プレバト色鉛筆2024 タイトル戦出演者&結果 優勝の辻元舞作品は歴代最高傑作
24年1月11日放送の「プレバト3時間SP」はタイトル戦の第2回色鉛筆コンクールを開催という事で出演者や結果&先生お手本など一覧でまとめてご紹介。
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出演者
7人に共通するお題はくじ引きで選ばれるミート矢澤の系列店のメニュー2品で優勝するとメニュー表に採用されるという特典付きの第2回色鉛筆コンクールスタート。
スポンサーリンク作品順位結果
- 色選び 27
- 明暗 24
- 塗り方 27
- 美味しそう 4
- 合計 82点
全体的に薄くて色が足らないので美味しそうに見えないと三上先生の指摘。
担々麵のスープの色も白すぎて下書き状態のようでここから塗り込むべきとダメ出し。
明るい部分に色をほとんど塗っていないのは栗原恵作品と同様でも、器などの影を暗くする工夫でコントラストを強調するテクニック。
ちなみに器は最初にねずみ色を塗り、影は緑や黒、ラー油の反射は赤、仕上げにだいだい色という塗り分け。
6位 犬山紙子『無添加ソース焼きそば&ミートボールのトマト煮込み』
- 色選び 29
- 明暗 29
- 塗り方 30
- 美味しそう 5
- 合計 93点
たまごとキャベツの描写が高い評価で特にキャベツの凹凸感や炒められてしんなりした雰囲気やソースの色づきなどは一目で分かる上手さ。
たまごは黄身のトロトロ感ややわらかそうな雰囲気を醸し出す丁寧な描写。
一方で作品に必ず差がつくように10点満点で採点される「美味しそう」の評価は下から2番目と低評価。
焼きそばの下書きの線なのか、全てに縁取りが濃くついてしまっているので麺が硬そうに見えるという致命的なミス。
麺は赤茶色で輪郭を濃く作った上で紫色を塗ってソースが絡んだ濃い部分を強調し、改めて赤茶色で全体を馴染ませ、明るい部分はだいだい色、影の部分は焦げ茶と4色使い。
- 色選び 29
- 明暗 30
- 塗り方 29
- 美味しそう 6
- 合計 94点
肉にしたたる肉汁の色選びは絶妙と高評価。
さらに一粒一粒に表情があるコーンのディテールも見事で丁寧な陰影のおかげで丸み・厚みが表現できていると三上先生。
ただし肉とフォークの影が黒すぎて下手をすると表面についた焦げのように見えてしまうというダメ出しも。
この部分が強調され過ぎていて美味しそうに見えないという指摘。
細かい所にも手を抜かずに丁寧に描いていたのに残念。
フォークに刺さっている肉を見たくっきーからは「ヤバ…何これ…」と感嘆の声。
明暗を強調していないので肉の照りがくっきり。
スポンサーリンク4位 久保田裕之『極上牛サーロインのすきやき&彩り野菜のサラダ』
※得点発表はナシ
割下に浸かっている肉や玉ねぎなどの具材の描き分けは美味しそうに仕上げていて最高評価の10点を獲得。
一方で湯気の描き方を追給し過ぎたあまりに明暗が弱くなってしまったと三上先生の指摘。
湯気を強調しつつも鍋に映る光、金属のシルバーなども意識して明暗を付ける事で作品の鮮やかさアップ。
3位 田中道子『Luce Bianca Burger&自家製ロースハム スペイン産ツナと半熟卵のソース』
- 色選び 29
- 明暗 30
- 塗り方 30
- 美味しそう 7
- 合計 96点
牛肉の美味しそうな描写は非の打ち所がないと三上先生絶賛。
さらにバジルソースの描き分けもバッチリ。
ただしハムの手抜き感が足を引っ張ったようで、青みがかった影の色が間違っていて食欲がそそられないとダメ出し
ねずみ色と薄紫を使った田中道子に対して、三上先生は赤茶色・だいだい色・茶色・赤などハムやソースと同系色を塗り重ねて美味しそうに仕上げ。
スポンサーリンク2位 HG『厚切り上タンなど四種の盛り合わせ&正真正銘のユッケ』
- 色選び 30
- 明暗 30
- 塗り方 30
- 美味しそう 8
- 合計 98点
赤身の柔らかさ、タンの張り感などの質感の描き分けがバッチリ。
さらにトングを握る手は重みすら感じさせる絶妙な描き方と三上先生絶賛。
グリルのステンレスについた傷や映り込みなど手抜きは一切なく、特に先生でも描くのが面倒と語るお皿もきっちり。
お皿と影の隙間に細い線を入れるという高等テクニック
のお陰でテーブルとの境目をしっかりつけている点は先生も感心するほど。
ただし左に傾いて見える構図にしてしまった点、焼いた肉を奥に置いて小さく描いている点が足を引っ張って減点。
色鉛筆の技術は完璧だったのに構図のミスで優勝を逃すという結果に。
やっぱり焼かれた肉が主役。
- 色選び 30
- 明暗 30
- 塗り方 30
- 美味しそう 9
- 合計 99点
事前アンケートで辻元舞を含む7人中5人が一番描きたくないと語っていた難題のトンカツが大当たりするという不運にもかかわらず逆境を押しのけて見事優勝。
揚げたてのカリカリの衣は明暗も深くて、中のお肉や脂身も質感バッチリでめちゃくちゃ美味しそうと三上先生。
生姜焼きも抜かりなしで細かく描いた肉の繊維や色の差で表現したソースの量やツヤ感も完璧。
厚みや光と影が伝わる網の描写は「なかなか描けないですよこれ。」と三上先生大絶賛。
さらに脂の浮いたタレは先生が口ごもるほどの傑作。
「これまで見て来た作品の中でも一番って言っていいんじゃないかと思います。歴代1位で。」と三上先生太鼓判。
以上、プレバト第2回色鉛筆コンクール結果でした。
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