ノイズキャンセリングで音が消える仕組みは?チコちゃん
23年4月7日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜノイズキャンセリングは騒音を消せる?』の答えなど番組内容を簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】谷中敦、村重杏奈
【VTRゲスト】なし
なぜノイズキャンセリングは騒音を消せる?
3問目の出題は、
なんでノイズキャンセリングで騒音が消えるの?
チコちゃんの答えは、
真逆の音をぶつけているから
解説は立命館大学の西浦敬信教授。
音は空気が振動して生まれる「波」が耳に伝わる事で初めて聞こえるようになるわけですが、
ノイズキャンセリングではこの音の波を「真逆」にしたものを元の騒音にぶつけて打ち消すという仕組み。
真逆の音は専門的には逆位相の音といいますが、上下をひっくり返すと逆位相の音に。
真逆にするとどんな風に聞こえるかというと、耳で聞くと元の音と全く同じように聞こえるというのが実のところ。
音の波はプラスとマイナスが交互にやって来るので、どちらが先に来ようとも耳で聞く分には同じに聞こえるわけですね。
そして、元の音と真逆の音を同時鳴らすとプラスとマイナスが打ち消し合って何も聞こえないという状態が発生。
これがノイズキャンセリングの基本的な仕組み。
そしてこのノイズキャンセリングのシステムがイヤホンに搭載されていると、
イヤホンに付いたマイクで周囲の騒音を収録し、集めた騒音と真逆の音を作って騒音と真逆の音が同時に耳に入るようにして騒音だけを消すという仕組みに。
という事で3問目は以上。
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