ケンミンショー 熊本とんこつラーメン店一覧 黒亭、玉名ラーメン(天琴)、味千拉麺、好来など
23年11月23日「秘密のケンミンSHOW極」では熊本のとんこつラーメンを特集という事で紹介された店を一覧でまとめ。
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黒亭など
「黒亭ですね。王道っす!THE熊本ラーメン。」
「熊本で一番人気じゃないですかね?開店前からバァ~並んで。マジで食って帰って欲しい。」
「たいぎゃうまか~!福岡は細麺なんですけども、熊本は中太麺ですね。モチッとした食感。味もより楽しめる。」
見た目のこってり感に反してスープはグイグイ飲めるあっさり系なんだとか。
「口に入れた瞬間、豚骨の風味が出るけどあっさりしててコクがある。後口に豚骨の風味が少し残るのが心地良い。是非食べて欲しい。人生観変わります。」
一般的な豚骨スープは骨を砕いて旨味を抽出するおかげで濃度が高いドロドロ系スープに仕上がりますが、
豚の頭の骨を砕かず使ってスープを作る熊本ラーメンではサラサラ系スープに仕上がるのが特徴。
スープに浮かぶ黒い粒はニンニクを焦がしたマー油でこれも熊本ラーメンのトレードマークの一つ。
ちなみに熊本市出身の俳優・竹財輝之助が帰郷したら必ず行くというお店が大黒ラーメンだそうで3歳ぐらいから食べているほどの筋金入りのファンとの事。
玉名ラーメン:天琴
熊本ラーメンの源流といわれるのが玉名ラーメン。
「玉名ラーメンは行った方がいい。めちゃめちゃ美味しい。」
「臭うんですけどそれがうまかっちゃん!」
「玉名は濃ゆいんですよ。表面に1センチぐらい油。あっさりを食べてた方は濃ゆすぎてちょっとどうかな…?スープまでイケるかな?」
ラーメン店から50m離れていてもすでに豚骨が香ってくるほどの威力を誇るのが玉名ラーメンとの事。
黒いマー油の姿は見えませんが表面はラードでコーティングされているような状態。
麺も熊本ラーメンより少し細い中細麺。
「めっちゃうまかばい!玉名ラーメンって言ったらコクがあるこってり。ギトギトですね。豚の濃ゆい味。豚の髄まで溶かしまくった。」
スープに使うのはゲンコツ一種類のみながら、調理中のスープにそのまま骨ごとガンガンぶっ込み。
天琴では創業の昭和32年以来スープに継ぎ足し継ぎ足し。
どんどん出て来るアクも一切取らないそうで「アクを取ると良さが出ないです。」と店主はニヤリ。
アクを取るとキレイなスープが出来る代わりに雑味、味の複雑さ、濃厚さが失われるので玉名ラーメンの魂が抜けてしまう様子。
濃度計で測ってみると一般的なとんこつラーメンに比べて2倍以上の数値を叩き出すのが玉名ラーメン。
元々は久留米ラーメンの流れを汲み、熊本市内に徐々に移動していく過程で移り変わっていたという歴史があるとか。
味千拉麺
熊本県を中心に全国に68店舗を構え、海外に637店舗展開する熊本発の世界的ラーメンチェーン店。
味千拉麵の副社長・重光悦枝さんによると熊本でとんこつラーメンを広めた張本人は味千拉麵創業者の重光孝治を含む3人衆。
昭和27面に久留米ラーメンのお店・三九が玉名市に進出してきたことを契機に「こんなラーメンを熊本でも広めたい!」と3人それぞれがラーメン作りスタート。
木村一=松葉軒(現在は閉店)、山中安敏=こむらさき、重光孝治=味千拉麵
ここから熊本にとんこつが広まって行ったという熊本とんこつヒストリー。
好来ラーメン
「黒い豚骨スープでイカ墨みたいな。」
「見た目以上にマー油がきいとっとがです。マー油最高です。」
一般的な熊本ラーメンではマー油は10g程度使われるのに対して好来ラーメンでは3倍以上。
以上、ケンミンショーで紹介された熊本ラーメン店一覧でした。