プレバト俳句炎帝戦2023 出演者&ランキング結果 夏タイトル戦優勝者は梅沢富美男に
23年8月3日「プレバト 3時間SP」では夏の俳句タイトル戦・炎帝戦を開催という事で出演者や作品ランキング一覧&夏井先生の添削など結果をまとめてご紹介。
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出演者リスト
スポンサーリンク屈辱のランク外(15位~11位)
まずはテレビで作品発表すら無い屈辱の15位~11位まで。
15位最下位 ニューヨーク嶋佐『夏惜しむ キープボトルを 一人呑む』
妙に凝ったりしない素直な作りの句としては評価できるものの、特筆すべき点があまりないのが厳しい所。
混濁のスープだけではどんなメニューなのか見えてこないと夏井先生の指摘。
風青しは青葉や海の空気など清々しいイメージを持った新しい季語。
かき氷を題材にして夏の俳句としては良いものの、行きつけの店の雰囲気が出せていないのが最大の敗因。
常連の雰囲気は上手く出ているものの、
鰻ではなく他の食べ物でもいいので季語が動いてしまうのが最大の問題点。
レストランではなく「店」にして余った音で常連の雰囲気を出した方が良かったのでは?と夏井先生。
続いてテレビ放送アリのランキング10位から一覧で。
スポンサーリンク10位~4位
10位 春風亭昇吉『キープボトル 墓碑銘となる 夏のBAR』
キープボトルとBARの二つをわざわざ書く意味があるのか?というのが評価の争点。
『晩夏なるBAR 墓碑銘となる ボトル』と語順を逆にしつつ韻も踏む添削案であれば季語も立って来ると夏井先生のアドバイス。
「溜める」の表現について評価が割れる点が足を引っ張り、
『西日の店 いつも影だけが 呑んでる』の添削案であれば行きつけ感がもっと表現できたのでは?と夏井先生。
絶対に順位を付けないといけないタイトル戦ではダメ出しが多くなくとも添削案が出た時点でなかなか上位は難しくなるシビアな世界。
「は」を上手く使って行きつけ感を出す工夫をした句。
一方で、店主に対してなぜお辞儀をしているのか?解釈の仕方が幅広くとられ過ぎているのが問題点と夏井先生。
ただし何か重要な事があったのかな?という匂いだけは感じさせるのでこの句はこのままにしておくのが良いとも。
ざっくばらんなセリフで行きつけ感を出すタイプの作品。
ただし「酒場」だと屋内をイメージしてしまうので、そうなると夕涼がちょっと活きないと夏井先生。
『屋台』または『中洲』など具体的な地名を入れても良かったのでは?というアドバイス。
スポンサーリンク末伏は立秋後の真夏のような酷暑日のこと。
「末伏の タッカンマリ」のリズム感が楽しい句という夏井先生の評価。
一方で「土地区画整理」については受ける側?仕事に携わる側?と解釈にバラつきが出てしまうのが問題点。
それを踏まえて『地上げの噂 末伏の タッカンマリ』などとすれば土地区画整理される側だなとハッキリわかると夏井先生の添削案。
店の書き入れ時に大忙しの大将をしり目に申し訳なさそうに小ジョッキを頼む常連客の姿がありありと。
土用鰻の季語が上手く活きていると夏井先生の高評価。
日中の強い日差しを思い浮かべた途端に「夜は」と来る面白さ。
助詞の「は」を置くことでお店の色んな顔を知っている常連の自分を表現。
唯一もったいない点は「古都」から入っているので常連というよりも観光客を連想してしまうのがマイナス。
スポンサーリンクトップ3
お客さんのセリフを入れ込むことで行きつけのお店を表現した巧みさを褒める夏井先生。
ちょっと下世話な話で盛り上がっている場面に取り合わせた「鱧の皮」も上手く効いていると高評価。
奇しくも3位、2位と表彰台の2人が鱧をチョイス。
「はんなり」の言葉で京都を連想させ「抜けて」で空間を表現。
呼び鈴の涼しげな音、最後に持って来た鱧など作品の完成度高し。
直接的に常連客を表現していないにもかかわらず、何となくそう感じさせる上手さを絶賛の夏井先生からは「粋な一句だね。」の誉め言葉。
水貝は生のアワビを水に浮かべる料理の事で夏の季語。
「清く」のワードで水貝だけではなくお店の清潔感や上品さも表現する上手さ。
「まず一献」で行きつけ感を表現して、句全体を通して季語をしっかり活かしつつ店の雰囲気なども上手く伝える工夫もされて1位にふさわしいと夏井先生。
それにしても句集発売が4月、浜ちゃんの還暦記念で開催された単発のタイトル戦・浜田杯優勝が5月、
そして今回の炎帝戦と句集を発売した途端にタイトル奪取が続いている梅沢富美男。
まあただの下衆の勘繰りという事で。
プレバト俳句 タイトル戦浜田杯 出演者&ランキング結果 優勝者は梅沢富美男に
以上、プレバト炎帝戦2023の結果まとめでした。
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