あさイチ 今日の本紹介 8月のソーダ水、エリオと電気人形、乙女怪獣キャラメリゼ、異刻メモワール
23年8月25日放送のNHK「あさイチ」特選エンタ本紹介コーナーはゲスト浜辺美波とファンタジーマンガ特集という事で8月のソーダ水、 エリオと電気人形、乙女怪獣キャラメリゼ、異刻メモワールなど書籍一覧をまとめてご紹介。
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乙女怪獣キャラメリゼ
恋をすると怪獣に変身してしまう女子高校生が主人公の新感覚ラブコメ作品。
高校1年生のクロエは感情が高まると体の一部が怪獣のように変化してしまう謎の病に悩む事に。
幼少期にこの奇病のせいで失恋を経験し、周囲からも恐れられるようになってしまったクロエでしたが、
今では病と上手く付き合いつつ、周囲とは距離をとりながら過ごす毎日。
そんなある日、クロエは学校中の人気者である新汰に声をかけられてドキッと。
人気者過ぎて一人になりたい新汰と、人を避け続けて一人になりたいクロエはやがて惹かれ合って少しずつ交流を深めることに。
ところがある日の帰り道、新汰に手を握られたクロエはかつてないほどの感情の高ぶりを覚え、それまで抑え込んでいた病の症状が一気に爆発して全長100mの大怪獣に変身。
「私は私をもう止められない。」
この先二人の関係はどうなっていくのか?第6巻では遂に…
少女漫画要素、怪獣特撮、ラブコメと引っかかる要素満載。
ちなみに漫画好きで知られるゲストの浜辺美波が今回紹介された中でインパクトがあって一番気になる作品として挙げたのがコチラ。
浜辺美波「最初のインパクトがやっぱりすごい驚きで。笑。今の所何も想像がついていないのでここで読まないっていう事は無い気がします。気になり過ぎて。笑」
エリオと電気人形
電気を失いながらも再び復興をすすめる人間の世界を旅する人間&機械の旅を描いたファンタジー作品。
物語の舞台は人類とAIの100年戦争が終結してから10年が経過した世界。
人類は”電気”を完全に放棄する事でAIとの戦いに勝利しますが、戦後は電気に代わってエネルギー資源として蒸気が使われる事に。
そんな世界にあって主人公の少女エリオは体内で電気を生成できるという特殊な体質をしていて、相棒のアンジュはAIによって造られた機械人間。
アンジュはエリオから電気をもらう代わりにエリオを育てるという間柄で、二人は人里離れた場所で生活していましたが、
ある日、二人は人間の世界を旅する事を決意し、様々な人との出会いを通して成長していくエリオ。
人間の感情を理解しないはずの機械のアンジュも旅を通して徐々に”心”を得るように?
雰囲気は映画ターミネーター2のジョン・コナーとターミネーターT-800のロードトリップのような?
まだまだ既刊1巻でこの後どうなっていくのかは謎ながら随所に張られた伏線もどうなるのか?今後に期待が置ける作品。
8月のソーダ水
海辺で暮らす女の子が体験する不思議な物語。
発売されてから10年近くが経過した作品ながら「夏になると毎年売れる漫画」の一つ。
物語の舞台は海辺にあるのどかな町で主人公はバイオリンを弾くのが大好きなリサ。
毎日の日課は海岸にバイオリンを弾きに行く事ですが、その海岸には遠くの海から運ばれて来たと思われる様々な漂流物が。
リサが愛用するガラスのバイオリンやケースも全てこの海岸で拾ったもの。
ある日喉が渇いたリサはラムネを買いに出かけますが、店主のおじさんからはビー玉にまつわる不思議な話を聞くことに。
別の日には友人のもな子ちゃんと一緒に灯台に出かけたリサでしたが、そこでバイオリンを弾いた途端に灯台に足が生えて勝手に歩き出し、
灯台に乗って町を散歩する事に。すると、いつの間にやら道に迷って気付けば知らない町に。
こんな不思議な物語が短編として集められていて、絵本作家もするイラストレーターの作者という事もあってページを開くと涼しげなコマに癒され、
ほんわかファンタジーに癒されと夏になると読みたくなるのは納得。
異刻メモワール
現実世界で生きる意味を見出せない少年が異世界に迷い込んでしまい…というファンタジー作品。
主人公は空想世界に現実逃避する少年トモ。
そんなトモはある日、下校中に異世界の住人リツと出会った事で異世界に迷い込み、帰り方が分かるまでその奇妙な世界で暮らすことに。
優しい住人たちと触れることで独りぼっちだった少年の心には変化が。
読んでいると異世界とは言わずともどこか日々の疲れをいやす旅をしたくなるようなそんな作品。
以上、あさイチでおすすめされたファンタジーマンガ一覧でした。
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