その際に気をつけるのは、おならを臭くする食品をあまり摂り過ぎないようにすることで、
「肉、チーズ、ブロッコリー、にんにく、玉ねぎ、キャベツ」は要注意。
見落としがちなアブラナ科の野菜(キャベツ、菜の花、ブロッコリーなど)を摂り過ぎないことが大切。
一方で臭いを薄める食品としては、
食物繊維のおかげで腸内細菌が活発なって無臭のガスを多く出すようになるので自然と臭いが消えていくというわけですね。
ちなみに番組内で紹介された消臭素材を使ったおなら消臭パンツ・ショーツや、
おなら消臭グッズのスティックタイプはお尻に挟み込むようにして使用。
音の対策法
考えられる音の対策法としてくにもと病院の肛門外科医・安部達也先生が教えてくれたのは「骨盤底筋体操(QQQ体操)」というもの。
そもそもおならの音が鳴ってしまうのはガスが狭い肛門を勢いよく通過するからであり、
イメージとしては息を吐いて唇をブルブル振るわせる時のような原理。
一方で、唇の力を抜いて息を吐くと音は出ないので、これをお尻の筋肉に同じように当てはめるのがポイント。
その際に肛門の力をリラックスさせてやる必要がありますが、加齢によって肛門周辺の筋肉(肛門括約筋)が硬くなってしまう事を考えると肛門の筋トレが必要。
そこで試すべきなのが「骨盤底筋体操(QQQ体操)」というわけですね。
【肛門をほぐす】
おしっこを途中で止めるイメージでキュッキュッと肛門だけ力を入れて閉める
開け閉め10回で1セット
【肛門を鍛える】
同様の姿勢から肛門だけギュッと閉じたまま5秒間キープ → 10秒間休み
こちらも10回で1セット
ちなみにおならの音対策グッズとして番組で取り上げたのがおなら消音クッション。
最後に医師からのアドバイスで「おならと一緒に便や尿が漏れる、おならの音や臭いが気になって外出時に不安を感じる」といった場合は病院受診がおすすめとの事。
以上、NHKあさイチからおなかの音を止める方法でした。
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