不安は必要なもの?不安・緊張をほぐす方法は口に出す&おすすめエクササイズ チコちゃん
23年9月15日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『不安ってなに?』の答えや不安や緊張のほぐし方など番組内容を簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】萩原聖人,生見愛瑠(めるる)
【VTRゲスト】なし
不安ってなに?
2問目の出題は、
不安ってなに?
チコちゃんの答えは、
人類誕生から備わっている生き抜くための武器
解説は明治大学の堀田秀吾教授。
人類は大昔から不安を感じてそれに準備・対処する事で有利に生き残って来たという長い歴史。
狩猟生活をしていた石器時代において、命を脅かす天敵や自然災害などから身を守るためには、ちょっとしたことでも不安を感じて事前に危険を察知して回避する能力は生死に直結。
人類が誕生したのは約700万年前といわれ狩りを中心とした生活をやめたのは約1万年前で、人類の長い進化の歴史からすると1万年前はつい最近の出来事。
この1万年では人間の心と体はそんなに進化しておらず、石器時代の頃の危険を察知して不安を感じる本能は未だに根強く残っていると堀田先生。
不安は現代社会においてもピンチに陥った際に行動を起こす準備を促す重要な役割を担っていて、
脳が刺激を受けることによって様々なホルモンが分泌されて心拍数が血圧が上昇して注意力&集中力アップに。
一方で不安が強いストレスになってしまうのも事実で、堀田先生によると「自分が不安だと考えてしまっている事」が原因で、
「私はわくわくしている。」と口に出して言ってみると解消されるというアドバイス。
実際にハーバード大学で行われた実験では、人前で歌う前の不安や緊張に対して「不安だ。」と口に出すよりも「わくわくしている。」と口に出したグループの方が良いパフォーマンスを発揮できたという結果。
さらに元気な動き、へんてこな動きを行うのも有効で先生がよく実践しているのが、
背筋を伸ばすと男性ホルモンのテストステロンの分泌が促されて活力に。
「わくわくしている!」と大声で言いながらとにかく手足をでたらめに動かしてハッスル。
という事で2問目は以上。
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