あさイチ 今日の映画紹介 クロース、トゥ・レスリー
23年7月21日のNHK「あさイチ」特選エンタ映画紹介コーナーではゲストの稲垣えみ子と共にCLOSE/クロース、To Leslie トゥ・レスリーの2つを紹介という事で映画一覧をまとめてご紹介。
スポンサーリンク
CLOSE/クロース
13歳の少年二人の関係の変化を描く作品で2022年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど各国の映画賞47冠。
主人公は幼馴染のレオとレミの二人。
幼いころから四六時中一緒に過ごす二人は親友以上の兄弟のような間柄。
そんな二人は13歳になって同じ中学校に入学しますが入学初日、距離の近い二人の関係性をいぶかしそうに見つめるクラスメイト。
「聞いてもいい?二人は付き合ってるの?」
興味津々で尋ねるクラスメイトに二人の返答は「いや。なぜ聞くの?」「手もつながないし、キスもしない。絶対に違う。」
ムキになって否定するレオでしたが、それから徐々にレミから距離を置くように。
毎日一緒が当たり前だったのに急に避けられるようになった事で傷付くレミはとうとうクラスメイトたちの目の前でレオに掴みかかって大げんかに。
これがきっかけで二人はますます別行動をとるようになり、仲直りしたい気持ちを抱えながらもそれを言い出せないまま時だけが過ぎていく事に。
そんなある日、課外授業にレミが欠席すると一日中気になってしょうがないレオ。
すると涙を流す親に告げられた衝撃の事実「落ち着いて聞いて。レミが…」
永遠を壊したのは、僕。
To Leslie トゥ・レスリー
19万ドル(日本円で約2500万円)の宝くじに当選するもそのお金をお酒につぎ込んでお酒に溺れ、行き場を失ってしまうシングルマザーが主人公。
注目は主人公を演じたアンドレア・ライズボローのアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた演技。
アメリカで公開された際には単館上映で興行収入も350万円程度という小規模なものだったのが、
映画を観た映画関係者から「演技が凄すぎる…」と絶賛が相次いだことからSNSで話題が広がり一気に注目を浴びるようになった作品。
宝くじに当たったばっかりに逆に生活に困窮するようになってしまったシングルマザーのレスリーは疎遠になっていた息子に助けを求めようと遠路を行くことに。
職を得てしっかり自立した生活を送る息子の家に転がり込むことになったレスリーでしたが、
息子からは「自立して。酒はダメ。」と一緒に生活するにあたってのルールを課される事に。
最初こそは禁酒を誓ったレスリーでしたが、すぐに家に残されていた金を盗んで酒を買いに走る有様。
息子の家からも追い出されて次に辿り着いたのは、宝くじを当てた際に住んでいた田舎町。
息子から世話を頼まれた古い知り合いの家に転がり込むも、やっぱりここでも酒浸りの生活に逆戻りしてまた追い出される事に。
そこで出会ったのがモーテルの従業員で「望むなら雇ってあげよう。仕事は簡単。時給7ドル。部屋の清掃や雑仕事。部屋と食事付き。」というオファー。
仕事に就けたレスリーはそれをきっかけに後悔だらけの過去を振り返るように。
失望させてしまった息子の為にも人生の立て直しに一念発起。
以上、今日の映画紹介でした。
NHK「あさイチ」に関する全記事はこちらのリンクから