カズレーザーと学ぶ 隠れ歯ぎしりの治し方は食物繊維
24年1月23日放送の「カズレーザーと学ぶ」では顔が歪む原因になる隠れ歯ぎしりを食べ物で治す方法を解説という事で簡単にまとめてご紹介。
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隠れ歯ぎしり
解説は岡山大学の外山直樹先生。
歯ぎしりは他人から指摘されて初めて自分が歯ぎしりしていると気付くパターンが多く、調査によるとその割合は実に6割で半数以上が無自覚という事に。
歯ぎしりは大きく分けて3つのパターンに分かれていて、
- グラインディング – 横にギリギリこする一般的なタイプ
- タッピング – カチカチと上下に動かすタイプ
- クレンチング – 強く嚙み締めたり食いしばるタイプ
グラインディングとクレンチングで全体のほぼ9割を占めるので、タッピングはかなり稀なタイプ。
ただし、この中でクレンチングについては音が鳴らないので他人から指摘されにくく要注意。
起床時にアゴが痛かったり、だるい感覚があったり、歯のすり減り、舌の周囲がギザギザと歯型に合わせて変形していたりという症状に心当たりがある人は歯ぎしりがひどい可能性大。
ちなみに歯ぎしりはほぼ100%の人が睡眠中に行っているのが普通の事で、その度合いがひどくなると体に悪影響が出て来るので、歯ぎしりを完全なゼロにするのはなかなか難しい、ゼロにする必要はないというお話も。
歯ぎしりをする原因については、
アルコール、ストレス、たばこ、カフェイン、睡眠時無呼吸症候群、女性に多い(女性ホルモンの影響?という仮説)など。
スポンサーリンク食物繊維
治療法としてはマウスピースをはめて歯を守ったり、ボトックス注射でアゴの筋肉を減らすといった対症療法が主ですが、外山先生は栄養素と歯ぎしりについて研究を進めており「食物繊維」が非常に重要という結論に至ったとの事。
食物繊維の中でも水溶性の食物繊維(わかめ、ひじき、めかぶなど)が重要で、それらが腸内環境を整えてくれた結果として睡眠の質が向上して自然と歯ぎしりも収まってくるという傾向になるとか。
食物繊維をサプリの状態で摂取しても歯ぎしりが収まるかどうかについては研究段階との事。
以上、カズレーザーと学ぶから睡眠の質を上げる部屋作りについてでした。