カズレーザーと学ぶ 隠れ味覚障害は昆布だしで治る?カズの2週間検証結果は驚きの
23年10月31日「カズレーザーと学ぶ」では隠れ味覚障害と6番目の味覚=脂肪味、カズレーザーの2週間改善結果について解説という事で番組内容をまとめてご紹介。
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6番目の味覚
解説は徳島大学大学院の堤理恵先生。
人間の味覚には「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」の5つがありますが、
九州大学の発表では「第6の味覚=脂肪味」があるという事が最近の研究で判明。
その名の通り脂肪を感じる味覚である脂肪味は甘味やうま味と一緒に感じることでそれらの感じ方を増幅させるブースターの役割をしていると考えられていて、
この脂肪味の感じ方が鈍いと大量に糖質などを摂ってしまう原因にも。
北乃きいが指摘されていたように、食事を抜くダイエットなどを行っていると味蕾が刺激されずに全体的に味覚が鈍感に。
特にダイエットの敵にされやすい脂肪などを感じる力が弱まると味覚障害になってしまう事も。
こうなると適切な食事量では満足感が得られずに肥満に繋がってしまうリスク。
といってもとにかく甘い物、脂っこいものを沢山摂って味蕾を刺激してやればいいのでは?と思いがちですが、そうなると今度はちょっとの刺激では反応しなくなってやはり味覚障害に。
ちなみに脂肪味だとサラダ油などに含まれるリノール酸を摂りすぎると脂肪味が機能低下を起こすと指摘されているので、
その代わりに機能低下を起こしにくいとされているオリーブオイルなどに含まれるオレイン酸、エゴマ油などに含まれるα-リノレン酸を摂るように心がけると良い堤先生。
カズレーザーの隠れ味覚障害改善
以前の放送で隠れ味覚障害が指摘されていたカズレーザーの味覚数値がコチラ。
そこで堤先生がアドバイスを行ってカズレーザーの味覚が治るのか?実際に検証してみることに。
その前に隠れ味覚障害について詳しく調べるために堤先生が行ったのがトマトテスト。
トマトは酸味の他にうま味のグルタミン酸も含まれている食品なので、プチトマトを口に入れると正常な人ならば「ひと噛みで酸味、噛んでいるうちにうま味」を感じるのですが…
カズレーザー「う~ん…めちゃめちゃトマト。どれが酸味なのか…えっ!?酸味ってどれなんだ…」
噛んでいるうちに感じてくるはずのうま味に至ってはどれだけ神経を集中させても「分かんない…噛んでたら味が変わるってことですか…?」とギブアップ。
味覚障害になってしまう原因は大きく5つの原因があり、
- 亜鉛不足
- 偏食
- 早食い
- ストレス
- ドライマウス
この中でカズレーザーの味覚障害の原因として堤先生が指摘したのが「ドライマウス」で水を普段あまり飲まないというカズレーザーの生活が気になるとの事。
味覚を伝えるのに大きな役割を果たす唾液の分泌が水分摂取量の少なさに影響を受けているという指摘。
そこでカズレーザーが行った改善方法が、
というシンプルな方法。
必ずしも冷たい水で行う必要は無いので白湯などに溶かしてスープ感覚で飲むのもOK。
一気飲みする必要は無いので1日かけて500mlの昆布だしを飲んでいけばいいだけですが、
だしをただそのまま飲むのは「海水を飲んでる感覚」でかなりしんどいとカズレーザーの感想。
味覚障害だとうま味が感じられないので塩味だけが際立って感じてしまいこんな感想になってしまうんだとか。
どうしても飲めないという人は慣れるまで口に含んでゆすぐだけでも味覚のリハビリになるそう。
かなりしんどそうなカズレーザーですが昆布だし生活を何とか頑張って2週間継続。
5日経っても飲むたびにゴホゴホと咳き込む苦行。
それでも10日後にはキツさは相変わらずですが、海っぽい磯の香りが感じられるようになってきたと実感。
全ての数値が改善してうま味、甘味に関しては大幅に回復。
味を感じる味蕾自体が10日ぐらいで生まれ変わるサイクルなので回復させるのは短期間でも効果があると堤先生。
500mlの水分を余計に摂るようになったので一日の水分摂取量が自然と増えてドライマウスも改善している効果が出たおかげもあるとの事。
今後は週1ペースで和食を食べるなどしてこの味覚をキープすると良いとアドバイスも。
以上、カズレーザーと学ぶから隠れ味覚障害の治し方検証でした。