あさイチ 今日の本紹介 花の辞典、草の辞典、ウィリアム・モリス、モーションシルエット、パラパラ名画など
23年4月21日放送のNHK「あさイチ」特選エンタ本紹介コーナーではゲストの西加奈子と共にプレゼントしたくなるおすすめ本を特集という事で花の辞典、草の辞典、ウィリアム・モリスのレターブック、飛び出す影の絵本、パラパラ名画など書籍一覧をまとめてご紹介。
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花の辞典、草の辞典
新井光史『花の辞典』
森乃おと、ささきみえこ『草の辞典』
植物の辞典は数あれどこの2冊はとにかく”かわいい”のが特徴。
どちらも手の平サイズでハードカバー。
花の辞典は春夏秋冬の季節ごとに分類した206種類の花を美しい写真とともに掲載。
辞典だけではなく巻末には花の買い方、飾り方、長持ちさせる方法、花飾りやアレンジ方法など花のハウツー本としての面も。
草の辞典は春夏秋冬の季節ごとの草花193種の美しい写真を掲載。
それだけではなく草や花にまつわる言い回し、季語、名言なども掲載されていて草を食べるレシピなども掲載。
ウィリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツの世界
デザイン画100枚を集めたレターブック。
ウィリアム・モリスは19世紀イギリスの美術思想家であり、デザイナーでありという人物。
モダンデザイン、工芸アートの元をたどるとウィリアム・モリスに辿り着くといわれる美しくてかわいいデザインが目白押し。
画集として、便箋としても使えるので目で楽しみながら誰かに贈るのを想像してみたり。
モーションシルエット かげからうまれる物語
世界で最も美しい本コンクールで銅賞に輝いた本作は、飛び出す絵本に光を当てて影を作り出すことでさらに表情が変わる仕組み。
本のテイストは大人な雰囲気でまさにプレゼントしたくなる絵本。
ゲストの西加奈子が一番欲しいと語ったのがコチラの本。
ちなみに世界で最も美しい本コンクールの他の受賞作品は、
『100年ドラえもん 50周年メモリアルエディション 全45巻豪華愛蔵版セット』
『くままでのおさらい 特装版』
『21世紀スポーツ大事典』
『詩集 トットリッチ』
パラパラ名画
『パラパラ名画 ムンク 叫び』
『パラパラ名画 モネ 印象、日の出』
その名の通りムンクとモネの作品をパラパラ漫画のアニメーションのようにして楽しめる人気のシリーズ。
名画から生まれるストーリーを目で見て楽しめるのが特徴。
くもをさがす
最後にゲストの西加奈子が初めて書いたノンフィクション作品『くもをさがす』を紹介。
家族と共にカナダ・バンクーバーに移住したタイミングで発覚した乳がん。
おりしも新型コロナの感染が広がっている時期という事もあってなかなか稀な異国での治療体験談。
体験を通して「自分の体は自分が決める」「外面は気にせず自分のしたいようにする」と改めて感じたきっかけに。
西加奈子としては初めて「自分の事を書いた本」で、
こんな経験をしたんだから絶対に本にしてやると作家魂に燃えながら書いたという自身の感想も。
以上、あさイチでおすすめされたプレゼントしたくなる本一覧でした。
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