箱の中身はなんだろなの歴史 最初の中身は何?ゲームの始まりは?バカせまい史
23年4月20日「私のバカせまい史」では箱の中身はなんだろなゲームの歴史を特集という事で始まりはいつから?誰が始めた?最初の中身は何だった?などの歴史をまとめてご紹介。
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元祖は安倍晴明?
時代を遡ると「箱の中身はなんだろな」の元祖は平安時代にまで遡るそうで、
平家物語にはこの時代の陰陽師として名をはせた安倍晴明が帝に「箱の中身を占ってみよ。」と言われ、
中のものに触れないまま「栗でございます。」とぴたりと言い当てたというのがそもそもの始まり。
つまり最初は透視術のような超能力的なものを示すものだったという事。
昭和第一号
平安時代からぐっと時代が経て1969年にはテレビ界初の「箱の中身はなんだろな」が登場しますが、
1969年4月木曜夜9時に放送されていた読売テレビ「まねまねバンバン」の番組内で行われたゲームで、
初めて入れられた中身は「タコ」だったという事実。
ゲーム名も既にこの時代に「箱の中身はなんだろな」と呼ばれていたようで脈々と続くゲームの始まりがここに。
他に中身に入っていた動物が、
小ワニ、カラス、犬、アヒル、ネズミ、ヘビ、オオトカゲ、オオアリクイ、チンパンジーなど。
今ではまず見かけないような大型の動物も普通に入っていたという過激な時代。
当時の箱の作り方は後ろから両手を差し入れるスタイルだったそうで、
大型の動物が入るスペースを確保するために箱もかなり大型だったのでこんな形に。
1969年7月毎日放送「ヤングおー!おー!」では「さわってさわってあてましょう」というゲーム名で行われたり、
1969年8月読売テレビ「スターびっくり箱」は何と「箱の中身はなんだろな」だけの番組。
ところが1973年のワシントン条約によって箱の中身ブームは沈静化。
動物愛護の考えが広まったことで箱の中に動物を入れるのはタブーとされる時代に。
スポンサーリンクアイドル時代
そんな「箱の中身はなんだろな」が復権したのは1980年代のアイドル黄金時代。
中身に過激なものを入れなくてもアイドルたちのリアクションで形になるという事で見事にテレビ業界に復活。
寝起きドッキリのついでにその場で箱の中身を実施したりと「アイドル×箱の中身」という組み合わせがすっかり定着。
番組司会の志村けんからは「とにかく舌を思いきり出してアイドルの手を沢山舐めろ!」という指示も出ていたとか。
ところが同じ手を繰り返すとやがて飽きられるのが世の常という事で、
アイドルやおじさんの他に新発明が絶えてしまった事でまたしても箱の中身は下火の時代に。
2000年代
絶滅の危機に瀕した箱の中身を救った立役者の一人がダウンタウン。
「HEYHEYHEY」で行われたのは「足で触ってなんじゃろな?」ゲームで手から足に変わるという発明。
さらに「志村けんのバカ殿様」では目隠しをした状態で顔に乗せるという新スタイル。
また、バカリズムMCのアイドル番組「アイドリング!!!」ではポケットにアイドルが手を突っ込むバリエーションも誕生。
当時を知るバカリズムによるとかなり際どい企画だったので放送コード的にギリギリで放送後にスタッフが怒られるという事態になったとか。
以上「私のバカせまい史」から箱の中身はなんだろなの歴史でした。